goo blog サービス終了のお知らせ 

玄米生活

ほどほどのマクロビ生活の中で、思うことをつれづれに。

アトピーの食事①

2007-09-05 | アレルギー・アトピー
久々にアトピーについてです。

アトピーが悪化してからもうすぐ三年、回復に向かってからは二年半になります。
この間は試行錯誤の連続でした。

マクロビオテックの健康相談、化粧品、健康食品、鍼灸などなど。

鍼灸は体を回復に向ける即効性はありますが、適切な鍼灸師に巡り合えるかがポイントです。

そのほかいろいろ試したり学んだりした中で自分が出した結論は、
一番が食事、二番が外用薬(薬ということではなく外から塗るものということ)、三番が健康法です。

食事はもちろん個人によって異なりますが、基本は油、砂糖を極力摂らず、たんぱく質もできるだけ控えることです。あとは香辛料などの刺激物、粉ものも要注意です。

油は特に酸化した油が良くないので、空気に接したり火を入れた油は×です。
肉の脂身、揚げ物はもちろん、炒め物もできるだけ控えます。

ごま塩や鉄火味噌も作ってすぐ食べるのではないなら×です。
この二品はマクロビオテックの基本食ですし私も大好きでよく食べてましたが、保存食とした場合には油が酸化してしまいます。

ドレッシングなら火を通さない油なので○かと思うかもしれませんが、油はたとえ圧搾法でも搾り出した瞬間から酸化が始まります。
適切に保管された油の酸化は最小限かもしれませんが、買ってきて開封した瞬間から酸化は進みます。
できるだけリスクを避けるなら、火を通さない油も摂らないほうが良いです。

そう考えると、控えるから少ししか使わない油はいっそう酸化が進むので、思い切って家におかないほうが良いのかもしれません。
でも家族がいる場合はそうはいきませんよね。
油を使った料理はやはり満足感がありますから、全くなくすというのは無理かもしれません。

それと外食でのジレンマもあります。

家では揚げ物をしない分、外でと思っても、適切な油で揚げているところは少ないでしょう。
ごま油を使っているのは、マクロビのお店以外ではちょっと高級な天ぷらのお店くらいですね。

揚げ物は私も大好きですが、今はぐっとこらえて我慢しています。
たまにマクロビのお店で食べるくらいですが、本当はそれも残したほうが良いのです。
目の前に出たものはなかなか残せませんが。

家では揚げ物はなし、主人に作った炒め物も最近はあまり手を出さなくなりました。
コツはやはり「一人分」を作ることかな。

アトピーが治ればまた食べれるようになります。
今食べてしまって罪悪感を持つよりは、早く治しておいしく食べたいですよね。

一方で、脂質は細胞膜やホルモンの材料となる大事な成分です。
まったく油分を摂らないというのも体には害になります。

そこで油分を多く含むものを食品として摂ります。
種子類は油分を多く含みます。
なかでも胡麻は必需品ですね。
ごま塩が×なのに、、、と私も思いましたが、玄米と一緒に炊くのがベストです。
ぜひお試しを。

砂糖については次回に。

近況報告

2007-06-13 | アレルギー・アトピー
最近、仕事が立て込んでいてなかなか更新できませんが、ちょっこっと近況報告です。

アトピーは停滞気味です。

保湿にはワセリンを使用していましたが、化学物質なので少し気になっていましいた。

最近、椿油が良いと聞き、6/9日曜日から試しています。

以前に胡麻油で炎症が悪化したことがあったので慎重に使用開始、ワセリンのように保護作用はないので耳の後ろが切れたりしていますが、耳の中の痒みは激変したように思います。

当面はこのままワセリンは止めて椿油を使います。

椿油は圧搾法で絞ったもので「食用」のほうが良いとのことです。
100-150mlで1470円くらいだったと思います。
化粧品のオイルよりずっと安いでしょ?

過食は「完全に止まった」とは言えないかもしれませんが、落ち着いています。
カボチャとかサツマイモとか好きなものはあるだけ食べちゃいますし、一食の量も多めですが、食べ始めたら止まらないとか、胃が苦しいのにさらに食べたい、というのはなくなりました。

あと1週間、この状態が続いたら過食が良くなったきっかけについて記事にしますね。

軽うつ状態は、ここ数日でかなり改善方向です。
これも記事にしたいです。

でも今日は時間切れです。スミマセン。

アトピー、一年前との比較

2007-01-06 | アレルギー・アトピー
なかなか治らないアトピーですが、一年前と比較すると驚くほど良くなっています。

まず、腕が完治しました。
一年前は右上腕部に少し、左腕は全体に炎症がありました。
それが昨年4月から5月にかけてぐんぐん良くなり、その後炎症は出ていません。

また一年前は、耳の炎症がひどく、耳切れは頻繁に、耳垂れもときどき起こしていました。
今もまだ耳の炎症はありますが、耳切れはほとんどなくなり、耳垂れもなし、赤みもだいぶ薄くなりました。

