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めろんそーだ

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早朝のニーア祭4 -ニーア・ザ・コンプリートガイド+設定資料集・感想-

2010-05-30 07:56:48 | DOD+NieR(ニーア)シリーズ
ニーア・ザ・コンプリートガイド+設定資料集“GRIMOIRE NIER”感想です。
ニーア・プロジェクト」ノ深淵 vol.1を掲載。
※ネタバレ含みますのでご注意下さい。
※読後+ちょっと眠いのでテンション上げてお送りしますので、ご注意下さい。

■「ニーア・プロジェクト」ノ深淵 vol.1■
ゲーム中では語られない、隠し設定までを網羅。

■何はともあれ
字が小さーい!!( ̄□ ̄;;
何?ゲームと同じ仕様?再現度微妙に高いよ?
ページ数の都合ですよね…分かります。
でも掲載されないよりはずっと良い。ちゃんと全部読みましたよ!

■ニーア(A.D.2049 & A.D.2053)
赤き竜の墜落をきっかけに「白塩化症候群」が蔓延した世界。
病に侵された人間は、塩となって命を落とすか、レギオンとして凶暴化するか。
感染拡大を恐れた日本政府は、感染源である東京・新宿を封鎖。
死の街と化した新宿を、ニーアはヨナを連れて彷徨っていた。

食糧も尽き、途方に暮れていた彼が耳にした国の「救済支援策」。
実際はゲシュタルト化して尚、自我を保つことが出来る、
「オリジナル・ゲシュタルト」を見つけるための人体実験だった。
その事実を知らないニーア達は施設へ向かうが、
手渡されたのは食糧や薬ではなく、1冊の本。
人間を強制的にゲシュタルト化する「黒の書」のクローンだった。

周囲の人々が本に触れ、次々にゲシュタルト化し、
崩壊体へ変貌していく姿を見たニーアは、ヨナを連れて逃げる。
廃墟となったスーパーマーケットに潜むも、崩壊体の襲撃に遭う。
大切な妹を守るため、彼が下した決断は…
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プロローグ開始の背景が明らかに。
だからあんなにマモノ(崩壊体)がいたのね、と納得。
でも、黒い日記「2034.01.15 完全なる成功例を発見し、保護」
と矛盾してしまうのが納得いかない…ただの年代ミスかなぁ。

■ニーア(A.D. 3361 & A.D. 3465)
名前の由来:特に無いとされるが“near(=側、近く)”の単語を連想させる。
最も近くに在るべき魂と肉体が離れ、更に対峙しているという皮肉にもとれる。

「黒文病」を患ったヨナを救うため、「白の書」と共に
「封印されし言葉」を集める旅に出る。
自らの気持ちに無頓着で、少しずつカイネに惹かれていくが、自覚は薄い。

企画書の段階では兄妹のみの構想だったが、
プラットフォーム別の市場特性を考慮し、父娘の物語が生まれた。

プレイヤーが操作するのは、レプリカントのニーア。
ゲシュタルト・ニーア(魔王)のデータをから生まれた器。
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「ニーア」という名前は、英語圏では普通に使われているようです。
そして、父ニーアが生まれたきっかけは海外版ですね。
あちらではリアルさが求められるため、線の細い青年ニーアでは
大剣で戦う姿などに違和感をもたれるらしいです。
それにしても、ニーアの自覚薄過ぎ!!
脳内メーカー(懐かしい)やったらヨナで埋まってそう…

■魔王
「ゲシュタルト計画」の推進委員会である「世界浄化機関」が、
「安定個体」と認定し、オリジナル・ゲシュタルトと呼称。
崩壊体化を止めるため、1000年間ヨナを冷凍睡眠させる条件の元、
ニーアの持つ「魔素」の提供を要求した。
これにより、ニーア以外の人間のゲシュタルト化が成功。
崩壊体への変貌を抑制することが出来るように。

しかし、約束の1000年が過ぎても、崩壊体化を止める術は見つからず、
更にレプリカントに自我が目覚め始めていることから、
彼はレプリカント・ヨナを奪い、ゲシュタルト・ヨナを戻すことで、
ヨナの崩壊体化を止めるための実力行使に出た。
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1000年間信じて待つあたり、基本的にはやっぱりお人好しなんだなぁ、と。
結局、オリジナル・ゲシュタルトはニーア1人だった様子。
だから、黒い日記の年代がプロローグの2053年だったら、
ヨナを崩壊しかけたままキープすることを条件に、
ニーアは検体になることを了承した、で納得だったのですが…
繰り返される世界だから、年代がズレることもあるよね…うん…
ニーア母とか、深読みし過ぎたよ……楽しかったけど♪

■ヨナ
名前の由来:旧約聖書の一つである「ヨナ書(Jonah)」から。

ゲシュタルト・ヨナの崩壊体化が始まったまま保管されているため、
そのデータから作られるレプリカント・ヨナには必ず黒文病が発症する。

デボルとポポルは魔王の暴走によって崩壊体化するゲシュタルトの増加を察知。
レプリカント・ニーアを誘導して「封印されし言葉」を集めさせる。
全てのゲシュタルトが崩壊体化する前に、
白の書と黒の書のシステムを起動しようと目論んだ。
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黒文病の進行がゆっくりなのは、
ゲシュタルト・ヨナが崩壊体化しかけた状態を保っているからなのですね。
それにしても、今までも作られてきたであろうレプリカント・ヨナには
必ず黒文病が発症する、というのが切ない…

