こころのつばさ～永遠の物語。

この度の東日本大震災の被害にあわれた方、様々な影響を受けられた方に
心からお見舞い申し上げます。

どんな時も私達は愛されている存在です。愛の源を手繰り寄せれば良いのです。
私はいつもあなたを愛する存在、守る存在と協力を惜しまない存在であれるよう
努力を惜しみません。


お久しぶりでございます。みどりでございます。

あるお知り合いのヒーラーさんにこんな事を言われた事があります。

あのね、みどりさん。
今の子供たちっていうのはもう、世の中が解っているんですよ。
だから夢や希望と言う話をしても難しいんです。
子供が夢と希望に憧れを持たない世の中なのにどう大人に希望を持ってもらうんですか。

うーむ。

噂によると、あの世、神さんの目からこの世を見ると人の一生なんてほんの一瞬らしいです。

そのお話を立体的に私の師にお聞きした時、じゃあ私の人生を早急に立て直さなければっ。

２０代後半でヒトのおおよその苦悩と言う事に出会い、後の人生を生きるのが怖くて怖くて
誰も私の苦悩や気持なんて解ってくれないし、きっと一人で出がらしのお茶を啜りながら
せんべいを食べてテレビを見る事だけが安らぎなんだろうな…。

あの世とこの世のしくみ、自分がどのような人生を頂いて生きているのか、
どのような思いを頂いて、そして今までの人生を支えて頂いていたのか？

それを知った時、本当に頑張らねばっ
どうすれば私がこの世に生まれ、生きた意味が出来るんだろうか…。

それは心の声を聴き、抱きしめること。
物の善悪についてお話すること。
その上で目の前にある苦難を一緒に経験する事。
そして心の苦が飛翔する姿を共に見上げる事。

今、出来る全てを肉体を使って協力すること。

神さんの領域の無限性、拡がりと深さを感じたちっぽけで
不出来な私が出来ることは共に苦しみ、悩み、声なき声を聴きその解釈と
人生にどのように生かして頂くのかを考え話させて頂く事、その時間が私の
全てですと、神さんの所へ帰った時に言える魂になる。

その為に精一杯この肉体を使わせて頂く。

このたびの震災の前から色々な事を感じました。

震災の前に起きる事、地場の変わる時の事。空気。色。

そして人間の心の不可思議さ、鬼子母神の世界。

今、現実に起きている事は全て「あること」です。有った事は無かった事には出来ません。

では私達はこの寂しく悲しく切ない出来事をどのように乗り越え、癒されていくのか。
それは共にこの苦難を乗り越える覚悟と勇気を持つことであると思います。

そして私達には日の元、日本国の国民、住民、市民、隣人であると言う誇りが有ると言う事。
外国の方がこの事態にどうしてこの国の住人は冷静なのかと報道されていましたね。
それはきっと、どこかでこの国の事、政治の事、町内会の事を信じているからではないでしょうか？

許され護られて愛されている事を知っているからではないでしょうか？

私はそう思うのです。天皇皇后両陛下のお姿を去年の夏に御手ぶりが有るとの噂をお聞きし
お待ち申しあげていた所、一生懸命手を振って下さる陛下、皇后さまのお姿に真っすぐに
オーラが降りてくるのを見せて頂いた時、こんなに神さんに愛されておられると言う事は
きっと、陛下も皇后さまも私達の事を護る為に心を折って下さっているのだと、
白樺並木の美しい道で号泣してしまいました。
そしてふと、陛下がお通りになられると言う説明を暑い中、何度も何度も繰り返し話を
され、事の次第が理解出来ない方々に丁寧に誘導されていた白バイの警官が、キラキラ輝く木立に祝福されながら
真っすぐ走って行く姿が、神さんにこの方もまた、愛されてらっしゃる存在なんだと感じ
私も、色々な事が有っても頑張るっ。だって、愛されたいし。世の中に
そう心に決め、神さん？あんた大丈夫？狼少年って言葉知ってる？そんなウソばっかり…。

そんな人が居ても、大丈夫。私はこの国の人なんだから。そう思う事にしました。

そして、神さんの存在、先祖、仏の存在を知るものなんだから。

大丈夫。大丈夫。きっと世界と善意と国民の希望が集う場に、
彼の地が再生を始めます。再生を見守り、愛する方法がこれからも次々と流れてくるでしょう。

神さん、仏さんを信じて、よろずの神を愛してきたクリスマスやって初詣に行く私達が
今までの信心の結果を出すときです。

仏壇の扉をあける時、家系の平安を祈ると同時に被災された方の家系もどうぞ天から見守って
差し上げて下さい。同じ時代を生きるものとしてどこかで私もお力をお借りしたかもしれませんので
どうぞ、宜しくお願いします。

氏神さんに手を合わせる時、どうぞ被災された神さんの氏子さんにお力を御貸し下さい。
その分、私達がいつもよりしっかりと地域を守れるよう努力しますのでどうか
宜しくお願い致します。そしてどう行動する事が神さんの御意志に添うことなのかを
どうかお教え下さい。

教会に行く時、お墓参りに行く時、私達は祈りの場が沢山あります。

自分以外の事で祈る事、行動すること、これは神さんのお好みの心です。

私が落ち込んでいると、いつもぽんちゃんが「でも、そんな生き方が神さんのタイプ」
そう言ってくれるのです。

私のご縁の皆様は本当に神さんのタイプと言う方が多いのです。

どうか、皆様、心を合わせてこれから起きる出来事を乗り越えて参りましょう。

私の大好きな歌の歌詞にこんな一節が有るのです。

もしも心に想い　運ぶ翼あれば
伝えて欲しい　　同じ涙　喜びと

だから変わらぬ　重さの命なんだと
願いは誰も同じと親しみをこめ

という歌詞があり、同じ涙、喜びかぁ。深いなぁ。と思っていましたが
この度の震災の報道を見てこの歌の作者の心が初めて深く取れました。

因みにこの歌は宝塚歌劇の主題歌で阪神大震災の折に色々な場で歌われておりました。

人として、愛されている存在として、世の灯りとしての自分の支え方を模索して参りましょう。

写真は石切のそら。二月末。