「正解率0%」とうわさの小4の算数問題

韓国で「正解率0%」とうわさの小4の算数問題 ネットでは珍回答も

  • 韓国人ユーザーがツイッターに投稿した、小学生向けの算数の問題が話題だ
  • 距離や方向の話をしていたところで突然「色」を問う問題となっている
  • ネット上では「数学じゃなくて地球科学だね」などの声があがった

ある韓国人ユーザーがツイッターに投稿した、小学生向けの算数の問題が話題だ。「昔、算数をやった皆さん、一度解いてみてください」と呼び掛けたこのツイートはその後1万回以上リツイートされているが、正解できたという反応は見当たらず、「誰にも解けない問題」とも呼ばれているという。

「(小学)4年の娘の数学問題集」にあったというその問題は、こんな内容だ。「熊1匹が寂しく暮らしていました。餌を探しに家を出て南に10キロ行った後、方向を西に変えて10キロさらに進みました。そこから今度は北に方向を変えて10キロ行ったところ、自分の家に戻ってきていました。この熊の色は何色でしょうか」。

距離や方向の話をしていたところで突然「色」を問う問題にツイッター上では驚きの声が多く上がったようだが、同問題集によると、この問題を解くカギは「観点を変えてみること」だという。

同じく投稿された解説と回答はこうだ。「問いに従って進めば、熊は左下図(正方形の説明図)のように家から西に10キロ離れた地点に到着するはずです。しかし問いでは右下図(三角形の説明図)のように家に戻ってきました。このような現象が成り立つ場所は、地球上でただ1カ所、北極点だけです。よってこの熊が暮らしているのは北極であり、ホッキョクグマの毛の色は白です」。

この回答に、ネット上では「数学じゃなくて地球科学だね」「小学校では数学でも科学でも、北極点でそんな現象が起こるとは教わらないよ」と不満げな声や、「最近の小学校の算数は難しいと聞いてたけど、親御さんも大変だね」といった感想が寄せられている。

また、「なんだ、白か!あちこち歩き回って薄汚れて黒くなったのかと思った」との珍回答や、「ホッキョクグマは北極点にすめるのか?」「ホッキョクグマは白色に見えるだけで、毛は透明のはずだ」「毛が生え変わった直後は白いけど、だんだん黄色っぽくなるよ」など、問題に異論を投げるコメントもあった。(編集/吉金)

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