■デボル&ポポル
名前の由来:DODに登場する武器「デボルポポル」から。
(※デボとポポという姉妹の鍛冶屋が作った剣の名前です)

ゲシュタルトからのデータ抽出、レプリカントの生成、
死したレプリカントのデータのゲシュタルトへの還元などを行っていた。

魔王が暴走を始めたことをきっかけに、
「世界浄化機関」によるプログラムに則って、
魂を肉体へ強制的に戻す計画を実行に移す。

元はレプリカント達と同じ“魂のない人形”だった彼女達だが、
自我が芽生え出したレプリカント達と過ごすうちに、
羨望を始めとする、人間らしさが生まれてた。
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出産や葬儀は、必ず司祭である彼女達が取り行うという理由ですね。
葬儀はともかく、出産はどう誤魔化していたんだろうか…
「全ての意志は、魔王の御心にある」と言った割に、
魔王とは別の動きをしていた訳で…途中で諦めたんだろうか(^^;
ヨナのこととなると、絶対譲らなそうだし。魔王。
そして、片割れを失った時に初めて気付く感情。

■白の書
名前の由来:ドイツ語のWeiss(白)より。

人語を解するのは、人のゲシュタルトが組み込まれているため。

「封印されし言葉」を手に入れる→「黒の書と融合する」ことで、
強大な力を発揮するようプログラムされており、
ゲシュタルト計画はその力を利用して、魂を強制的に器に戻す仕組みだった。

しかし、レプリカント・ニーアが叩き起したせいで、記憶が混乱。
魔王、デボル&ポポル、黒の書の意思を無視し、レプリカント側へ付く。

白の書には高度な魔法コーティングが施されており、
水に濡れたぐらいではびくともしない。
周りの装飾部分を外せば丸洗いも可能。

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偶然とは言え、少年ニーアのシロ叩き起しがここまで影響を与えるとは。
あの出会いが世界の命運を変えたと言っても過言ではないですね。
そして、一番気になっていた、シロのお風呂!!
防水加工?と思っていたら、ほんとにそうだった(笑)
戦って血にまみれることもあるだろうし、たまにはお風呂に入ったり、
ニーアに洗ってもらったりしている所を想像すると微笑ましい…

■黒の書
名前の由来:フランス語の「Noir(黒)」から。

白の書と対になる封印の書。
ゲシュタルト・ニーア(魔王)と契約している。
白の書と同様に、人のゲシュタルトが組み込まれている。
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東京でニーアに渡されたのはコピーだった訳で…
オリジナルもどこかに居るんでしょうか。
完全なコピーだったら、オリジナルとかあんまり関係ないのかな。
それも何だか可哀想な気もするけど。

■カイネ
名前の由来:漢字表記は「壊音」という設定。スタッフの造語と思われる。
マモノの声が聞こえる彼女には、断末魔が「壊れた音」に聞こえるのか、
自らが「壊れていく音」が聞こえているのか…

ヒロイン。

幼いころに両性具有であることを理由に受けた迫害への反動から、
女性を意識させる服装を好むようになった。
彼女の言動は全て祖母・カーリーの影響。

男性としてニーアを意識し始めたのは、石化解除後。

両性具有の設定は、開発スタッフ(女性)が横尾Dに
「ヒロインを男性にしては…」と提案したことから。
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ヒロイン!ここ重要!!(笑)ヨナじゃなくてカイネなんですね。
一緒に戦うヒロイン、素敵です。罵倒されても蹴られても!
服装は…反動の強さから、迫害から彼女が受けた傷の深さが感じられます。
おばあちゃんとの会話が、実は規制音だらけだったらどうしよう(^^;
石化解除後のあのシーン、ニーアを見上げたカイネの、
瞳が揺らぐのが良いですよね!女の子!って感じで。
そして、照れくさそうに月の涙の髪飾りを渡すニーア…v
まぁ、ここ位しか、それっぽいシーン無かった訳ですが。

■テュラン
名前の由来:ドイツ語で「Tyrann(暴君)」。

マモノへの憎しみ、ニーアへの愛など、
様々な感情に複雑に揺れ動くカイネの心に興味を示し、
ゲシュタルトでありながら、レプリカント達へ興味を示すようになる。

テュランはカイネのゲシュタルトとは別人。
カイネの肉体を彼が乗っ取っていたら、物語は別の方向へ進んだ可能性も。
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崩壊体じゃないけど、殺戮を好む人間も居る、ということですね。
でも、日を浴びたい、風を感じたいという普通の願望もあって、
性格が完全に破綻していた訳ではないから、
カイネの感情、最後は特にニーアへの愛という感情に惹かれたんだろうな。

■おばあちゃん(カーリー)
名前の由来:「ピーターパン」でピーターパンと共に生活する孤児から。

粗野で乱暴だが、カイネを守り、女の子らしい格好をさせ、
伝説の「月の涙」の髪飾りをカイネへ贈るなど、彼女に心からの愛情を注いだ。
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おばあちゃんのお陰で、カイネは良い子に育ったんだなぁ。
「月の涙」は「ニーア」におけるキーアイテムですね。
月光花(白)が「月の涙」です。確かに入手困難。


Vol.1終了です。
やばい。だんだん長くなってきたぞ。いつものパターンだ(--;

Vol.2へ続きます。


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