イクメンは性欲激減 赤ん坊の泣き声くだけで・・・

日刊ゲンダイ

イクメンは性欲激減の衝撃 子育てと男性ホルモンの相関関係

男女参画の一環で、すっかり持ち上げられている“イクメン”。土日など積極的に育児に参加したり、会社で育児休暇を取って子育てをするお父さんたちのことだ。
 だが、少子化の今、コレって“夫婦生活”には結構、大きな影響があるという意見もある。
「共働きだから、互いに育児に協力することをルールにしたんです。子どもの送り迎えや寝かしつけてくれるのはありがたいのですが、セックスは“疲れた”と拒否されて、2人目は絶望的です」(30代女性)

 こんな嘆きも聞かれるのだ。小児科専門医で「女はなぜ素肌にセーターを着れるのか」(毎日新聞社)の著書がある左門新氏(医学博士)がこう言う。
「セックスレスの多くは、女性が産後や授乳時などの育児期間に起きています。女性が疲弊して、一時的にその気がなくなるからです。男性も会社を休んで子育てに専念する場合、同様にセックスへの意欲が低下します」

 なぜ男までもが……。「泌尿器科医が教える オトコの『性』活習慣病」(中公新書ラクレ)の著者・小堀善友氏は、著書の中でこんな海外のデータを明らかにしている。

 それによると、フィリピンにおける600人の男性を対象とした調査で、子どもができた男性のテストステロン(男性ホルモン)値を子どもができる前と比較 したら、できた後は明らかに低下したという。しかも、1日3時間以上、子育てに関わっている男性は、子育てしない男性よりさらに大幅にテストステロン値が 下がったそうだ。

 また、小堀氏は「別の研究では、『男が赤ん坊の泣き声を聞くと、テストステロン値が下がる』という驚きの報告もあります」とも述べている。

■育休取得で余計に…
 テストステロンは、性欲の促進や生殖器の発育、脳の認知機能に影響を与えるホルモン。それが低下すれば、性欲の減退や判断力の低下などが起こりかねない。前出の左門氏は“イクメン”と“テストステロン値低下”の関係についてこう指摘する。

男性ホルモンは、性欲や闘争本能の促進作用があります。休みの日や早退して育児に専念する環境 が日常的になることで、必要とされる男性ホルモンの分泌が減ると考えられます。『男は敷居をまたげば七人の敵あり』ということわざ通り、常に闘う状態に置 かれないと性欲も起きにくくなります

 妻以外の女性との接触の機会が絶たれるのも、夫婦間のセックスレスに影響するようだ。
「特に育児休暇を取った男性の場合、外出が少なくなり、外で女性と触れ合う機会が減ります。男性はもともと狩猟民族ですから、浮気しなくても、電車などで いろんな女性を見るだけで男性ホルモンは上がります。それが家庭にこもることで、子孫繁栄本能が急激になくなっていくのです」(左門新氏)

 ギラギラした視線で女性を見る意欲が低下し、男らしさも薄れる。子どもができて以降、性欲が失せたり、タチが悪くなっているのはイクメンが原因だったのだ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 、中国人にと... ドイツで内乱... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。