童話といえば私の大好きな新実 南吉さんですが、皇后陛下である美智子様も好きなんだそうです。
このブログにものせました でんでんむしのかなしみ がお気に入りだそうです。
私もあの作品には愛がつまっているなあと感じました。
ご本人は残念ながら若くして結核という大病で亡くなりましたが、天才として今でも多くの人の心に、灯りを点し続ける彼の存在は大きな愛そのものであります。
彼の作品には哀愁が漂いますが、悲しいだけじゃない。その奥にある愛を感じることができます。それは優しさでしょうね。
ほんとうに人の心から怒りや憎しみがあふれている限りは幸せにはなれないということがよくわかります。
人は愛することで成長する。人は優しさの中からつながりを得られること。
愛は人に多くのものを与えることができます。それは神がいるとしてその地球を作った大いなる存在の意図が込められているということです。ほんとうに愛する心を育ててほしいと望んでいるのです。
誰もが欲しがる超能力や霊能力だって愛のパワーがあれば最大限に能力を発揮することもできます。能力開発も然りですね。 心も体も元の正しい状態に動かしてゆくことができます。
動物も植物も愛によって多くの栄養を吸収することができるのです。よく枯らしてしまう人がいたら、その人は対象に愛情を注いではいません。ほんとうに愛を込めることができるなら枯らすということはなくなるでしょう。
怒りや憎しみはただ人を不快にし、分離・断絶を引き起こすだけなのだと理解する必要があります。
境遇に負けてしまうときもあることでしょう。人は弱い生き物です。いつも誇り高く純粋であるわけではない、穢れに染まっていることに気付かずに悪に染まることだってある。
そうゆう日には新美 南吉 作品集に触れると優しい気持ちがひろがっていきます。
寒い日に暖かい暖炉にあたっているような感覚になることでしょうね。
ちょうど、青空文庫で読むことができます。