、中国人にとって妥協は「悪徳」

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

(読者の声1)アメリカの軍艦が南シナ海にはいって、アジア全体に軍事的緊張感が漂っていますが、テレビでは例によって唐変木コメンティターが「おとしどころ」を捜しているとか、言っています。
何を言っても聞く耳をもたかない中国と交渉するに「おとしどころ」がないことくらい、宮崎さんの『大嘘つき国家 中国の犯罪』(文藝文庫)でも読んでいれば分かりそうなものをと思いますが、交渉する余地はあるのですか?
  (HG生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)日本では「妥協は美徳」ですが、それは日本にだけ通じる論理で、中国人にとって妥協は「悪徳」なのです。
ハッカーでも、南シナ海工事中断でも、米中首脳会談でオバマが強く要請しても習近平は聞く耳がなく、ようやくオバマは納得したのです。この人たちは交渉する相手ではない、と。それで米中首脳会談が終わるやいなや、オバマへ軍に出動を命じたのでした。

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