今回の旅行は松阪の東横インに2泊。
流通の発達した昨今、松阪牛も全国どこに居ても食すことは可能だが、やっぱりご当地松阪の地で味わってみたい。
前日は、【かめや】でステーキ。
http://e-syun.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/post_6304.html
今日は、すき焼きを食べてみよう。
予約なしでも早めに行けば入れるかと思い、まずは【和田金】へ。
GWの真っ只中、当然の如く、予約で満席。
では、少々離れた場所にあるが、【牛銀本店】へ。
店舗は、風情溢れる古い街並みの一角にある。
附近の景観に溶け込む【牛銀本店】の建屋。
なかなか趣きがある。
17時過ぎに行ってみたのだが、幸い、15分程待てば入れるとのこと。
待つ間、メニューを眺めると、ここもたいそうご立派なお値段。
ここは別世界と割り切り、値段のことはとやかく考えまい。
通されたのは、各テーブルが衝立で仕切られた大広間。
こういう雰囲気は好き。
浅草界隈の牛鍋屋みたい。
「すきやき・橘(10,500円)」を二人前注文。
これが二人前、惚れ惚れする色艶。

仲居さんが早速調理を始める。
まずは、肉の半分を。
南部鉄製の鍋底に、ラードをまんべんなく塗り、牛肉を敷く。
そこに醤油と砂糖・・・割り下を使わない関西風。
目の前のグツグツという心地よい音色を聞きながら、仲居さんと世間話。
【牛銀】の収容人数は120名ほど。
玄関では順番を待つ客が数組いると思われるが、調理の出来る仲居さんが7~8人しかおらず、これがボトルネックの由。
広間の空いたテーブル席がちょっとばかり虚しい感じ。
さて、美味しく出来上がったすき焼き・・・至極の食感。
ふだん食べているすき焼きとはまるで違う。
二回目は、野菜を調理した際の昆布出汁の旨味が浸み込んだすき焼き。
これもまた、かなりイケる。
もう一人前肉を追加し、お腹もまあまあ満足。

目の前で調理してくれるすき焼き、ものの数十分で食べ終えた。
お会計時にタオルと昆布茶を頂く。
外はまだ薄明るい。
店の前もだいぶ混んできた。
暮れゆく街並みを散策。
ホテルに着くころは、だいぶ暗くなっていた。
帰り際、コンビニで缶酎ハイ。
平成24年4月29日訪問
『牛銀本店』 三重県松阪市魚町1618
牛銀本店 (牛料理 / 松阪駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
お伊勢参りにも拘らず、ちょっと離れた松阪に宿を採ったのは、安価に泊まれる東横インがあったからでもあるが、やっぱり、松阪牛が食べたい!
初日(28日)の晩は、【かめや】でステーキ。

【和田金】、【牛銀】が有名店だが、流石にGWは混んでおり、予約なしでは何時間待たされることやら・・・
で、空いていると言っては申し訳ないが、駅近のこちら【かめや】へ。
精肉店が経営しているレストランにつき、無難であろう。
お目当てのステーキ、メニューを見ると、8,400円~18,900円(サラダ付)。
なかなかご立派なお値段。
しばしメニューと睨めっこ。
妻も私も、お店お奨めの「12,600円」のステーキと「ライス(210円)」を注文。
しばらく待って出て来たステーキ、厚みは10mm程。
重量は、150g程度か。
高級なステーキを前に、ナイフとフォークを持つ手が震える。
ミディアムでの焼き上がりだが、肉汁をたっぷり含んだ赤身。
最初のひと口は、かなり緊張。
日ごろ食す牛肉独特の臭味というか匂いは、皆無。
そして、とことん柔らかい・・・肉が溶ける・・・美味過ぎ!
ただ、私たち夫婦の舌では「12,600円」の価値はわからない・・・
世界に誇るブランド、松坂牛、高くなけりゃ有り難味も湧かないというものか。
~ ステーキ他の写真、PCに移す際の不手際で消してしまい、このレビューは写真なしです ~
平成24年4月28日訪問
『かめや』 三重県松阪市京町508-4
かめや (ステーキ / 松阪駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0