理解出来ません！

よいこのみんな！リハスタからひきあげるときはアンプのセッティングをゼロにもどすんだぞ。


都内某大手貸しスタジオの常設機材

トレースエリオットのAH500X、1990年頃でしょうか？日本に輸入されるようになった英国製のベースアンプです。
12バンドのグラフィックイコライザーを装備したプリアンプに高域と低域を別に出力出来るバイアンプ式のパワーアンプを採用、その高低域の境目を調整出来るクロスオーバーと言った機能が満載の高級品でした。
何よりも目立ったのは「殺菌灯」とも呼ばれた青紫色の照明がアンプ前面下部に仕込まれていた事、まあ正直要らないっちゃ要らない機能なのですが（笑）
ただ残念な事に各種押しボタン式スイッチやスライド式の可変抵抗器がもう手に入らず、壊れても修理が出来ない事。
代理店をやっていた神田商会も取り扱いを終了して久しく、上記の理由から修理受付はしていません。

それはともかく！

何でしょうこの酷いセッティングは！？
イコライジングが凄い事になっていてゲインツマミが9まで上げられているとか、一体どんな人がどんな音を出そうとしてこうしたのか？
もしかして「次に使うベーシストを驚かせてやろう」と思ってイタズラをしたのか？
リハーサルスタジオを借りて使う者のマナーとして「撤収時にはツマミは全部ゼロにする」は当たり前だと思っているので、その意味でこれは非常に理解しがたい状態なのです。
この写真には写っていませんがマスターvolはゼロになっていました、マスターvolだけゼロにして電源切ったのかな？