ブッシュ大統領の身勝手な行動を断じて許してはならない

西村眞悟
リーダーの選び方、そして、ふと、感じたこと

後のドゴール将軍が、フランス陸軍士官学校生徒の時の話である。
士官学校では、生徒が一定の課程を修了すれば、伍長か軍曹の階級を与えるという。つまり、少尉という将校の一歩手前の階級を与える。しかし、ドゴール生徒の指導教官は、彼にその階級を与えなかった。
 士官学校の校長が、ドゴールの指導教官を呼び出して、何故、ドゴールだけ昇級させないのかと質問した。すると、教官は、
「大将にしかなれないやつを伍長にしてどうするんですか」と答えたという。

イギリスに練習航海した恵さんにイギリス海軍士官が次のように語った話がでてくる。
「恵少尉、我々は日本海軍を尊敬している。ドイツ海軍は戦後軍艦旗を変えた。しかし、海上自衛隊は軍艦旗を変えなかった。このことにもっとも敬意を表する」
 この軍艦旗を掲げた自衛艦が常時インド洋に抜けていることの国益上の意義は、安倍総理の歴訪の意義と同じく極めて大きいのである。
 この観点から、テロ特措法延長問題をみない者は、政治家にもっとも必要な歴史を奪われた「戦争を知らない子供達」、「戦後レジームの申し子」であり、政治家の資格はない。政局屋か

我が国と欧米諸国と国連は、今「テロとの戦い」の中にいる。
このテロの中に、北朝鮮による日本人拉致も含まれる。従って、インド洋における我が国の活動は、北朝鮮に拉致された日本人救出努力とも不可分に関連している。
よって、テロとの戦いにおいて、インド洋での友邦各国の活動が必要であるというならば、北朝鮮に対する友邦各国の協力行動も必要なのだ。

アメリカのブッシュ大統領には、インド洋では我が国の活動継続を要請しながら、対北朝鮮では戦線離脱するというような身勝手な行動を断じて許してはならない
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