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三河姫的 喜動愛楽

「怒りは敵。泣くは修行。怒りは無知。笑うは悟りなり。」by徳川家康 アロアロ。 

徳川家康

2007年03月17日 02時48分40秒 | 映画
久しぶりにゲオで時代劇レンタル。
結構昔の4時間物の「徳川家康」を借りてきた~。

徳川家康=松方弘樹
織田信長=山城慎吾
豊臣秀吉=緒方拳

石川数政=千葉真一
石田三成=真田真之
 
築山御前=十朱幸代
北の政所=岩下志摩
濃姫  =佐久間良子

ま、こんな感じでキャストは豪華。
でも、織田信長=山城慎吾は似合ってなかった。
刃の先のような鋭さっていうか。。信長の凶器っぽさが足りなかったかな。

松方弘樹・・・なんかね、この人が時代劇出ると、どの役やっても同じで、 
柳生十兵衛や大石蔵之介演じても「松方弘樹」なんだよね。
今回いつもと違うのは女優さんとの絡みが
やたらエロオヤジみたいで生臭い。
自ら煎じた精力剤飲みつつ頑張ってました^^

さて、話は今川義元が桶狭間で信長に打たれてから
関ヶ原の戦いが終わったところまで。

ちょっとね、話の筋がおかしいところがいくつかあって

たとえば桶狭間のあとに
信長と家康が初対面ってことになってたりして。。。(笑)

家康はもともと織田家の人質になってた時期があるので
二人ははるか昔、家康がまだ竹千代時代のころに会ってるはず。。。

石川数政が関ヶ原の戦いを
まるで「家政婦はみた」の様に木陰から盗み見てるのがなんともおかしくて
へえ~~。みたいな。
その後、三成を助けようとした数政を撃つのがなんと嘗ての同志本多忠勝。
おいおい、マジかよ!!(_ _)ノ彡☆

このシーンは入れて欲しいと思うような明智の謀反。本能寺の信長最期や
大谷形部がなぜ関ヶ原の戦いで西軍についたのか。。。
などがはいってなくて色々不満は残ったものの
それでも関ヶ原の野戦シーンは馬もたくさん出てて
どっかんどっかん大筒撃ちまくって迫力あったわ。

今回は割りといい人になってた築山御前。。
いつもなら武田家に密通して夫の家康を裏切る。。。って言うのが定番なんだけど
 
石川数政と築山御前の間に何か通じてる過去があったような含みも持たせつつ
今回の徳川家のために責任は全部わが身が背負うって自ら命を絶つ設定も
ちょっと切なくてこれもアリかな。。って感じでした。

今回は酒井忠次・本多忠勝・井伊直政・榊原康政の徳川四天王はじめ 
大久保彦左衛門・本多作左衛門とかも~ちゃんと出てきてます^^
16武将も出て来てて三河武士の名だたる面々が登場してて満足。

映画・理想の女

2007年03月02日 15時56分27秒 | 映画
今日、Gyaoで観たんだけど、4月1日まで観られます。

これ、映像も綺麗でキャストもストーリーも音楽もいい映画でした^^
主演はスカーレット・ヨハンソンで
”真珠の耳飾りの少女”以来彼女はお気に入りの女優さん。

”理想の女”でスカーレットヨハンソン演じるのは 
1930年代のニューヨークのセレブで
まだ世間にすれていない貞淑な21歳の新妻メグ。

他のニューヨークのセレブ仲間達同様
お金持ちの旦那と一緒にイタリアの高級避暑地アマルフィの別荘で過ごし、
オペラ鑑賞し、パーティーを開き、ショッピングしながら
バカンスを過ごすひと夏を描いているの。
この避暑地になった舞台が絵に描いたように素敵なところです。
 
そこにいる男性も女性も皆お金はあっても
それぞれの結婚観を語るのを聞いてると
あんまり幸せな結婚生活を送ってるようには見えないんだよね。
 
時々結婚観に対する皮肉めいた名言が飛び出すの

「理想(の人だったかな?)を手に入れられないか手に入れたかの2種類のうち
後者のほうが不幸なことが多い」

「人が結婚を誓うのは祭壇の前だが、それは生贄が必要な場所だから」とか

あるバツX2の男性がある女性にプロポーズするときに
「来週僕がゴルフの練習中に死んだら君は遺産で一生優雅に暮らせるよ」とか

コレはアメリカ映画?と思いきやイギリス映画で
随所にちりばめられたシュールな台詞にはフフフ。。と笑ってしまう。 

ーーーここから、ネタバレですがーーー

メグは幸せそうなのだけど
周りの奥様族たちの退屈しのぎのゴシップ話の渦中に巻き込まれちゃう。
なかなか面白い展開で映画の中に引き込まれます。

一方、メグとは対極的でしたたかな悪女アーレンを演じるのがヘレン・ハント。
これ、主演女優は若いスカーレットだけど、
助演女優のヘレン・ハントがすごくいいの^^

狩りのターゲットの男を見つけたらガンガン落としにいきます!
この人、性悪で世の婦人方の敵で(--;)ウザイ。
お金持ちの男を食い物に生きて
私の人生一度きりだから自由に楽しみたいわ~。みたいな?
私も気持ちは分からなくもない。。でもそれはやりすぎだよ。。。

