禁断の実況中継

先日初めて行ったBBCプロムス。（以前の日記参照）
演奏会の様子は、連日のようにBBC局のテレビやラジオでライブ中継、もしくは録画放送されています

この日は、夫の帰りが遅いことがわかり、家で一人ぼーっとプロムスの生中継を見ていたのですが、
ふと、リモコンの●ボタンを押してみると、もう1つのプロムスチャンネル（裏プロムス？）を発見！！

[チャンネル301]
同映像＆音声 ＋ 実況解説！？

どうやら二人のコメンテーターが何やら話しているもよう・・・

「はい、ここで突然ソプラノの美しい歌が始まりますよ。」
「ここの木管は○○の音を表現しています。」
「ここからさらに演奏が難しくなっていきます。」
「ここは音が露わになるので、オーケストラは気をつけなければなりません。」

・・・なるほど。よく知ってらっしゃる。


そういえば昔、弦楽器の友達と、

「ローザンヌのバレエ・コンクールみたく、音楽コンクールの放送も実況があれば面白いのにね～」

と冗談で話したことはあっても、当然、
「音楽は見るものじゃなくて聴くものだから無理だねぇ…」と、ありきたりな結論にいたったのですが・・・

ほんとにやってるこの人たち！！！


コンサートも休憩時間に入り、カメラは二人のコメンテーターへ。

著名なバイオリン奏者とフルート奏者らしいです。（それよりもブルックリンTシャツが気になります。）

数分後には、先ほどまで舞台上にいた指揮者まで登場。

真剣に語ります。

（日本でもラジオで演奏会の生中継をする時は、休憩時間にこういうのありましたよね？）


休憩時間内は、団員やソリストのインタビュー映像があったりと、
BBCは生中継もお手の物。

そして、後半も裏プロムスは二人のコメンテーターの解説が続くのでした