毎回、わたしの写真はほぼ寝姿ばかり。
「あら、また?」なんてあきれないでね。
おかあさんは「一番、無防備状態だからね」と
言っております・・・。
今朝は、何だかいつもより涼しく感じました。
で、少しだけごはんを食べた後、
気持ちよくて熟睡してしまったわけです。
さて、わたしが寝ている間に、
おかあさんはやっと1冊の本を読み終えました。
村上さんの「アンダーグラウンド」。
17年前に起きた地下鉄サリン事件の
被害者やそのご遺族にインタヴューしたもので
ただの取材ものやノンフィクションという枠では
括れないものを感じた、とおかあさんは言います。
本当は、この本の存在は知っていたらしいです。
発行された1997年頃、ラジオで
盛んにこの本のタイトルを聞いた覚えがあるけれど
どんな内容かは聞いていなかったと言います。
ものすごく厚い本なのに
「途中でやめるわけにはいかなかった」そうです。
それぞれの方の生い立ちや家族や仕事の内容、
そして事件当時の足取りなど、
話して頂いたことを本に起こしたもので
本当にその人と向き合って話しを伺っているような
気がしたみたいです。
メディアは真実を語らなかった、
あちら側とこちら側、
事実の重み、
圧倒的な暴力・・・
最終章での筆者の言葉が
より考えさせられた。
いつも犠牲になるのは最前線で働く人たち。
(大きな事件や戦争の時)
その形は、日本では何十年も変わっていないと言います。
おかあさんも事件の後、電車に乗る時に
いつも怖い思いをしながら乗ったらしいです。
あの事件で亡くなられた人への少しの供養のためにも
読まずにいられなかったと言います。
肉体的にどのように苦しみ続けて逝かれたのか、
メディアは何も教えてはくれませんでしたから。
お盆だからというわけでもないけれど、
心の中で手を合わせました。
村上さん、全力で書き上げた1冊です。
実行犯たちはこの本を読んだでしょうか。
読んでほしい、感じてほしい。
因みに「アンダーグラウンド」とは
「地下」という意味の他に
「自分自身の内なる影の部分」という
意味もあると筆者は言います。
うまく言えないけれど、
とにかく深く強く胸に残り
「消費」されるような作品ではなく、
「魂」と言って許されるなら
その魂(作者と証言者との)を感じた1冊です。
「あら、また?」なんてあきれないでね。
おかあさんは「一番、無防備状態だからね」と
言っております・・・。
今朝は、何だかいつもより涼しく感じました。
で、少しだけごはんを食べた後、
気持ちよくて熟睡してしまったわけです。
さて、わたしが寝ている間に、
おかあさんはやっと1冊の本を読み終えました。
村上さんの「アンダーグラウンド」。
17年前に起きた地下鉄サリン事件の
被害者やそのご遺族にインタヴューしたもので
ただの取材ものやノンフィクションという枠では
括れないものを感じた、とおかあさんは言います。
本当は、この本の存在は知っていたらしいです。
発行された1997年頃、ラジオで
盛んにこの本のタイトルを聞いた覚えがあるけれど
どんな内容かは聞いていなかったと言います。
ものすごく厚い本なのに
「途中でやめるわけにはいかなかった」そうです。
それぞれの方の生い立ちや家族や仕事の内容、
そして事件当時の足取りなど、
話して頂いたことを本に起こしたもので
本当にその人と向き合って話しを伺っているような
気がしたみたいです。
メディアは真実を語らなかった、
あちら側とこちら側、
事実の重み、
圧倒的な暴力・・・
最終章での筆者の言葉が
より考えさせられた。
いつも犠牲になるのは最前線で働く人たち。
(大きな事件や戦争の時)
その形は、日本では何十年も変わっていないと言います。
おかあさんも事件の後、電車に乗る時に
いつも怖い思いをしながら乗ったらしいです。
あの事件で亡くなられた人への少しの供養のためにも
読まずにいられなかったと言います。
肉体的にどのように苦しみ続けて逝かれたのか、
メディアは何も教えてはくれませんでしたから。
お盆だからというわけでもないけれど、
心の中で手を合わせました。
村上さん、全力で書き上げた1冊です。
実行犯たちはこの本を読んだでしょうか。
読んでほしい、感じてほしい。
因みに「アンダーグラウンド」とは
「地下」という意味の他に
「自分自身の内なる影の部分」という
意味もあると筆者は言います。
うまく言えないけれど、
とにかく深く強く胸に残り
「消費」されるような作品ではなく、
「魂」と言って許されるなら
その魂(作者と証言者との)を感じた1冊です。
きょう、コメントに気づきました。
ひと月近くも経ったのに、申し訳ないです。
読まれたんですね。
私も、すごく深くて暗いものを感じました。
報道されたものは、ほんのうわべだけ、
もう一度掘り起こしてほしいとさえ思います。
せめて、みんながあの事件を忘れないでほしい、
時はあまりにも速く過ぎ去っていきますから。
その「続編」、少し前ラジオで前田五朗さんが
紹介していました。
私も読んでみたいです。
コメントありがとうございました。
げー、ぶあつー!と思ったけど、
読みだしたら止まらなくて!