しかし、後半でどんどんいい女になっていくの。
熟練した台詞のやり取りが大人の女で
笑ったときの目じりの皺までチャーミングで大抵の男は落ちちゃうんだろうな^^;
メグの夫も罠に落ちるのよ┐(´~`)┌。。
スキャンダルはセレブの間で広がってやがてメグも知ることに

劇中、パーティー会場で二人の女性は同じドレスを着て登場します。
胸元も背中も大きく開いてセクシーさを競って、髪もブロンド。髪型も似てる。
二人は親子ほど年は離れてるけど
軍杯は熟女のヘレン・ハントでしょ?
皺もあって体の線も崩れているんだけど小娘に負けてない^^
 

タイトルの『理想の女』って言うのはありきたりで
原作の「ウィンダミア卿夫人の扇」のほうがしゃれてていいのにと思いながらも
メグとアーレンのどっちを理想の女だって言いたいのだろう?
二人とも良いのだけれど、
女からみての理想?男性からみての理想?と、観ていたら
途中でこの二人の女性の間に意外な展開。

アーレン:「貴女の一番大切なものに誓うと約束して」
メグ:「守護してくれている母に誓って・・」(胸元のロケットの亡き母の写真に手を当てる)

この場面、映画の株を更に★ひとつあげたシーンで良かったです(TT)
このときアーレンの顔からは性悪女の微塵も見られません
 
はっは~ん。。。娘から母へ。
なるほど、理想の女はそうきたか!!! 

そして最後に理想の女性には軍杯の変わりに扇が残りましたね(^_-)-☆
映画の中で理想の男は。。。これから見る人が探してくださいな^^

何も期待しないで観たんだけど、観てよかった~~。

私の頭の中の消しゴム

2007年02月17日 09時16分33秒 | 映画
昨日の夜中、なんとなく眠れなくって
暇つぶしにGyaoで何か映画でも見ようとおもって
ちょっと前に話題になってた「私の頭の中の消しゴム」見たのですが
なんと、コレが私にとって初めての韓国作品鑑賞。

いっとき韓流ブームだったころに
メガネ+マフラーの男優が出てる”冬のソナタ”を
10分ほど見て苦手意識が出来て以来、
韓国作品=私とは波長が合わない定義が出来上がってました。

でも、この「私の頭の中の消しゴム」は
YOU君が泣けるってblogに書いてたし、
なんとなく世間でも話題になってたので期待しちゃったのですが

えっと。。。この映画を好きな人にはゴメンなさいです。
私は退屈と戦いながら見ちゃいました。
多分、映画が悪いんじゃなくて私の感性のどこかに問題ありなのかも?ですが、

もうちょっとで盛り上がるよね?
もうちょっとで泣けるよね?
最後まで見ればきっと感動できるんでしょうね?

。。。て、途中で何度もリタイヤしかけつつ
最後までちゃんと見てたんだわ。

私の頭の中から感受性というものが消しゴムで消されているのか?
まったく感動できなくて。
そりゃ、好きな人のことも幸せだった思い出も
どんどん記憶の中から消えてしまうって現状になったら悲しいけれど、
泣けた人はどこで涙が出たんでしょう?

男がつけてる香水に記憶が戻りかけたシーン?
コンビ二でのコーラの再現シーン?
過去の男の名前と間違えられても愛してるって答えたシーン?

で、見終わってからレビュー見たら
★ひとつって人が多くって。。先に読んでおけばよかった><

ああ、もう、ベタで。。。ベタで。。。
使われてる音楽も。。。アレでいいのか?
あの男優さん、他の作品に出てるときはもっと素敵に見えるの?


今日はこの映画の感想とは関係ないところで私の心に春の嵐が吹き荒れてて
キレ味抜群。

昨日作ったオカズは半分食べ残してるし
新聞はちゃんと畳んで脇に寄せるでもなくテーブルの上に散らかってて
窓を開ければ外の建築現場がうるさく
歯磨き中に鳴った電話に急いで出れば墓地のセールスの電話!
どうあがいても釈由美子になれないし

あ~~もう!イライラがマックス!! 

喧嘩上等!かかって来いよオラ!みたいな。
今、私に近づくと危険です。(笑)
あ、いけない><今日はDearsの集まりなのでエレガントにしてなくちゃね?

真夜中の弥次さん喜多さん

2006年07月20日 22時10分35秒 | 映画
昨夜は久しぶりにTVの前に3時間近く座ってしまった。
その前に・・

満天の湯にのんびり使っていつもどおりフルコースでお肌磨き。
昨日の日替わり湯は『紫根の湯』
間にソルトサウナタイムをはさんだけど
この『紫根の湯』には前後2度、合計40分は入っていたと思う(茹)
37度ほどだったので半身浴が気持ちよく、睡魔が襲ってきます^^

帰宅したのが01時。
留守録してた「オーラの泉」を観まして。
1時間ほどネット徘徊。

そして03時。
WOWOWで「真夜中の弥次さん喜多さん」見ちゃいました。
ふつうの人は録画してとっとと寝るんだろうけどね?

遅い時間の始まりなのでRECボタン押して最初の5~6分だけ見て
寝室にむかうつもりが。。あんた!面白すぎ!

