マイク音を切ったのは許されざる暴挙か 『文春』が「女と道楽」と伊藤環境相をあげつらう

けしからん が大方の論調のなかで よく言った

 

マイク音を切ったのは許されざる暴挙か 『文春』が「女と道楽」と伊藤環境相をあげつらう 花田紀凱の週刊誌ウォチング(976)

例の環境相が水俣病地元被害者団体と懇談した際、職員が被害者側のマイクの音声を切った事件、大臣が再度、熊本を訪れ、謝罪して一件落着した。

しかし、この件、大臣が再び熊本に行ってわびなければならないほどのことなのか。

そもそも何人もの被害者の話を聞くため、ひとりの発言時間は3分と決められていた。それを大幅にオーバーし、注意しても止まらないから、担当者が断った上でマイクを切った―大臣の予定もあろうし、それが、「許されざる暴挙」と非難されるほどのことなのか。

早速、『週刊文春』(5月23日号)が「だから水俣病患者に寄り添えない 伊藤信太郎環境相の女と道楽」。

伊藤環境相が<二十歳下の女性と再々婚>していることや、中学生時代から映画好きで、プロダクションを経営、映画製作をしたこともあるが<興行収入は僅か五億円と大コケ>したことなどをあげつらっている。

ちょっと気の毒。

秋篠宮家批判は『週刊新潮』のお家芸だが、今週は『文春』がトップで

「秋篠宮家の危機❶ 警察との暗闘 紀子さま『あなたは使用人』vs警察幹部『もう人は出さない』」。

<紀子さまが職員に要求する仕事のレベルが格段に高>く<秋篠宮家といえば「ご難場」と囁かれる部署>などの話はこれまで『新潮』でも報じられてきたことで新味はない。

ただし、秋篠宮家が「ソフト警備」を望まれている点は<リスクの増加と表裏一体>だから、懸念される。

『新潮』(5月23日号)のトップは「超円安で『海外旅行は高嶺の花』の折も折『岸田総理』『13閣僚』GW外遊の税金ムダ遣い」。

 

<「総理を含む外遊した閣僚全員が渡航費や宿泊費を税金で賄っている。渡航費だけでも、総額で10億円を優に超すものと見られています」>(政治部デスク)

問題は岸田首相外遊の成果だが。

<「先月の訪米時に比べても(中略)かなり見劣りします」>(同デスク)

『週刊プレイボーイ』はあなどれない。今週(no.22)のトップは「もし『1ドル200円』になったら俺たちの生活に何が起こる!?」

取材も行き届き、おもしろい。

(月刊『Hanada』編集長)

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