高校卒業してからあちこちを点々と引っ越しをしている。
自身の意思によるものは稀である。
いや一度も無いかも?
引っ越し貧乏と良く言われるが、その通りだと思う。
広島生まれ→神奈川(2)→東京(3)→米国(3)→東京(3)→広島(3)→兵庫(3)→大阪→兵庫→大阪
カッコ内は同地域で引越しした回数。
長年生きていたせいでもあるけど、時間に流され引越しを重ねてきた。
会社の寮住まいのときは会社の手配ミスがあったし、海外赴任時では泥棒に入られ身の危険を感じて郊外へ引越ししたこともある。
転職したことや婚姻したことや家族の病気なども多くの理由があった。
年賀状も退職してから相手が旧住所で郵便転送期間外になっても旧住所へ送っているケースで年賀状が減ってくることも。何人かは前年の年賀状の住所が新しくなったことを失念していることにより、たまたまメールなどで旧住所へ送ってしまったと知らせてくれた。
逆に引越しのメリットもある。
引越しするときに要らないものを断捨離が出来ることと、住所が点々としているので勧誘や電話などがほとんどない。
なので、今はとても身軽である。
引越し業者の手の内もある程度分かるようになった。
(皆さん騙されないように!)
今になって思うことは、やはり定住するところが無い寂しさがいっぱいある。
ましてや独居老人と言われる状況ではなおさらである。