のっけからリビングに私の爆笑が響いた。
喜多さん演じる中村七之助の登場の仕方が
これ以上ありえないってほど笑える顔で登場します。

金髪のちょん髷でオカマの薬中キャラだけど(笑)
相方の弥次さん演じる長瀬智也とのキスシーンもあり
抱擁シーンなんてサスガは梨園の御曹司。。
ちょん髷結ってても女形のつやっぽさが出てる
もうね、、、温泉でのシーンとかめちゃめちゃ笑える。。。

細かい説明できないから・・・観て!!

時代は清水の次郎長親分が出てくるから幕末ですが
弥次さん喜多さんはバイクに乗って
喜多さんの薬中を治す為にお伊勢参りに出かけます。
この二人ホモなの(笑)

途中いろんな宿場でトラブル?に遭うんだけど
もぉ~~~!!おバカすぎる!!オモロ過ぎる!!
これ、文字で説明できない。

監督が宮藤官九郎だもん。
笑えないはずないわ。この人の作るアホアホな世界大好きです!!

そして、一人だけちょん髷も結わず、バーテンダー役で出てくるARATAさん。
相変わらず声が本当に素敵。
バーカウンターの前でバカ笑できる弥次さん喜多さんの絡みがあるのに
よく笑うの我慢して演技してるなあ。。って関心。

んで、やっぱ、長瀬かっこいい。ぽっ

隠し剣鬼の爪

2006年07月04日 14時18分52秒 | 映画
確かおとといだったかな?
TVでトム・クルーズのM:i-2見て
かっこいい~~♪なんて思ったんだけど、
今日は一転して邦画の時代劇「隠し剣・鬼の爪」
4月ごろ中国のお土産にもらった海賊版DVDをやっと観ました(笑)・・・

 
面白かったのでもっと早く観ればよかった。

時代は幕末。
動乱の時代の東北地方の下級武士で
出世の望みはないけれど、剣の達人の”宗蔵”を永瀬正敏が演じてます。


会社勤めしてるサラリーマンも大変だけど、
お侍さんも大変だよねえ。。。みたいな気持ちになりました^^;

仕事を覚える=剣術を覚える
PCの使い方覚える=鉄砲・大砲の使い方覚える

そんな単純じゃないんだけどね^^;

企業に対して何か腑に落ちないことがあっても
平社員は自分の仕事をこなしながら上司の機嫌もとらなくちゃ。。
下級武士は専制政治のもと、藩の家老に押さえつけられながらもがいてる。

いつの時代も男は大変だ。。

特にこの時代、日本全体が大きく変わろうとしていて
思わぬ方向に翻弄される運命の波がかぶさってきて
命を懸ける仕事に就くことにもなる。
不本意でもね。。



一緒に剣術を習っていた門下生で親しい友人が謀反を起こし
その追っ手として命ぜられた宗蔵の心の葛藤。。

一方、使用人だった女中”きえ”への宗蔵の想い。。
結婚ですら、自由なんてなくて
武士と農家の娘は一緒になることなんてできない。

でも、自分に真っ正直に生きたいという強い意志を貫き
息苦しい武士の身分を捨てる決心をした心の底は優しい男を 
永瀬正敏が丁寧に演じてます。

映画全体に幕末の空気感が漂ってて安心してみていられて
まったくしらけないんだよね。
野外ロケのお城も海も山も。かわぶき屋根の農家も田んぼのあぜ道も。

そして随所に笑のつぼがあって「ぷぷっ」って噴出しちゃう
さすがは寅さん映画を作っていた山田洋次監督。うまいなあ~って思う。

俳優陣も豪華です。

松たか子
吉岡秀隆
小澤征悦

高島礼子
田中邦衛
倍賞千恵子

小林稔侍
緒形拳


SHINOBI

2006年04月26日 03時28分20秒 | 映画
山田風太郎原作ですが、
原作を 読んだ人や風太郎ファンには叩かれて
出演してる俳優さんのファンには絶賛されてるって感じ。

映画館で見たかったんだけど見逃してました(><)

さてSHINOBIですが。。ストーリーはいたって簡単。 

時代背景なんてな~~んにも分からない外人さんにも理解できる。
むしろ海外向けの忍者映画って感じ。
敵対する伊賀と甲賀の後継者同士の
恋物語を絡めたアクション映画でいいのかしら~?
忍者版ロミオとジュリエットでしょ。

映画の中の時代は戦国時代が終わり世の中が平和になったころ。
家康公が大御所になり駿府に居を構えてからのことです。。


本当はね、この時代、「忍」(しのび)とは呼ばず、「間者」と呼んでました。
ま、堅い話は抜きにして^^;


仲間由紀恵とオダギリジョー演じる忍びが
愛し合いながらも殺し合わなくてはならない敵同士・・
それでも 
「この出会いを後悔したことは1度もありませんでした」なんて冒頭の台詞が。。。
くくく~~っ!泣かせるじゃないの!!
こりゃ期待出来るかな~?と思いながら見たのですが。。。

映画の中のストーリーが大味であんまり深みがなくて。。(><)。。

原作では生き残りをかけた戦い10人対10人を5人ずつに縮小してます。
このあたりは原作読んでなければ全然気にならないんだけど

映画の中では見せ場もなく死んで行く忍びもいて
100分の中で5組の見せ場を作るのは無理なんだろうね。

一人一人のキャラクターつくりが甘いから
どのキャラが好きって思う暇もないうちにバタバタと死んでいくので
悲しくもなんともない。
ある意味忍者よりもゲームキャラみたいだよ。。
戦い方も,外人受け狙った?ようなところがあって。。

