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米、退避命令出さず3月に『電撃的奇襲攻撃』「裏切り者」韓国には一切通知せず

加賀孝英

米、退避命令出さず3月に『電撃的奇襲攻撃』「裏切り者」韓国には一切通知せず

 韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪は、日本人選手の活躍が続いているが、朝鮮半島の緊張は高まったままだ。北朝鮮の「微笑み外交」によって、「従北」の文在寅(ムン・ジェイン)大統領率いる韓国は、自由民主陣営からの離脱に傾いた。こうしたなか、ドナルド・トランプ米大統領は、「狂気の独裁者」が核ミサイルを握り、「世界に核兵器と恐怖が拡散する危機」を阻止する覚悟を固めたという。ジャーナリストの加賀孝英氏が、最新情報「電撃的奇襲攻撃」に迫った。

 冷静にお読みいただきたい。以下の驚愕情報が流れて、各国情報関係者が緊張している。

 《金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる『ならず者国家』北朝鮮は、国際社会が求めた『核・ミサイル開発』の完全放棄を拒否した。米国は、これを放置すれば、テロリストなどに核兵器が拡散し、世界は破滅的危機に突入すると判断した》

 《トランプ氏は、平昌五輪・パラリンピックが閉幕する3月18日以降、北朝鮮に対する『予防的先制攻撃のXデー』の設定検討に入る予定だったが、それを修正した》

 《米軍に以下の厳命が下された。『3月中旬以降、大統領のゴーサインが出れば、すぐさま出動せよ。北朝鮮への電撃的奇襲攻撃に入れ』。米軍は24時間出動できる臨戦態勢の準備に入った

 米国や韓国のメディアは最近、北朝鮮への先制攻撃「ブラッディ・ノーズ(鼻血)作戦」について報じているが、これと「電撃的奇襲攻撃」は違うのか。

 複数の米情報当局、米軍関係者らから漏れてきた概要は、次のようなものだ。

 「文氏の『反米・反日・従北』姿勢は明白だ。『裏切り者』の韓国には一切通知しない。在韓米国人の退避命令なども出さない。出せば、韓国を通じて北朝鮮が気づき、玉砕覚悟の先制攻撃に出る危険がある。それを阻止する

 「攻撃は、朝鮮半島近海で潜行する原子力潜水艦と、米領グアムの米軍基地に配備された、最強の主力爆撃機(=B52戦略爆撃機『ストラトフォートレス』と、B1B戦略爆撃機『ランサー』、B2戦略爆撃機『スピリット』)を中心に行う。トマホークなど数千発の巡航ミサイルによる、圧倒的集中波状攻撃だ」

 この攻撃で、北朝鮮が世界各国を脅している弾道ミサイルの発射基地や、ソウルを狙う長距離砲、レーダー基地、空港などの軍事拠点を殲滅(せんめつ)する。反撃能力を完全無力化する

 米国は過去3回の奇襲攻撃(=1990年の湾岸戦争、2001年のアフガニスタン戦争、03年のイラク戦争)でも、米国人の退避命令を出していない。作戦は完全に成功している。米情報当局関係者の話は続く。

 「米国は100%勝つ。北朝鮮の戦力を丸裸にしたうえで、正恩氏に『核・ミサイル開発の完全放棄』の最後通告をし、降伏を求める。その中には、日本人拉致被害者の帰国も含まれる。従わなければ、斬首作戦(=正恩氏以下、幹部の排除)を行う。中国もおおむね合意している」

 ご承知の通り、ダン・コーツ米国家情報長官は13日、米上院特別委員会の公聴会で、北朝鮮は「米国の存亡に関わる脅威だ」と警告し、「決断の時がかつてないほど迫っている」と語った。

 マイク・ポンペオCIA(中央情報局)長官も同公聴会で、「(北朝鮮の姿勢に)変化の兆しはまったくない」「(北朝鮮の反撃も)分析済み」と語った。すべてが前述の情報を裏付けている。

 トランプ氏は昨年9月、ニューヨークの国連本部で演説し、「ロケットマン(正恩氏)は自爆行為に走っている」「米国と同盟国の防衛を迫られれば、北朝鮮を完全に破壊する以外に選択肢はない」といった。トランプ氏は本気だ。米国の決意は変わっていない。

 防衛省幹部にこの情報をぶつけた。彼は答えなかった。

 外事警察関係者はこう警告する。

 「北朝鮮は時間稼ぎに必死だ。米朝衝突になれば、北朝鮮に勝ち目はない。国民と軍の兵隊は飢え、軍部には反乱の動きがある。『正恩氏の側近が、米国と内通している』との情報もある。一方で、追い詰められれば、日本や韓国国内に潜伏している北朝鮮の工作員(スリーパー)が、テロ・破壊行為に走る危険がある。厳重警戒が必要だ」

 安倍晋三首相は14日、トランプ氏と約75分という長時間の電話会談を行った。その後、安倍首相は記者団に語った。

 「今、この瞬間も、北朝鮮は『核・ミサイル開発』を続けている。この現実を直視すべきだ」「対話のための対話は意味がない」「北朝鮮側から対話を求めてくるよう、最大限の圧力をかけ続けていく点で、大統領と完全に一致した」

 朝鮮半島に、未曾有の危機が迫っている。

 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。

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