ANDANTE 〜アンダンテ〜

海と犬と猫とローラーカナリアと

続 恐いお話し

2010-06-02 21:16:16 | 北斗のこと

       

今日も快晴。本来のお天気に戻ってきたようです。
月曜日から北斗が鼻をグズグズさせていました。食べてはくれますが、食欲も減退しているようで、月曜、火曜と抗生物質「サワシリン」を飲ませました。
薬が効いてか今は良くなり、一安心。これからの季節は意外と鼻風邪に注意です。
でも、具合は良くなったはずなのに、昨夜から朝方にかけて、また何度か大きな声をだしました。夜中1時頃に数回、そして4時半、7時過ぎとそれぞれ一声、「ウォアーン」。普段はうんともすんとも言わず、滅多に声を出さない北斗ゆえ、突然声を出されると、ドキッとします。
茶々とおひるね」の茶々ちゃんもここのところ調子が悪いそうで、気圧の影響などがあるのでしょうか?どの子もみんな穏やかに過ごして欲しいです。

さてさて、二番目に恐いお話しを…

夏の夜、10時頃私が帰宅したときのことです。帰るなり、北斗が散歩中にいなくなったと夫が言います。事情を聞くと、暗くなって海岸を散歩させていて、ちょっとぶらつかせてあげようとリードを手放したそうです。いつもは夫の傍でクンクン、ぶらぶらして、すぐに戻ってくるのですが、そのとき打ち上げ花火があがったのです!北斗は花火が大嫌い。ビックリして突然走り出しました。慌てて追いかけるも、暗闇の中。一時間ほど探しても見つからず、途方に暮れて家に帰った夫でした。そこへ私が帰宅。私は慌てて北斗を探しに懐中電灯を手に飛び出しました。夫には北斗が帰ってきたときのために残ってもらいました。
まず、2号線で車に轢かれた様子がないか、ざっと見渡し、大丈夫そうなので2号線を渡りました。そして、滅多に行かない2号線脇の歩行者道路のもう一本奥にある小道に入りました。なぜか、そこから海岸にでようと思ったのです。その小道を10mほど行くと、前方に北斗の姿がありました!小道の先はT字路になっていて、正面に酒屋さんの自動販売機があり、その取っ手にリードが結わえられていたのです。全身から力が抜けました。どこかで轢かれているかもしれない、と半分諦めの気持ちと、何とか早く探し出さなくてはとの焦る気持ちで必死だったから。思わず「有難うございます!!!」と天を仰ぎました。どなたかがリードをつけたままの北斗を保護し、目立つ場所にくくりつけてくださったのです。
北斗はまた、命拾いをしました。有り難いことでした。
私を見つけた北斗、尻尾を振ってました。そしてご帰還。家を飛び出して10分も経たずに北斗を連れ帰ったのを見て、夫はたまげていました… 北斗はまったくの無傷でした。

また夫の仕業~では気の毒なので、ここで夫を擁護しておきます。夫はこれまでにワンコを飼ったことがなく、ワンコと暮らすのは北斗が初めてでした。咄嗟にワンコがどう動くかには慣れていませんでした。だからか、こんな遁走劇が起こったのでしょうね。

耳が人間の3倍もの聴力があり、さらには人間の2倍の36方向から音を聞き分けるワンコ。花火はとても嫌なもののようです。夏、こちらでは海岸でボンボン打ち上げ花火があげられます。
北斗も元気な頃は花火の音を嫌がって、どうにかして~と、網戸を破りもしました。ご近所のワンコは、夏には円形脱毛症になるそうです。北斗が13歳になってからの夏は、耳が遠くなってか、花火をそれほど恐がらなくなりました。ホッとしたものの寂しい思いがしたっけ…

       
       2004年4月 須磨の鉢伏山まで遠出してバテバテの北斗

コメント (13)
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