抗うつ薬は重症患者でのみ有効 (再掲)

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抗うつ薬は重症患者でのみ有効
さまざまな重症度のうつ病患者に対して、Prozac(プロザック:日本では未承認)などの抗うつ薬が広く処方されているが、これらの薬剤は最も重症のうつ病患者にしか有効でないことが、新しい研究によって示唆された

分析の結果、軽度または中等度の患者では、抗うつ薬の効果はプラセボ(偽薬)と変わらず、試験開始時に最も重症であった患者でのみ抗うつ薬が有益であった。この結果に基づき、Kirsch氏らは「これらの抗うつ薬を重症うつ病患者以外に処方する理由はほとんどなく、うつ病患者は薬物療法なしで改善する可能性がある」と結論している。・・・

「軽度から中等度のうつ病では、心理療法が有効なこともある。患者の70~80%が個別療法、家族療法、薬物療法のいくつかを併用して改善・・・うつ病治療には個別的な適応方法が必要で、最も有効な治療法には複数の方法が含まれることが多い 」
「抗うつ薬など薬剤に対する反応が患者によって異なる のは事実。だからこそ、さまざまな治療選択肢があることが重要」

2008-03-12
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