2010年4月24日(土曜日)
春かと思えば冬、雪かと思えば輝く日差し。
季節の変わり目は、踵(きびす)を返したように暖かくなったり寒くなったりするものですが、今年は異常でしたね。
みなさん、進級・進学おめでとうございます。
一つ学年が上がると、見違えたように立派になった子どもらが文庫にやってきます。
常連の、ゆうかちゃん、まゆみちゃんはもう6年生。本を読んでいる子は、一人前の大人のような落ち着きと内面の輝きを感じさせてくれます。
去年小学校にあがった りょうま君とけんと君はもう2年生で、頼もしい男の子になりました。元気いっぱいの子どもらしい子どもで、あふれる笑顔は、周りのだれをも和(なご)ませてくれます。
4年生のこうき君と、妹のあやかちゃんも一人で来られるようになりました。あやかちゃんはまだ幼稚園で、歩くと10分くらいかかるというのにエライ!。今まではお母さんと乳母車に乗った弟のこうき君(2歳)と親子4人いっしょの来庫だったのが、いつの間にやら独り立ちです。
小学校1年生になったまゆちゃんも、隣町の磯辺から、久々にお母さんと一緒に顔を見せてくれました。
子どもの成長って素晴らしいですね。思わず目を丸くし、顔は微笑みっぱなしものですから、またシワが増えたかな?
この日は、アーノルド・ロ-ベルの「はるがきた」(ふたりはともだち・文化出版局)を話しました。
冬眠から起きようとしない<がまくん>を起こすため、<かえるくん>は何をしたと思いますか?
この日、「おはなしの部屋」に入った子は、知っていますよね・・・・・。春が来た喜びを、ほのぼのと伝える絵本です。
記:細谷みどり 「ふたりはともだち」文化出版局