NHKこうやって国民を洗脳 NHK特集『調査報告 日本軍と阿片』

田中秀雄(日本近現代史研究家・自由主義史観研究会会員)
NHK特集『調査報告 日本軍と阿片』の狡猾な編集
・・・
私がこの1時間番組を見た印象を一言で言うならば、ものの見事に日本軍はトランプゲームの最後の「ババ」を掴まされたということだ。

 アヘンを政治、軍事のもっとも大事な資金源にしていたのは中国の軍閥の長たちである。  ・・・共産党がアヘンを資金源にしていた

当時の上海や北京、天津など大都会では、一風変わった喫茶店程度の感覚で人々は自由に出入りしていた。

ほかに信用に値する通貨がない以上、アヘンを利用するしかなかったのが日本軍である。つまり、追い出した中国国民政府が収益源としていたアヘンをそのまま利用せざるを得なかっただけということだ。  

蒋介石政府が漢口でのアヘン取締りをしていたという映像は、日本軍の悪辣さを当時の国際聯盟に訴えた「宣伝映画」であり、それをそのまま信じて放映する無神経さは日本の公共放送とは思えない

・・・・その証拠として出したのが「満洲国警務総局の内部資料」(昭和16年)という写真資料である・・・佐藤慎一郎先生が書いた『大観園の解剖』に出ている写真そのものではないか。満洲のハルビンにあったアヘン窟であり、売春宿でもあった大観園を佐藤先生が調査した記録である。



上木賃宿から放り投げられた屍

NHKは巧妙にごまかしているが、“魔窟”大観園は満洲国政府とはまったく関係がない。ハルビンの顔役の一人である中国人が堂々と経営していたのだ。日本軍が支配していた満洲国を、支配されながら陰で嘲笑していたのが中国人だったのだ

専売のために農民からの購入価格は決められている。それを尻目に、専売価格より高価に買い取って資金源にしていたのが中国共産党である。それは北京や天津、上海で販売されて活動費となった

天津や上海の租界には、日本の警察力は及ばず、共産党や国民党の特務の跳梁跋扈するところだった。彼らの融通無碍な活動力がどこからくるのか? よほどのぼんくらでない限り、誰でも分かる。日本軍の特務がアヘンを使わなかったら、彼らが独占していただけのことである

この解説を 見て ますます 
万死に値する NHK!!!
と 確信しました

8月の放送については ↓
08月18日
NHKスペシャル 日本軍と阿片
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