内なる影。まさに心理学。
避けようとして避けようとして圧倒的にやってくるもの。
それだったのか、と。
それにしても、私は薄っぺらい事実といわれるニュースだけを見て、
知った気になってたんだなーと思います。
村上氏は徹底した事実を伝えるべきだといっていました。
が、それは実現されませんでした…。
村上氏による反対側の視点の本もあるようですね。
読んでみようかな。
約束された地でーアンダーグラウンド2
だそうです。
「トラネコさん、この本の感想が少しでもお役に立てて嬉しいです。
初め、感想を書くことをためらっていました。
でも、村上さんの真実を求める気持ちと関係者への誠実さが
すっごく伝わってきた1冊でしたので。
それに、みなさんがあの事件のことを忘れかけている今だからこそ、という気持ちもありました。
村上さんの追求されていた疑問を、私もまた抱いていたので、
おこがましいですが、『一緒に考えさせて頂いた』という気持ちで読ませていただきました。」
ということです。
ダランダランな日々を堪能していたのに、
おかあさんが刺激してしまったかも・・・。
でも、レオくんはっちゃんが寝てる間に
読んでみると捗るかも、です。
上から撮ったのでそう見えちゃったわね。
夏の定番な姿なのよ♪
みなさん、タイトルは知ってるって人が多いのよね、
っておかあさんも言いました。
み~たんママさんもお忙しいでしょうけど、
もし機会があったら読んでみてくださいね。
すっごく厚くてびっくりするけど
やめられなくなっちゃったらしいの。
図書館から借りたんだけど、2週間では足りず
延長してもらったみたいです。
み~たんママさんも村上作品のファンみたいねえ、
って何かおかあさん、嬉しそうです。
寝姿だったの・・・ぼくてっきり
ココちゃん立ってるのかと思ったよ・・
でも、気持ちよさそうに 眠っているニャン~。
『アンダーグラウンド』
うちのママも聞いたことあったけど
読んでいないって 言ってる。
ずっしりと重みのある本ですね。
じっくりと読んで
魂を感じ、社会や自己を見つめなおしたい。
って言ってます。
この本が出たころ、何かを気づくのが怖くて
読んでいなかった本です。
彼はこの取材のためにアメリカの生活を引き上げて
(ギリシャだったけな?)取材し、書き上げたそうです。
1984も確実にこの事件を下敷きにしていますよね。
よまなくっちゃ!!
ありがとうーここの母さん!
ダランダランな夏休みの課題図書だわ!
こっちは午前中に降ってたけど、
お昼近くに太陽が顔を出したので、
おかあさんは買い物帰りに雨傘を日傘代わりにしてました。
その後は蒸し暑さぶり返し、あっつい!
えふ母さんも「忘れかけてる」って感じたのね。
おかあさんも少し前はそうだったけど、
同じ作者の「1Q84」を読んだら、例の教団をヒントに書いたのね、って感じたところがあって、
そして指名手配犯が捕まって、思い返したみたい。
えふ母さん、本は読みたい時に読むのが一番よ。
「読書は食事と同じ、読みたい時に読みたいものを」って
おかあさんはいつも言ってるのよ。
本屋さんにフラリと立ち寄って、いい本が見つかるといいわね。
今朝は大阪はどしゃぶりで、朝なのに夜みたいに暗かったですにゃ。
その後、雨も止んでちょっと涼しくなり、今はエアコンの除湿だけでも
少し寒い感じかにゃ。
「『アンダーグラウンド』題名は聞いたことあるけど読んでないわ」とえふ母さん。
「今ではもう忘れかけてるけど、あの当時は、松本サリン事件に地下鉄サリン事件、
その後、教団施設の強制捜査と続き、テレビや新聞などは毎日そのニュースで
もちきりだったのよ」と教えてくれましたにゃ。
ところで、えふ母さんは、最近、全然本を読まなくなりましたにゃん。
「たまに、読みたいなと思う本があったりするけど、買いに行くのめんどうだったり
読みたい気持ちが失せてしまったりするのよ」って。
パソコンに向かってネットばかりしてるせいにゃのかも知れない・・・