大阪・京都へ2泊3日の旅。
初日の夕食は、宿泊先ホテルの中華屋へ。
昨年夏、東京の同系列店へ行き、美味いと思った店。
ちょっと値段は張るが、妻のたっての希望。
午後、大阪城公園を歩き廻り、お腹も空いていたので、17時半に入店すると、これまた一番乗り。
広い窓に面した落ち着いたテーブルに通される。
植栽が邪魔をして大阪城天守は見えなかったが、落葉すれば眺望はいいのかな。
注文は、無難に宿泊者限定のコース(@8,400円)。
それと追加で旬の上海蟹。
紹興酒に四日間漬け込んだという「酔っ払い上海蟹(1杯@4,200)と、「せいろ蒸し(同)」を、1杯ずつ。
中華気分を満喫すべく、ビールは青島。
さて、次々に出て来る料理。
妻に言わせると、素材の新鮮さはもちろん、出汁の採り方からして違うらしい。
確かに、素材がいいのか、薄めの味加減に、旨味が活かされている感じ。
油っぽさが微塵もなく、胃もたれしそうにないところもいい。
やっぱり、【王将】や【日高屋】とは違う!
チョコチョコと少量ずつ配膳されて来るので、お腹がいっぱいになるかな?と懸念したが、どうしてどうして、最後の方は充分満腹。
追加で注文した二種の上海蟹は、酢豚と湯麺の間に出してもらう。
オーソドックスなせいろ蒸しも美味いが、紹興酒に漬けた蟹、これは美味!
蟹の生臭さが消え去り、紹興酒の芳醇な香りが浸み込んだみそ。
こういう食べ方は初めて。
まあ食べれる部分は赤ん坊の離乳食の如く、ほんの僅かだが。
果たして、1杯4,200円の価値があるのかは、何とも言えないが、初めての上海蟹を物珍しそうに味わっている妻を見れば、まあいいか・・・今回は結婚25周年の記念旅行だから。
最後にデザートが出て来た頃には、ウエストが一回り大きくなった気分。
平成24年10月19日訪問
『Chinese Cuisine Taikan En ホテルニューオータニ大阪』 大阪府大阪市中央区城見1-4-1 ホテルニューオータニ大阪 3F
チャイニーズキュイジーヌ Taikan En ホテルニューオータニ大阪 (中華料理 / 大阪ビジネスパーク駅、大阪城公園駅、京橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0