さらに目の上の赤みも、一年前は両目のまゆ頭の部分が赤く乾燥もありましたが、少しずつ薄くなり、11月頃にはほとんど赤みがなくなりました。今もときどき赤みが出て乾燥もありますが、すぐ消えるようになりました。

首から胸にかけても赤みがだいぶ薄くなっています。

逆に、頬は昨年4月頃に赤みと乾燥が広がり始めたのですが、それもだいぶ良くなりました。
左脇の下も夏に剃刀を当てたのがきっかけで炎症を起こしましたが、良くなってきています。
項のかさつきは秋頃から出て、これは変化なしです。

本当にゆっくりですが、着実に良くなってきています。
何とか今年は完治させたいものです。

良くなってきている分、食べ物にもゆるくなってきているこの頃です。
そろそろお正月モードは終わりにして、精進モード?に切り替えようと思います。(笑)

<アトピー完治への心得>
一、甘味を控える。特に白砂糖は極力避ける。
二、粉物を控える。特に小麦粉は極力避ける。
三、何を食べるかよりも何を食べないか。

まだまだありそうですが、あまり欲張らずに。。。

最近のアトピー

2006-11-09 | アレルギー・アトピー
最近、アトピーがちょっと、でも確実に良くなってきています。

一ヶ月前、なかなか改善しないアトピーにいらいらして師匠に泣きのメールを送りました。
返信いただいた内容から、自分が大事なことを忘れていたことに気づきました。
「何を食べるかではなくて何を食べないか」
「人に治してもらうのではなくて自分で治す」

いらいらして甘いものに手が出たり、過食が続いたり、これでは良くなるわけがありません。
でも一方で、考えみれば目の上の赤みがほとんどなくなっていたり、一年前、半年前に比べたらずっとよくなっているのです。
「アトピーは長期戦」というのも忘れていたようです。

ちょうどその頃、かおるさんから奥津先生の「マクロビオテックと暮らす」をお借りしていました。
その中に「肉や砂糖を止めてもアトピーが治らないときはパンに原因があることが多い」というような内容のことが書いてあり、ハッとしました。

以前はなるべくパンを食べないようにしていたのですが、座禅断食後にパンを続けて食べて以来、パンにはすごく甘くなっていました。パンを過食したこともたびたび。

そこで、どうしても食べたかったまくろび庵のベーグルサンドを最後に、パン断ちを実行しました。
偶然か、必然か、まもなく首や頬の赤みが少し引き、さらに耳の炎症も少し良くなってきました。

二週間後、またまたどうしても食べたいまくろび庵の蓮根のベーグルサンドを食べ、さらに11/3―5の二回目の座禅断食後にもパンを食べることが多くなってしまいましたが、ぐっとこらえて再びパン断ちを決行中です。

私の場合、過去に砂糖とパンや洋菓子を食べ過ぎていたのは明らかです。
まず食べ過ぎていたものを止めること、これもアトピーや病気を治すヒントかもしれません。

ところで二回目の座禅断食ですが、今回は思ったような効果が得られなくてショックが大きく、なかなか記事にできないでいます。
少し立ち直ってきたので、そろそろ記事にする予定です。

アトピー改善に向けて(4)

2006-08-19 | アレルギー・アトピー
アトピー改善に食事の改善は必要条件ですが、食事を改善したからといって必ずしもアトピーが治るとは限りません。

個人的には、アトピーを食事だけで治すのは無理、またはすご~く時間がかかると思っています。
なのでプラスαが必要だと思います。

プラスαは、温泉、補助食品、整体、鍼灸、などなど人によってさまざまです。
自分に合ったものを見つけるまで試行錯誤は続きます。

体の中からは腸をきれいにする、体の外からはアレルゲンや刺激を避ける、保湿する、そして免疫力を高める、気の通りを良くすることも必要です。

私が今試してみたいのは「びわエキス」。
でも500mlで5000円くらいと結構高いのと、傷があると、すご~くしみるそうなので躊躇しています。

実は実家にびわの木があります。
18年前の法事のときに私が活けたびわの木を、母が庭に挿し木をしたものが、すご~く大きくなっています。
近所の方が、腰痛のときに貼ると言ってどきどきもらいにくるそうです。
知っている人は知っているんだ・・・。

買うか、作るか、びわエキス。
体験した方がいたら、効果のほどなど教えてください。

アトピーと食べもの(3)

