図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

『漢文の素養』

2006-12-26 | 本の紹介
大学時代随分漢文をやりました。ただ「論語」や「唐詩」が中心で、この本でいう「生産財」としてではなく、「消費財」として学んだわけですが。ということで久しぶりに漢文に関する本を手に取ったのですが、考えていたよりダイナミックな論理展開で、日本の文化史と政治史を漢文を通して振り返り、さらに今後の日本の発展のためにこそ漢文は重要である、と説くあたりはなかなか刺激的でさえあります。この本で述べられている、文化 . . . 本文を読む