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こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

再認識のベームのブルックナー

2006年10月09日 21時13分18秒 | ブルックナー
体育の日も終わりまして、行楽日和の三連休でした。ほんといい時候になったもんです。三連休は昨日家人と岡山に帰った他は、家でゴロゴロ。今日もパリーグのプレーオフをスカパーで見てました。なんで、地上波の局は、放送をしないのでしようか。パリーグファンとしては不満なことでしす。まあだからCSを導入したわけですが。しかし、アンチソフトバンクの私としては、西武は残念でしたね。涌井くんは出番がなかったですね。
さて、今回はまたブルックナー。ベーム指揮VPOの交響曲第4番「ロマンティック」です。これは1974年に発売されて、二枚組のLPでした。過日述べたカラヤン盤に夢中だったために、世間が絶賛したこの盤にも全く関心なく、その後、大学に入って、1枚のLPで再発売されたのを聞いて、大学生協で買いました。しかし、カラヤン盤に比べれば雰囲気が大分ちがい粗野に聞こえたために、あまり興味を示しませんでした。その後、この曲に対する興味も持たなくなって、押し入れの奥深くにしまわれたままになってました。それが先週岡山の乙多見のBOOKOFFで、このベーム盤を見つけ、1250円で購入しました。指揮をするベームが「静かに!」って言っているようなジャケットを懐かしく想い出しました。というのも、今発売されているこのCDには、なぜかLP出だされたときの写真が使われておらず、なんとこともあろうに、ベームの交響曲第3番「ワーグナー」のジャケットの写真が用いられているのです!。よく再発のときも初出のジャケットと同じものを使って欲しいという声を聞きます。確かにその通りですよね。特に、他のものに使われていたものを用いるのは、あまりに無神経ではないかと思います。残念であります。
さてさて、ほんとに久しぶりにベームのロマンティックを聞きましたが、すごく、大変よい演奏でした。VPOの美しい響きをベームが統率して、スキのない堅固な演奏を展開しています。粗野に聞こえた音も、なにがなにが、滑らかで美しい金管や木管です。ちょうど程よくブレンドされた音のカラヤン盤とは違いますが、壮大で清新、かつ厳しい演奏でまさに正統なブルックナーという感じあります。ベームの統率力によって、VPOも一音もおろそかにしない様子がよく伝わってきます。これまで、ほとんど見向きもしなかった4番を何回も聞きたくなりました。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お久しぶり (BiBi)
2006-10-12 02:26:30
 毎日とはいえないけれど、休まずにblogをつづけてますね。7ヶ月もほったらかしでしたが、また、ぼちぼち、やっていきますのでよろしく。
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これは美しい演奏ですね (mozart1889)
2006-10-27 10:51:40
初めまして。

この演奏は本当に美しいですね。ベームはもちろんですが、VPOの響きが美しく、うっとりします。いつまでも聴き続けたい名盤だと思います。
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