今日で2月も終わりです。
一度は大雪が来るのでないかと、空を眺めてましたがやっぱり降らずで。
実を言うと・・・
・・・
例年より春が待ち遠しく無かったりします。
やっぱり雪があるからこその、春の有り難みなんだなと思う今日この頃。
雪国の特権を再確認してます。
久しぶりにリフォームばなしを。
よくお客様にリフォーム頑張ってと励まされています。
意外と好評らしいのです。この企画は。
最初は、DIYの仕方を丁寧に教える目的で始めたのですが、
いつの間にか、VS手抜き工事の様相が強まってきました。
そんな所がうけた模様です。多分。
ただ、この段階まで来るともうそんなドラマチックな展開は無いので、
本線のDIY講座に近づけて行きたいと思っています。
では、スタート。
写真はワックスです。
せっかくの無垢の桐を生かす為、当然ウレタン系(艶のあるもの)の塗装はしません。
普段は、オスモやリボスなどの自然塗料を使うのですが、
今回は、蜜蝋ワックスにチャレンジしてます。
ミツバチの巣から作った、とってもナチュラルな一品。
早く塗りたい衝動を抑えて、その前に・・・
サンダー(ヤスリ)かけ。
工事中の汚れ、傷もこれで綺麗に!これが、無垢の特権。
合板フローリングだと、一発で合板層が見えてきちゃいます。
今回は、桐のさらさら感を出したかったので、180番で(ヤスリの細かさ)磨いています。
まあ、その辺はお好みで。切れ端を使って、塗装も含めて試してみるのが一番です。
あと、室内作業は集塵機が必須です。
無ければ掃除機に養生テープ(貼り後が残らないもの)で、グルグルとして下さい。
塗装は下地が勝負です。
手が腱鞘炎になりますが、丁寧にすることで塗装の乗りや仕上がりが増します。
あと、塗料も節約出来るので、ここで一手間かけましょう!
それで、いよいよワックスかけ。
まあ、見ての通り固形です。バター位。
それを、塗って、広げて、拭き取って。ただ、それだけ。
塗装のコツは、ケチって使う事。オイル系でも、なんでもそうです。
薄~くのばして使います。
ただ、そうすると塗りにくいので普通の人はいっぱい塗料をつけたがりますが、
それが間違いの元。我慢して下さい。
詳しい使い方は、
ココ。
まあ、僕が説明するよりよっぽど解りやすいので、詳しくは読んでもらうとして、
僕は、使った感想を。
1.仕上がりは綺麗です。木目が引き立ちます。白い桐が少しアメ色になるのが◎。
2.若干汚れが落ちにくいかな?白い桐だから、結構目立ちます。
3.あと、塗ってしばらく(1週間くらい?)は結構滑る。ロウだから。
4.塗るのは、固形なので伸びにくいのは当然。
5.でも、施工順序さえ守れば、誰がやっても綺麗に仕上がると思う。
こんな所です。
これから、何年も付き合って行く床です。
かわいがって、メンテナンスしていきたいと思っています。