ニュージーランドの震災とても恐ろしいですね。
TVでよく映される、崩れたレンガの建物。
散らばっているレンガの映像を見ると・・・
鉄筋どころか、穴空きレンガすら使っていませんでした。
それは、崩れるはずです。
歴史的建物を大切にする、古い建物に価値を見出す欧米の文化は、
僕も憧れるのですが、
建物は、シェルターでもあるんだなと、改めて痛感しています。
自分でDIYして住むのが主流のライフスタイルもいいのですが、
やっぱり、それなりの補強をしなきゃ。
住む人の生命を優先させなきゃなと思いました。
そこで、今回はレンガの積み方のお話をしたいと思います。
アチコチでレンガ積みを見ますが、危ないな~と思う積み方が多いです。
職人さんは技術はすごいのですが、建築基準法に興味のある方は少ないのが現状。
やはり、そこは私たち監理者がしっかりしなければならない所で、
ウチなりにポイントは色々あるのですが、
今回は基本的な箇所をお話したいと思います。
さて、まずは基礎ですね。
花壇だろうが、塀だろうが基礎は大事です。(当然ベースの断面は変わってきますが)
これがまずDIYとの大きな違い。
DIYではサラッと、敷きモルタルなんかの施工が多いです。
あと、高い塀は当然鉄筋が必要です。
田植え(コンクリートが固まる生の状態で、鉄筋を差す事)はありえません。
鉄筋の太さに応じた、定着長さを守りましょう。
次は鉄筋ですね。
縦筋は大丈夫。今は穴あきレンガという便利なものがあるから。
(これがニュージーランドの古い建物では使われていなかったのです)
問題は横筋です。
これは、レンガを1個ずつカットして、鉄筋の通り道を作らなければならないのです。
これが大変・・・職人さんはいつもレンガの粉で顔を真っ赤にして加工しています。
レンガいっぱいの現場っていうと「うぇ~」なんていいながらしっかりとやってくれます。
職人さんの力無くして、きれいなレンガ積みは出来ないのです。
これは花壇ですね。
やってない人が多く、別に定められてる事でも無いので、
自己満足の世界かもしれませんが、
レンガの土がかぶる部分に、モルタルを塗ります。
レンガは水分を吸うものです。
常時土に触れるヶ所は、こうして置くことによって、余計な水分吸収を抑えます。
これで、レンガが長持ちします。
そうすると、こんな美しいレンガの壁が出来あがるわけです。
78年の宮城県沖地震で建築基準法が大改正されたように、
法が整備されて、
花と自然に囲まれた美しい国が一日も早く復旧することを願っています。
実は、僕は、
将来ニュージーランドに移住したくて、今でも(変わらずに)そう思っています。
TVでよく映される、崩れたレンガの建物。
散らばっているレンガの映像を見ると・・・
鉄筋どころか、穴空きレンガすら使っていませんでした。
それは、崩れるはずです。
歴史的建物を大切にする、古い建物に価値を見出す欧米の文化は、
僕も憧れるのですが、
建物は、シェルターでもあるんだなと、改めて痛感しています。
自分でDIYして住むのが主流のライフスタイルもいいのですが、
やっぱり、それなりの補強をしなきゃ。
住む人の生命を優先させなきゃなと思いました。
そこで、今回はレンガの積み方のお話をしたいと思います。
アチコチでレンガ積みを見ますが、危ないな~と思う積み方が多いです。
職人さんは技術はすごいのですが、建築基準法に興味のある方は少ないのが現状。
やはり、そこは私たち監理者がしっかりしなければならない所で、
ウチなりにポイントは色々あるのですが、
今回は基本的な箇所をお話したいと思います。
さて、まずは基礎ですね。
花壇だろうが、塀だろうが基礎は大事です。(当然ベースの断面は変わってきますが)
これがまずDIYとの大きな違い。
DIYではサラッと、敷きモルタルなんかの施工が多いです。
あと、高い塀は当然鉄筋が必要です。
田植え(コンクリートが固まる生の状態で、鉄筋を差す事)はありえません。
鉄筋の太さに応じた、定着長さを守りましょう。
次は鉄筋ですね。
縦筋は大丈夫。今は穴あきレンガという便利なものがあるから。
(これがニュージーランドの古い建物では使われていなかったのです)
問題は横筋です。
これは、レンガを1個ずつカットして、鉄筋の通り道を作らなければならないのです。
これが大変・・・職人さんはいつもレンガの粉で顔を真っ赤にして加工しています。
レンガいっぱいの現場っていうと「うぇ~」なんていいながらしっかりとやってくれます。
職人さんの力無くして、きれいなレンガ積みは出来ないのです。
これは花壇ですね。
やってない人が多く、別に定められてる事でも無いので、
自己満足の世界かもしれませんが、
レンガの土がかぶる部分に、モルタルを塗ります。
レンガは水分を吸うものです。
常時土に触れるヶ所は、こうして置くことによって、余計な水分吸収を抑えます。
これで、レンガが長持ちします。
そうすると、こんな美しいレンガの壁が出来あがるわけです。
78年の宮城県沖地震で建築基準法が大改正されたように、
法が整備されて、
花と自然に囲まれた美しい国が一日も早く復旧することを願っています。
実は、僕は、
将来ニュージーランドに移住したくて、今でも(変わらずに)そう思っています。