あー。。こっちが死んじゃったか。。
お次は誰?みたいな。。。
 

これは死に様よりも個々の忍びの生き様を
映画の中でも盛り込んでたら
もっと魅力が出て感情移入できたのかも。
本当はもっとそれぞれ魅力あるんだよ。。。
あの棟梁の昔の恋とかさ。
仲間由紀恵とオダギリジョーの戦いのシーンも
やっぱりね。。だと思った。みたいな。(_ _)ノ彡☆


良かったのが風景の映像。。
日本の四季の美しさが随所に盛り込まれてて
「そこ行きたい!!」って思う神秘的な映像がいくつかありました。



私はね~~。忍者大好きなのよー。
伊賀か甲賀かと言われたら
徳川16武将に服部半蔵が居るから伊賀派ですが~~。
本当は柳生が好き。しかも新陰流のほう^^;

 

満天の湯+Mr.&Mrs.Smith

2006年04月12日 22時49分00秒 | 映画
今日、今月になってはじめての満天の湯に行ってきました。
こんなに間が開いてしまったのは初めて
もうお肌がずーーーっとソルトを求めてて限界になってた(><)

ソルトもサディスティックにゴシゴシとすり込んできました!!
韓国垢すりもカカトの手入れもバッチリ!!
久々に満天の湯でフルコースでお肌磨きをして生き返えったわ♪
今日の日替わり湯は「酵素の湯」ありえないようなピンク色。
38度台の低温のお湯で20分ほど半身浴してきました~~^^

頭を空っぽにしてうたた寝湯で30分ほど寝てきたけど、
さすがは4月。外で裸で寝てても全然寒くなくてぐっすり~~。。
5人並んでトドのように寝てました♫♫♫♫♫

♥。・゜♡゜・。♥。・゜♡゜・。♥。・゜♡゜・。♥。・゜♡゜・。゜♥。゜♡゜・。♥。・゜♡゜・。♥。

頭を空っぽに・・と言えば、昨日見たDVDのMr.&Mrs.Smith
これはナーンにも難しいことがなく単純で分りやすい..+'(◕ฺ∀◕ฺ)..+*
 
ラブストーリーあり、コメディータッチなのに
ド派手なアクション映画って感じ?
とってもオシャレでカッコイイ!!

ブラピとアンジョリーナ・ジョリーがスミス夫妻として登場するんだけど、
お互いに敵対するプロの殺し屋組織に入ってて
2人とも隠してるんだけど、
もし身分がバレたら48時間以内に相手を殺すという掟。。
たとえ夫婦でも。。。

バレた途端夫婦で派手な殺し合いになるんだけど、笑えます。^^
ダンスをしながらも、相手の隙を探し
家の中でも、派手なバトルの銃撃戦。
そして車の中でも。。。
アクションシーンなのに台詞がおかしくて笑える。
カーチェイス見てても爽快で気持ち良いの~~。

私も旦那相手に銃撃戦したい~~
躊躇わずに引き金引いてやる!!


あの~。私。。。
ビラプの良さがどの映画見ても分らないんですけど(汗)
いや~~、今回本当にカッコよかったよ!!・・・アンジョリーナ・ジョリーが!!
あれじゃあ、惚れるわ!!って納得。

2人を比べるとブラピはアンジョリーナ・ジョリーのオーラでかすんで見える。。。
ビラピ見ないでアンジョリーナ・ジョリーばっかリ見てた!!σ(^_^)

ガーターベルトにピストル差し込んでるあの足なんて見たときは
鼻血出そうです!!(* ̄皿 ̄*)グヒヒ
太腿から足首まで締まってて
全然ブルンブルンしてないの~~。
日ごろから鍛えてるんだろうなあ~~。


えっと。。。最後のシーンはどうでもいいや。感じだったけどね^^


ワンダフルライフ/ARATA

2006年02月02日 09時26分18秒 | 映画
GEOに行くたびに【ワンダフルライフ】のパッケージが気になってて
いつか借りようと思いながらも別の映画を借りてしまっていたけど、

先日、GEOに行ったら1本10円でレンタルできる日だったため
めぼしい映画はすべて貸し出し中。
ほとんどの棚が空っぽ。
そんななか残っていたのが【ワンダフルライフ】
 
「今回こそはレンタルしなさい」っつー、神のお告げかも?
よっしゃ~!!10円でお持ち帰り~~。

何でパッケージが気になってたかと言うと・・・
もうバレバレよね
そう!主役のARATAが気になってのよ
 
この人、【ピンポン】や【真夜中の弥次さん喜多さん】にも出てますが、
TVドラマは出てないね?

昨夜、友達AとメッセしててARATAについて語り合い。
 
私 ねえ~、ARATAって知ってる~?
A もうチェック済み。良い男だわ~ 
私 ピンポンでめがね掛けてたでしょ?
 
