こんにちは。
桑原通夫です。
玉木代表が
3ヶ月の役職停止になった。
来年の3月3日までは
一国会議員として
ネットで頑張る・・そうです。
その玉木代表の話によると、
103万の壁→いくらまでにするか・・
という話し合いは、国会で決めるわけじゃなく
インナーで決めるということです。
インナーとは・・
自民党で政策分野ごとにある調査会や
部会にかかわる一部の限られた幹部たちを
インナーと呼ぶのだそうです。
党税調の中心となるインナーには
会長、最高顧問、小委員長・・などの
限られた幹部+財務省OBや
閣僚経験者等から、税に詳しい9名で
構成する・・
ということです。
インナーメンバーは・・
宮沢洋一会長以下、
甘利明(顧問)、
林芳正(小委員長)、
塩谷立、森山裕、石田真敏、
加藤勝信、後藤茂之、福田達夫(幹事)
の9人でしたが
↓
現在のインナーは・・
税調会長は宮沢洋一氏留任、
小渕優子党組織運動本部長・・
斎藤健前経済産業相・・
後藤茂之・・
の名前が上がっています。
顧問だった甘利明元幹事長が
10月の衆院選で落選し、
塩谷立氏も引退しました。
加藤勝信氏が財務相になり
林芳正氏は官房長官となり、
それぞれが幹部から外れた・・
ということで
その代わりに小渕・斎藤等が加わった・・
ということのようです。
しかしこんな大事な話を
秘密会議のようにして
特定のメンバーで決める・・というのは
どうなの?
臨時国会やっているんだから・・
堂々と国会で決めろよ・・という
ご意見もあります。
103→178まで
75万上がるのかは、わかりませんが
150万ぐらいまで上がれば
御の字でしょう。
財源を心配する人もいますが
新たな財源を確保する必要はなく
補正予算で十分出来る・・と
玉木代表はいっていました。
国には実はこの4年間で
15兆円以上の税収の上積みがある・・
ということです。
だから、そこから支出するだけでいい・・
取りすぎた税収を返すだけでいい・・
財源は国庫にあるんだから・・
ということのようです。
基礎控除の引き上げは、世界中の国で
行っているということです。
バラ撒きをするよりも
所得を伸ばすためには
基礎控除のほうが簡単なのです。
それを世界は知っている・・
日本だけが増税増税と言っている・・
基礎控除引き上げるだけで
実際に所得は伸びるのです。
手元に残る・・自由に使える
可処分所得を増やせば
経済効果も上がるのです。
財務省が言うには
103万の壁を178万に引き上げれば
国の税収が7.8兆円減収になる、
という計算も
その計算方法が雑で、都合のいいように
極めて荒い試算で決めている・・
という話もあります。
しかし、それを追求する政治家もいないし
マスコミも突っつかない・・
こんな大事なことを国会で
誰も追求しないのはおかしい・・
103万の壁も見直すことは決めても
実行年度は2年後だ・・
なんて話も聞こえてきます。
今の自民党は本当に駄目かも・・
本気でやろうとしているとはとても
思えませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。