湘南に吹く風

何となく物憂い世相!
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貧国向け米作を・・減反費用2000億円に思う!

2015年02月12日 | 政治
これは「農協」改革ではなく「農業」改革の話。

我々が払う国税から減反費用として毎年2000億円、農家に支払われている。
所謂、減反政策は米価値崩れを避けるため、即ち、農家の所得を高く維持するものと理解しているが、我々コメ消費者から見れば、本来安い価格のコメを高く買わされ、しかも、2000億円もの増税を賄わされ、二重の負担を強いられている。

この話は、減反政策が始まった40年前から、それぞれの立場で議論され、これからも尽きないから、素人の減反話はここまでとし、ここでは、減反となった田んぼに、貧国向け支援米を作る話をしたい。

貧国とは特に、アフリカとか南西アジアに多数存在し、その国々の底辺にいる人達の悲惨さは、何度もテレビの画面で映し出されている。そして、今、話題のイスラム教徒の国も結構多い。

要するに、減反対象の休耕田、或いは急増中といわれる耕作放棄田畑に貧国向けの農作物を作り、これら貧国を救済できないだろうか。
コメの場合はジャポニカ米ではないから、国内向けコメと田植え、収穫時期を調整すれば農家は労力の分散、或いは新たな農機具を必要としない。また、日本の暖かい地域では二期作も可能な品種もありそうだ。畑の場合、陸稲米もある。

もし、こういう農業なら、2000億円、惜しいとは思わない。