A あの時ビビって来た!!メガネがあってもあんなにカッコいいなんて~。 
私 写真によっていろんな顔あるのよ。
A アングルかえて見てみぃ。いい男だから。ちょっと長めの髪の方が・・A的にはいいと思うの。


まあ、こんな会話がありまして。
元々Aと私は2人とも同じタイプの男が好きで趣味が似てますが。。。
でも、Aよ、一言いわせて!


アンタ、男のくせに
良い男の話になるとなぜオカマ口調になるのよ!!

(_ _)ノ彡☆



さて、話を映画に戻して。。。 

【ワンダフルライフ】良かったです~~。
最初はベタなタイトルだな。。と思っていたけど
見終わると、やっぱりこのタイトルがピッタリ。
暖かくて優しくて良い映画でした。

映画のストーリーは 
人は亡くなった時、天国への入口のような
古い建物の施設に行って職員から面接を受け
「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい。」と言われて
天国へ行くまでこの施設で過ごしながら
たった一つの思い出を選ぶと
7日後に職員達が思い出を映像にして見せてくれる。
記憶を記録に残してくれるの。
死者達はその大切な思い出を胸に天国へ旅立ち
死後の世界ではその思い出が永遠になるの。



こんな説明してもよく分らないよね?(汗)

主演のARATAはこの施設の職員の役。
死者でも生者でもない。。
もう、生きてはいないけど、まだ天国には旅立ってない。
不思議な狭間にいる。
こんなイケ面の職員がいるのか?って位カッコイイ
パリコレに出たほどのスタイルのモデルさんでしたから^^

この人って写す角度や髪型次第で別人のように顔が変わるね?
ネットで見たある画像で「うっ。。。。そんな--;」って思ったもん。(爆)

でも、この映画の中ですごく繊細で透明感のある存在で
声がね~~すごく優しくて話し方も穏やか。
一緒に並んで座っていたら心地良い波長を貰えるだろうなあと思う。

ARATAもいいんだけど、
この映画に出てくるすべてのキャストがいい!!
すでに亡くなっている由利徹さん・原ひさ子さんも出ています。
この2人の存在感すごい。
原ひさ子さんなんて腰まげて庭でどんぐり拾ってるだけで絵になっちゃう。
寺島の兄ぃも出てる!相変わらず口がとんがってます^^

そして、面接を受ける死者たちがびっくりするほど自然な演技!
有名な俳優さんもいれば
この人見たことないな。。って人もいるんだけど、上手い
コレって台詞なの?芝居なの?と思うくらい自然でドキュメントタッチ。
ビックリだよ。

それもそのはず、素人さんが10人出てて
素のまま面接受けて自分の思い出話をしている時に
カメラを回してたんだって。
だから台本があっても意味ないほど書き換えたとか。
みんなね、思い出を語ってるときに良い顔しているんだよね。。

この映画見てると、
自分も面接受けてる気になっちゃって
「1つだけ」と言われたら
いつ、何をしてた思い出を選ぶだろう?って考えちゃった。
たった1つだけだよ?

 
以前、「死ぬまでにしたい10のこと」って映画見たときも
自分に置き換えて考えたけど
今度は生きてた間の思い出の中から1つだけ・・・

生きてるときは必死で未来のこと考えてるけど、
死ぬときって振り返るしかないんだね。

一番大切な思い出を選んだら、
死後はその思い出の中で永遠の時を過ごすんだから
慎重に選ばなくちゃね?

これだけは絶対に永遠に留めておきたいという
素敵な思い出を決めることが出来るのも幸せだけど
私のようにあれもこれもってたくさんありすぎるのも
それだけ沢山の素敵な思い出があったということだから。 
1つに絞れず迷うのも幸せなんだと思う。 

幼い頃。
少女時代。
成人して。
結婚して。
そしてこの数年の間。
それぞれ感動した素敵な思い出は沢山あって
本当に1つに決められない。

「この瞬間を一生忘れないわ!!」と思った幸せなこともあったし
たわいない日常の中で交わした会話や見慣れた風景のなかにも
失いたくないことはたくさんある。
私はまだ今を生きているから
これからもきっと素敵な思い出は増え続けるよ~。


妻が残しておきたいたった1つの思い出と
夫が残しておきたいたった1つの思い出が
同じ日の同じシーンで夫婦一緒だったら良いよね?

でも。。。

ま、そんなこともこの映画の中に出てきます。
50年の刻を経て蘇る思い出。
奥さんの気持ちも旦那さんの気持ちもほろりと泣けます。
そして職員の望月の思い出にも。ウルっとね。

「ロザンナのために」アメリカ映画

2005年12月12日 21時37分42秒 | 映画
「ロザンナのために」はジャン・レノ主演のイタリアの小さな田舎町が舞台の映画。 

病気のために余命を宣告されている妻ロザンナは
自分の死後は幼くして亡くなったひとり娘のお墓の隣に
埋葬してほしいと願っています。
この願いを叶えるためにジャンレノが演じる旦那さんのマルチェロが奮闘します。

亡き娘が眠るこの町の教会には残り3つ分のスペースしか墓地が残っていません。
この教会は墓地が不足してるんだよね。。。 
ロザンナが死ぬよりも先に3人死んでしまうと妻の眠る墓地がなくなってしまう!!それは困る。。

ってことで、妻の願いを叶えるためにはなんとしても今この町から死者を出したくない
あらゆる手段を使う旦那さんは
交通事故を防ぐために交通整理をかって出たり
自殺しようとしてる者を必死でやめる様に説得しようとしたり
サーカス団員の綱渡りを見ながら祈っているのは
「失敗して死んだりしませんように。。。アーメン」みたいな

テーマは「死」なのか?これから死に逝く妻への最後の「愛」なのか?