2006-08-18 | アレルギー・アトピー
腸の状態が良くなれば、アレルギー・アトピーは改善されます。

腸に良い食べ物とは、玄米、海草、その他食物繊維を多く含む食品、さらに納豆、味噌、漬物などの発酵食品ですが、ヨーグルトは発酵食品でも乳製品なので微妙なところです。

何にでも良いところがある反面、必ず悪いところもあります。
玄米も陽性体質の人が毎日たくさん食べた場合には害の方が大きくなります。
(私も「玄米の大食い」からやっと脱しました。たまに再発しますが。(笑))

個人的には、日本人にはヨーグルトも乳製品なので「利」よりも「害」のほうが大きいと思っています。

ヨーグルトには乳酸菌を有するという非常に良い面もあるのですが、何千年、何百年も日常的に乳製品を摂る習慣がなかった日本人の腸で果たして消化・吸収が十分にできるか疑問が残るからです。十分な消化・吸収ができない食物は必ず腸に負担がかかります。

そしてもう一つ、無糖のプレーンヨーグルトはそれなりにおいしいのですが、果たして毎日食べるとなると「義務」になりそうな気がします。健康のためとはいえ「義務」で食べるものは結局体に良くないのではないかと思うのです。
そこで毎日おいしく食べるためのトッピングを考えると、砂糖は無しにしても、どうしても、てんさい糖やメープルシロップなどの甘味、もしくはバナナなどの果物になってしまいそうです。それらも毎日摂るものではないので、結局ヨーグルトを毎日食べるのは無理がありそうな気がします。
たまに嗜好品として食べる程度にするべきかな。

また、消化・吸収が十分にできないという意味では動物性食品全般も同様です。
動物性食品は必要な栄養素を摂りやすいという利点がありますが、摂る質や量、回数によっては、腸に多大な負担をかけ、腸を荒らしてアレルゲンが入りやすくなるとともに、未消化の動物性蛋白がアレルゲンとなってアレルギー・アトピーの原因になってしまいます。

砂糖については「アトピー治癒に向けて(2)砂糖がダメなわけ」で書きましたが、 こうしてみると砂糖も動物性食品も摂りすぎると腸を荒らしてアレルギー・アトピーを起こしやすくするとともに、自らもアレルゲンとなってアレルギー・アトピーを起こすという二重苦になってしまうのですね。

アトピー治癒に向けて(3) 砂糖がダメな理由

2006-08-02 | アレルギー・アトピー
アトピーに砂糖が悪い理由は、

①砂糖は腸の粘膜に炎症を起こしやすく、炎症で腸粘膜の表面が荒れると、食物が十分に消化されないまま(大きな分子のまま)腸粘膜を通過して体内に吸収されるため、アレルギー反応を起こす。
②砂糖はブトウ糖と果糖でできている二糖で比較的分子量が小さいため、腸粘膜が荒れていると単糖に分解されない二糖のまま腸粘膜を通過してアレルギー反応を起こす。
③消化吸収のときにビタミンやミネラルを大量に消費するためビタミン・ミネラルが不足して皮膚炎をおこし、かつ細胞修復が遅れる。(こちらを参照)

以上の見解は、師匠に教わったことをもとに考察したものですが、ほかのサイトでも同じようなことが書かれています。

マクロビオテックで砂糖の代わりに使う米飴やメープルシロップは、砂糖よりは分子が大きかったり、ミネラルが多少含まれていたりしますが、「砂糖よりはまし」程度なので、健康なときはともかく、アトピーのときにはお薦めできません。

砂糖は食材の水分を吸収して分子間の距離を縮めるため、なめらか感やふんわり感が増し、食感が良くなるようです。そのため、ありとあらゆる加工品に砂糖が入っています。
「ちょっとだけなら」と思っても、普通に食事をしていると積もり積もって結構な量の砂糖を摂ってしまいます。
アトピーのときには「甘いもの」はもちろん、料理に使うことも止めることが必要ですが、加工品にも注意が必要です。

しかし「甘いもの」が全くダメとなると、ストレスが酷くなる場合は、それでアトピーが悪化することもあるので、自分で許容量を決めて楽しむと良いと思います。
ただし量が過ぎたり連続して摂ると、てきめんに悪化するので要注意!
そのへんのバランスが難しいのですが。


アトピー治癒に向けて(2) 適切な動物性食品

2006-08-01 | アレルギー・アトピー
「マクロビオテックでビタミン不足?」で書きましたが、ビタミン不足で皮膚炎を起こしたり、悪化することがあります。そしてビタミンの補給には「適正な動物性食品」が必要なことがあります。

今回は、アトピー治癒に向けて(1)でも書いた「適切な動物性食品」の中身について書いてみます。

と言っても私も師匠に教わったことだけしか知らないので(汗)、今回の記事はごく短くなりそうです。(笑)

①肉ならラム肉、豚肉、牛肉の順に良い。
②肉の脂身は取り除く。
③魚なら鯖などの青魚が良い。牡蠣も良い。
④魚よりは肉のほうが早く治る。
⑤肉が食べれないときには、魚+ビタミン剤で補給する。

理由を自分なりに考えてみましたが、当たっているかは?

