みなまのブログ

短歌、日常、思いつきなど
塔短歌会所属

塔9月号掲載

2018-09-24 18:02:39 | 短歌
もう9月もおわりですが遅まきながら結社誌に採られた歌を。

今回は子猫を迎えた一連です。


まだ青い瞳の猫らとりあえずダンボール箱二重に入れる

三人子の巣立ちしわれは猫用の粉ミルク溶き手首でためす

浅き皿に満たすミルクに旗竿のごとき尾を立て各々むかう

三日目に二階建てなるケージ買う子猫二匹の住まいとしての

老い猫ら労われというメールありかたわらに寝るネロの腹を嗅ぐ

黒い子猫にセージと名付け○○への引っ越し準備に娘は戻りたり


以上6首採っていただきました。
「三人子」は「みたりご」です。
6首目の○○には地名がはいるのですが、恥ずかしながら用心する必要があり、
伏せさせていただきました。

詠んだ時には400gほどだった子猫たちは4か月たってすっかり大きくなり、
2kg、3㎏をこえてきました。

めちゃくちゃやんちゃ。。。
毎日どこかでものが落ちたり割れる音がしたりします。
かと思えば、ロフトに上がる4m ほどの梯子を上っては降りられないとないていたり。

飽きることがありません。

先住猫は年よりですので静かな時間が必要だろうと、夜は子猫を閉じ込めて朝も少しゆっくり目にドアを開けます。

猫はいいよ。。。