兎に角この町は老人が多い。死にかけてる病人も沢山いる。
旦那はいつも妻より先に死人が出ないようにハラハラドキドキ。

ちょくちょく病院に顔を出しては死にかけた病人を死なせないように
見舞いを装って見張ってる。
病院で輸血が必要なら自ら献血を申し出て
危篤状態の病人がいたらなんとしても生き返らせたいの^^
事故死した銀行員や出所したばかりの誘拐犯の死体も隠す^^
妻が死んだときに入る墓地を残しておきたい一心で行動してます。

これがひとつひとつ常識で考えると無茶なことで
死体の遺棄も本当なら犯罪なのに
ジャンレノがとぼけた表情で演じてるから憎めない。 
やってることはお馬鹿なのにすべての行動が妻に対する深い愛情からなんだよね。

そして、とうとう墓地が残る最後のひとつになってしまったときに。。。どうなる?
次に死ぬのは誰?ロザンナ?
これは見て確認してください。

この映画は悲しいとか切ないとかじゃなくってコメディータッチなので
ちっとも暗くない^^
さすがは舞台が明るい日差しのイタリアなのでほのぼのとして陽気です。
映画全体が明るいんだよね。
病気の妻は本当に死期が近いの?って思っちゃうくらい元気そうで明るい。
この小さな田舎町で夫婦が恋人時代にデートした場所や
高台から見下ろす街も綺麗。
これがニューヨークが舞台だとこういう映画はできない。
だけど、製作はアメリカ。台詞も英語。
どーせ字幕読まなくちゃならないので、イタリア語で見たほうがよかったなあ^^
 
ロザンナは独身時代に金持ちの地主からプロポーズを受けているのに
マルチェロと出逢ったことで断ってます。
マルチェロは無鉄砲な性格でお金もないし冴えないのね。
でも結婚して良かったと思わせる暖かい男で
裕福な結婚生活よりもささやかな生活の中に魂の生きる喜びを与えてくれる人。

「死」を扱ったコメディーって難しいよね。
大笑いするほどじゃないけど時々「ふふ。。」みたいなシーンがあって。

映画のラストも「そんなのありなの?~~ふふふ」です。

「かげろう」フランス映画

2005年12月11日 22時04分13秒 | 映画
今夜はトン汁が食べた~~い!と思ったので早めに鍋を火にかけつつ 
私にしては珍しくフランス映画の「かげろう」(2003年)を観てました。
主演の女優さんはエマニュエル・ベアール(オディール役)
相手役の青年はギャスパー・ウリエル(イヴァン役)
彼はこの作品がカンヌで上映されて一躍有名になり
その後「ロングエンゲージメント」に出演してブレイクしましたね~。

「かげろう」 の舞台は1940年。
戦争中のフランス・パリで、ドイツ軍からの戦火を逃れるため
未亡人のオディールは(夫は戦死)13歳の息子と5~6歳?の娘を連れて南へ逃げていました。
命からがら空からの襲撃から逃げている最中、イヴァンと言う謎めいた青年に出会って助けられ
そのまま一緒に森の中に逃げ、空き家に避難して隠れ住むことになります。

こんな感じでストーリーは割りと単純。

オディールは戦時下と言う状況で頼るものもなく、
自分ひとりで子供達を守り、逃げてることで緊張が続き精神的に不安定になってる。
初めはイヴァンに対して警戒心はあるものの
捕ってきた動物など食料を調達してきたり
子供達と遊んでくれる姿を見て次第に心を開いていく。

一方のイヴァンは自分のことはあまり語らず。
今まで家族との縁が薄かったようでつかの間の平穏な家族の暖かさを味わって、
こんな時間をもっと続けていたくなっているのかも。
イヴァンは読み書きができないまま成長していますが
オディールに文字を教わったりしてる間に心を通わすようになっていく。
そしてオディール達を守っていこうという一家の長たる責任感にも目覚めます。
みんな戦争で不幸を背負っているものの互いに癒されて静かな時間が流れ
つかの間、空き家で暮らすうちに 
戦争中とは思えないくらいゆったりした家族の団欒のように食卓を囲みます。

派手さもないし大作でもないけど、役者さんの魅力で最後まで退屈しない映画。
オフィシャルサイトのトップ画面で見た画像だと
未亡人と青年の不埒なラブストーリー?と思ってしまうんだけど不潔感はないの。 
戦時下でかげろうのごとく掴みかけて消えてしまったささやかな幸せだけど、
一緒に過ごした時間は「生きてる」と感じられたのではないかな。 

キャストがよくって、エマニュエル・ベアールも淡々と母親の顔と女性の役を演じ分けてすてき。
イヴァン役のギャスパー・ウリエルはね、きっとこれからドンドン仕事が増えてビックになりそうだよ?
この映画では少年を脱皮してして大人になりかけた繊細なお芝居してて上手いです。
確か、「ロングエンゲージメント」の時に来日してるんだよね。
でも、この時はすっかり大人で髪の毛長くって「かげろう」の坊主頭とはまるで別人。
ギャスパーの出演作はこれからもずっと観てみたいな。


