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爆音上等!すわべーすブログ「ていおん!」

おつかれさまでした!

2023-11-28 17:33:52 | 競馬
先日のジャパンカップでイクイノックスに捉まるまで「大逃げ」と言う自分の走りを貫いたパンサラッサ。
陣営はレース後に引退を示唆していましたが正式に引退が発表されました。


引退レースとなってしまいましたジャパンカップの応援馬券、記念に保管します。

競走馬の脚質として明快な「逃げ」その中でも道中に10馬身~それ以上の差を付けて先行する「大逃げ」かつてはツインターボやサイレンススズカと言った馬がその脚質でした。

とは言えツインターボは「100回走れば99回負ける」と揶揄された玉砕型の逃げ、ハマれば逃げ切りますが大抵は途中で失速しあっと言う間に最後方、ゴールする頃にはもはや走れていない事も。
1994年の有馬記念では最終コーナー手前で失速し、実況に「ツインターボの先頭はここで終わり!」と言われる始末(勝ったのは三冠馬ナリタブライアン)
晩年は地方競馬に移籍しますが1勝しただけで引退、実績や血統を鑑みても種牡馬にはなれないと思われていましたが種牡馬となりました。
しかし産駒は5頭だけ(競走馬となったのは4頭)その下の世代は残っていません。

サイレンススズカは類稀なスピードで後続を遥かに引き離しそのまま逃げ切るレースで、特に98年の金鯱賞では大逃げからそのまま大差勝ち(競馬における大差は10馬身以上を示す)
しかし私の印象としては97年の弥生賞でゲートをくぐって騎手を振り落とし、外枠発走になって出遅れて惨敗と言う気性の悪さが記憶に残っています。
1998年に入り騎手が武豊になってからは宝塚記念を含める重賞5連勝、圧倒的一番人気で迎えた秋の天皇賞で故障を発生、粉砕骨折で予後不良と診断され安楽死となり子孫は残していません。

パンサラッサを快速自慢の逃げ馬と言う事でツインターボやサイレンススズカになぞらえる向きも有りますが、確実に違うのがパンサラッサはこれから多くの子孫を残す事が出来ると言う事です。


パンサラッサの5代血統表。

パンサラッサの血統にはサンデーサイレンスが一切入っていません。
今の日本競馬はサンデーサイレンスの血が濃いので、これは新種牡馬として良いアドバンテージです。
4年後には出走表の父名にパンサラッサの名前が並ぶ事でしょう。
おつかれさまでした、産駒に期待します。
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