①必要な栄養素、ビタミン類を一番多く含むのがラム肉?
②脂身は酸化されると活性酸素が発生し皮膚炎を悪化させる上、腸を荒らす原因にもなる。
③鯖などの青魚や牡蠣は他の魚介類よりも皮膚修復を促すビタミンB2が多く含まれている。
④動物の肉に含まれる栄養素は人の体内で吸収が速く、即効性がある。
⑤魚は肉よりビタミンが少ない?

肉や魚のビタミン含有量については、よく調べていないので確かなことが書けなくてすみません。このへんはよく調べてから後日補足します。
ただ、鯖やサンマ、鮭は、鰹や鮪に比べてビタミンB2の含有量は圧倒的に多かったです。

私はマクロビ以前から肉を食べれなかったのですが、アトピーを早く治したい一心で肉を食べるようになりました。これには自分も周囲もびっくりです。
主人には「家で焼肉(ラム肉です)が食べれるとは思わなかった。」と肉を食べるたびに言われています。
魚はいろいろ食べていますが、鯖は週に一回以上食べています。
また必要に応じてビタミン剤も服用しています。

もっと徹底すれば治りも早いのかもしれませんが、無理をすると続かないのと、やり出すと極端に走りすぎてしまう傾向があるので、ぼちぼち実行しています。

アトピー治癒に向けて(1)

2006-07-29 | アレルギー・アトピー
私のアトピーは一昨年の8月に眼瞼が腫れたことから始まり、左鎖骨近辺から首全体~肩へ、目の腫れから顔全体の腫れ、ビキニライン、耳、両腕と広がりました。

今は左眉の下が少し、両耳、首から肩、左脇の下に限定されてきました。

「アトピーが治る」と聞いたものはいろいろ試しましたが、お金、時間、体力、気力との駆け引きでした。

私の場合、明らかに効力を発揮したのは、

・砂糖抜き
・適切な動物性食品の取り入れ
・鍼灸(昨年で終了)
・断食(今月から)

最近は、座禅断食会に参加したのを機会に、週1回の1日断食を実行していますが、翌日には必ず首の炎症が改善されています。
1週間でまた少し悪化するのですが、次の1日断食でまた改善される、まさに「三歩進んで二歩下がる」といった感じです。

こんなに良くなるなら毎日1日断食しようかな、とも思いますが、無理は禁物。
私はせっかちで極端に走りやすいので、師匠からも「アトピーはゆっくり治るものなので焦らないように」と諭されたりします。(笑)


アトピーと食べ物(2)

2006-07-23 | アレルギー・アトピー
アトピーのときの食事の注意点は、

・腸を荒らすものを食べない。
・腸に良いものを食べる。

この二つです。

ほかに、痒みを増すもの、細胞修復を促進するもの、という観点で禁断のものやお薦めのものはありますが、アトピーを根本から治すためには、まずこの二つ。


腸を荒らす食べ物とは?
・短期的には、唐辛子などの刺激物、砂糖

   個人的にはキムチが好きなので、キムチを食べれないのはちょっと辛い・・
   そして甘いものは当然大好き!普通に好きな人の10倍は好きです。
   ケーキや大福を心おきなく食べれないのは辛いけど、結構我慢できるもので   す。
   私の場合、キムチやお菓子を食べると、量にもよりますが翌日から数日以内   に悪化します。

・長期的には、肉の脂身、ひき肉、揚げ物(酸化しやすい油)

   ひき肉は脂身が多い上、空気に触れる面積が大きいので非常に酸化しやすい   のです。
   揚げ物も、最近の油は酸化防止剤が入っているようですが、普通のサラダ油   などはやはり心配です。酸化しにくいのはごま油ですが、アトピーには菜種   油のほうが良いとの説もあるそうです。
   いずれにしても外食や中食での揚げ物は極力控えましょう。
   由緒正しい天ぷら屋さんでは揚げ油にはごま油を使っているようですが。

・乳製品
   
   日本人は乳糖分解酵素を持っていない、持っていてもその働きが弱い人がい   ます。牛乳を飲んでお腹がごろごろするのはそのためです。
   平安時代には既に牛乳があったという説もありますが、いずれにしても長い   歴史の中で日本人が日常的に牛乳を飲むようになったのは高度成長期以降、   ここ30―40年くらいのとです。
   消化しきれないものを日常的に摂っていれば腸に負担がかかります。


腸に良い食べ物は次回へ。