「かげろう」見終わって晩御飯食べてから最終回の「義経」観ました。
ん~ん。大河では自害と言う終わり方だったかぁ~~。


ハウルの動く城

2005年12月09日 19時34分08秒 | 映画
「ハウルの動く城」を映画館で観てなかったので昨日レンタルして観ました^^
私、個人的には大人のファンタジーって感じに受けました

戦争と言うものを終わらせるには勇気と愛の力が必要で
みんなの心の中に思いやる優しさがあれば戦争も起きない。
些細な人間関係の溝さえも優しさで埋まっていく。
ソフィーは自分を90歳の老婆にしてしまった荒地の魔女にさえ優しくして
心を溶かしていくのね。
ソフィーは魔女と戦うことよりも、近付くことにエネルギーを使うの。
すると、荒地の魔女の瞳はすごく優しく可愛くなっていく。
 

ソフィーは18歳では出来なかったことも、持てなかった勇気も
90歳になったからこそ出来たことが沢山あって 
生きることの楽しさや恋する気持ちを体験しながら
自分探しの旅をしているのかも。
90歳になって、ハウルと一緒に暮らして初めて前向きに生きる気になるのね。
観ている人はコロコロ変るソフィーの姿の変化に
「ああ、今のソフィーの心の振り子はこんな感じなんだな?」何て想像できる。
そんなソフィーに接しているハウルは
最初弱かった心が愛する人を守るために強くなっていく。
 
この映画は他のジプリ作品の「トトロ」や「魔女の宅急便」に比べると、
小さい子どもには分りにくいかな・・?
あまり説明っぽい台詞もないし、
たまに「ん?今のはどういうこと?」って場面があって
これは単に私の見方が浅いせいもしれないけど・・・
いろんな場面の解釈は観た人それぞれ違って受け止めてもいいのでは?
1回目に観て分りにくいところは次に観たときに分ってくるのかも。
もっと他に隠されたメッセージもあるかもしれない。。

好きなシーンも台詞も沢山あって、
相変わらず風景がとても綺麗に描かれてます。
行きたいところ、体験したいこと。盛りだくさんです。
ソフィーとハウルが空を飛ぶ?歩く?場面も大好き。

あ、ハウルの声。。。声優が発表されたとき、
え”・・・(--;)と思ったけど、違和感なくって合ってました^^

ジプリの作品に出てくる男の子はみんなハンサムで女の子を守るんだね^^
アシタカ・ハク・ハウルetc

金髪のハウル。。好き~。ハウル本人も分ってるようで?(^^)
なんか、ハウルって自分のビジュアルに対する哲学持ってるよね。
久々にイケ面じゃなきゃ言えないような
「美しくなければ生きている意味がない!」
なんて台詞を聞いたけど
私はこの台詞で思わず声優のキムタクの顔が浮かんでしまってウケた(_ _)ノ彡☆
キムタクは絶叫?ぽく言うんだけど、
この同じ台詞をGacktの感情を込めない低いトーンの声で聞いてみたい。


さて、今観たいと思ってる映画はハリウッド映画じゃなくて邦画。
『男たちの大和/YAMATO』
 
「死に方 用意」って。。。(TT)
ハンカチ用意だな。。。これね、きっと映画館で泣いちゃうかも。



SAW-2

2005年10月30日 23時55分39秒 | 映画


いや~~、映画って本当にいいもん・・・ばかりじゃないですね。(水野晴夫風に)

映画SAW-2観てきました。。。
脚本がよくできてて。。。残酷で戦慄で吐きたくなるほど。

 
まあ、説明すると気持ち悪いシーンを思い出すので詳しいことは書きたくないから
興味ある人は公式サイトで見てちょ。
http://www.saw2.jp/

SAWもSAW-2も何から話していいのか。。
すべてネタバレに繋がるので感想なんか書けない
書けるとしたら、このくらい↓

ひぃ~~(><)
おぇ~~(><)
ぎゃ~(><)

もうね、正視できないシーンが多すぎ
隣で口を半開きながらも正視してる相棒を尊敬したよ!
 
「SAW」もすごかったけど、 今回もあまりにも気落ち悪くて、グロくて。(><)
私は始まって10分しないうちに「早く終わって!!」と思った^^;

『犯人は最前列で見る』・・・今回も?と考えながら見ようとしたら
映画が始まってすぐ、簡単に犯人が捕まって。あれれ?
しかし、この映画はそんなに甘くないの。。。
ジグゾウは残忍極まりない。。

殺害シーンはグロティスクでリアルで
私はほとんど顔を覆ってたかキャラメルコーンのバスケットに顔を突っ込んでて
ラストの10分あたりからほとんど見てません。。。

これじゃ映画見た意味がないかも?
だけど、謎なんか解けなくてもいいから「も~~~ヤダ~~」って感じ。(笑)



なので映画見終わって相棒と一緒に感想を話してたときに
「〇〇が〇〇〇になってたね」とか、「あのシーンは〇〇〇って意味なんじゃ?」といわれても
「へ?。。。そんなシーンあったの?私は見てなかった(汗)」・・・みたいな
グロいの平気な人にはお勧め映画です。
「SAW」を見てない人は観てから行った方がよりいっそう楽しめます。

