朝鮮総連傘下の朝銀破綻になぜ公的資金が投入されたのか

これも 読んでおこう

宮崎正弘の国際ニュース・早読み 平成30年(2018年)12月10日

千円盗むと「コソ泥」だが、1兆円以上も盗み出すと北では「英雄」
  朝鮮総連傘下の朝銀破綻になぜ公的資金が投入されたのか?
加藤健『朝鮮総連に破産申し立てを!』(展転社)

 1兆3453億円!
 この天文学的巨額の国民の税金が北朝鮮傘下の銀行が破産したため、公的資金投入の結果、費やされたのである。
「なぜ?」
当時、安倍晋三が国会で答弁している。
 「(朝銀破綻は)破綻することがわかっているにもかかわらず、後で預金保険機構あるいは公的資金が入ることを前提にどんどん貸していく。そして大きな穴をあけた」。
 つまり「北朝鮮にカネが渡ることを前提として」、貸し手と借り手がグルになっていた。しかも、このカネは北の核武装に使われた。馬鹿馬鹿しい話である。
さらに驚くべき後日談がある。
平成11年7月6日、衆議院大蔵委員会で、朝銀大坂幹部が次の証言をしたのだ。
「預金を金正日に流したのだから逮捕を覚悟した。逮捕されたらすべてを語るつもりでいたが、だれも調査に来ず、来たのは預金保険機構からの3100億円の贈与であった、そして逮捕を免れた」
この日本にとっての赤恥、北朝鮮にとっては英雄であり、総連の元財政局長は「共和国英雄」となった。
まさに著者が言うように「1000円盗むと『コソ泥』だが、1兆円巻き上げると『英雄』なのだ」。
著者は叫ぶように書く。
「朝鮮総連の前身はテロ組織である。戦後の苦しかった時代、日本国民に襲いかかってきた」のだった。
当時の吉田茂首相は「好ましからざる朝鮮人は強制送還をぜひとも断行する」と答弁した。法務大臣は「不良朝鮮人を強制送還せよというのは国を挙げての世論と言って良い」と記者会見している。
ところが。
総連は「いつの間にか、『弱者』、『被害者』に」化けてしまった。
かれらの犯罪を批判すると「民族差別」と糾弾される。現代の日本では本末転倒の、不思議な議論がリベラルなメディアや政治家から出てきた。これでは日本は亡国の奈落に転落してしまう。
秘策は何か?
それが「破産申し立て」という「外交カード」だと、本書は訴えるのである。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 中国人には ... アメリカの有... »
 
コメント
 
 
 
大鳴門橋開通式典で飛行機墜落事故は日航機123便墜落事故予行演習 (アホアホマン)
2018-12-16 14:08:14
一銭盗むと「コソ泥」だが、4億以上も盗み出すと徳島藩乞食では「英雄」の徳島市観光協会になぜ公的資金が投入されたのか?
4億円!
 この天文学的巨額の徳島市民の税金が特定指定暴力団山口組関係者が関われる社団法人が杜撰な経営をしたため、公的資金投入の結果、費やされたのである。
「なぜ?」
当時、遠藤彰良が市議会で答弁している。
 「(市観光協会破産は)阿波おどり事業黒字が見通しが立たないことがわかっているにもかかわらず、後で公的資金が入ることを前提にどんどん貸していく。そして大きな穴をあけた」。
 つまり「指定暴力団山口組関連団体や朝鮮半島にカネが渡ることを前提として」、貸し手と借り手がグルになっていた。しかも、このカネは反社会的勢力の生活保護受給に使われた。馬鹿馬鹿しい話である。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。