 
今回ほど映画を見に行くのにワクワクできなかった映画はないね。。 
うちの玄関出た瞬間から気が重たかったもん。。。
「も~~、何でこんな映画に誘うのよ!!SHINOBIを見ようよ」って強く言えばよかった。。

で、今日の画像は此処は一体なんなんだ? ちょっと不思議。新宿から小田急線でいける街です。^^

『いま、会いにゆきます』

2005年09月21日 18時09分43秒 | 映画
オリコンスタイル他で楽様が「涙が溢れた」と絶賛してるので昨夜GEOで借りてきて
泣いちゃうのなら夜中に一人で見ようと思い、涙流しながら朝の4時に見終りました。(爆)
 
楽様が言ってたけど、本当に1つも無駄のない映画。
特に中村獅童が良かった~。
私、主演の二人が共演後に結婚したってニュース見て、
「え~、何で~?」と思ったけど、
映画見終わった今はわかる~(笑)
中村獅童なんてパス!と思ってる人も観て!
竹内結子が結婚しちゃった理由がわかるかも^^ 

これから見る人もいると思うのでネタバレは書けないんですが、 
奥さんが亡くなって1年後の雨の季節、6週間だけ夫と息子の元に記憶喪失で戻ってくる。

・・なんてベタな話なんだ。。と思って公開当時はぜんぜん興味なくて観たいと思わなかったんだけど
観ちゃった今はみんなにもお勧め!!(笑)

映画は計算しつくされててどのシーンも重要で意味深くて
素敵な台詞もたくさんありました。

夫婦愛・親子愛が素敵に描かれてて素直に感動できて全編優しい空気が流れてる。
医者・教師・ケーキ屋さんなど、出てくる人もみんな優しい人ばかり。 

公式サイトであらすじをざっと読んだときに、
私は自分が感情移入するのは6歳の子ども”佑司”の立場で
死んでしまったお母さんとの1年ぶりの再会。。という視点で見るのかな?と思っていたけど、
見事に主人公”澪”の立場になって観て夫の巧に惚れてました。

”巧”は何の取り得もない冴えない男で不器用なんだけど、
愛情深くて優しさと純粋さだけで愛しく思える男です。
ヒマワリ畑で澪が巧に言う台詞そのままの気持ちで愛せる。
20歳の澪が自分の人生を選択する気持ちは何度生まれ変わっても同じ答えを出すと思う。

出会いと別れを何度繰り返しても惹かれ合うって人っているんだろうな。
辛い別れは1度でたくさんで、次は別の方向を向こうと思っても
やっぱりお互いの愛する相手を引き寄せ、引き合う力が強い。
運命の出会いみたいなものかな? 

一度、死別と言う究極の哀しみを味わって、1年かけて徐々に記憶も悲しみも薄れ始め
時間をかけて父子2人の日常の生活もなれてきた頃に
期限付きで死んだ澪が還って来て、つかの間の幸せが戻ってきても
また辛い別れが待ってるだけじゃん。。と思っていたんだけど、

神様が6週間と言う奇跡の時間をくれるなら、また悲しい結末が待っていようが
花は散ることを知っていても咲かずにはいられない。
6週間後また消えてしまうのだけど、そんなに終わり方が悲しくないのね。
暖かい奇跡のおかげで父子も強く生いける。。 

澪はもう一度あなたの隣に居たい。幸せにしてもらってたこと伝えたい。
もう一度同じ人と恋愛したい。強くなれる力を貸したい。
やり残したことをするために、本当に伝えたかったことを伝えるために”会いにゆく”。。

好きな人の隣にいるだけで居心地が良くて幸せと言うシンプルなことだけど
そこに深くって、大きな意味がある。
 
当たり前のように隣に大切な人がいることがどれだけ幸せなのか気が付いて
「時間よ、止まって」と思っても無情にも時は過ぎていって
今、この刹那な時の積み重ねがどんなに貴重かって痛感する。
だから人は一緒に過ごせる時間、精一杯出来る限りの愛情を無償で注ぐのかも。



寒がる澪を暖めてあげる巧は自分のコートを貸すんじゃなくて
横にいたまま澪の手をポケットに・・・
同じシーンが3回出てくるんだけど、3度目のシーンで切なくて涙・涙(TT)
雨もヒマワリも本当に綺麗だった^^

澪が伝えたかった自分の気持ちを巧に伝える方法も素敵。
アレを探すために・・
アレを巧に見せるために戻ってきたといってもいいんじゃない?

初デートの場所に一人で戻ってきて腰掛ける巧。
きっと隣に澪がいて温もりだけ感じてるかも。

 



そして私は今朝方、懐かしい人が横にいてくれる夢を見ました。 
なぜか一緒に暮らしてて、夢の中で一言も言葉はかわさないんだけど、
私が掃除したり、友達と会ってるときに、ずっとそばで私を暖かく見守っててくれて
私も充分意識してて守られてることで安心感持ってるのね。
夢の中で”この人に守られているんだ・・”って安らぎさえ感じて
心穏やかになって目覚めることができた^^

こんな夢を見たのは「いま、会いにゆきます」のおかげかな?