去年8月にメキシコ第二の都市グアダラハラに出張した。高原都市でアメリカ人の保養地でもある。この街の北西の郊外にテキーラ村という村があってそこまではグアダラハラから可愛い鉄道が走っている。
訪問先の社長がディナーに連れて行って呉れたレストランは全てのテキーラを置いてあるという触れ込みの店。メキシコの酒と言えばテキーラと思っていたがテキーラ村で作られたものだけがテキーラと呼ばれると言う事を初めて知った。テキーラと同様に龍舌蘭から作られる蒸留酒は一般的にはメスカルで、その中でテキーラ村で作られ蒸留の過程も多少他のものより手が込んでいるものだけがテキーラなのだそうだ。原料となるアゲヴェ・テキラーナはサボテンではなく龍舌蘭の一種だが、長い葉を切った大きな球の様な状態で保管されるため、メキシコ人も"Cactus"と言っていた。まぁ、この辺の細かい事は気にしないのがラテン系民族の大らかさかも知れない。
ストレートのテキーラにライムの絞り汁、サングリータと呼ばれる赤くて辛いチェイサーを並べて、ライムの絞り汁を口に含んでテキーラを飲む。こうすると喉越しのヒリヒリ感が緩和される。その後にサングリータを飲むとテキーラの余韻を楽しみつつテキーラのピリピリが残る舌の上に唐辛子(チリ)の刺激が加わって絶妙な後口になる。この飲み方には何だったかの名前が付いているのだが失念。この三つの液体の色、即ちテキーラの白、ライムの緑、サングリータの赤はメキシコの国旗の色なのだそうだ。よくライムを切ったものを啜ってテキーラを飲むと言われるが、そこそこ大きなグラスに注がれたテキーラを飲むのには絞り汁をグラスに入れたものを置いた方が飲みやすい。この飲み方で3種類くらいのテキーラを試したらクラクラして来た。
何年か前にメキシコシティーの空港の免税店でイモムシの乾燥したものを付けて売っていたのを沢山見かけた。その話を件の社長に話したら、それはメスカルの一種でメキシコシティー中心に飲まれているもので、「本場の」テキーラではその様な飲み方はしない、との説明であった。
訪問先の社長がディナーに連れて行って呉れたレストランは全てのテキーラを置いてあるという触れ込みの店。メキシコの酒と言えばテキーラと思っていたがテキーラ村で作られたものだけがテキーラと呼ばれると言う事を初めて知った。テキーラと同様に龍舌蘭から作られる蒸留酒は一般的にはメスカルで、その中でテキーラ村で作られ蒸留の過程も多少他のものより手が込んでいるものだけがテキーラなのだそうだ。原料となるアゲヴェ・テキラーナはサボテンではなく龍舌蘭の一種だが、長い葉を切った大きな球の様な状態で保管されるため、メキシコ人も"Cactus"と言っていた。まぁ、この辺の細かい事は気にしないのがラテン系民族の大らかさかも知れない。
ストレートのテキーラにライムの絞り汁、サングリータと呼ばれる赤くて辛いチェイサーを並べて、ライムの絞り汁を口に含んでテキーラを飲む。こうすると喉越しのヒリヒリ感が緩和される。その後にサングリータを飲むとテキーラの余韻を楽しみつつテキーラのピリピリが残る舌の上に唐辛子(チリ)の刺激が加わって絶妙な後口になる。この飲み方には何だったかの名前が付いているのだが失念。この三つの液体の色、即ちテキーラの白、ライムの緑、サングリータの赤はメキシコの国旗の色なのだそうだ。よくライムを切ったものを啜ってテキーラを飲むと言われるが、そこそこ大きなグラスに注がれたテキーラを飲むのには絞り汁をグラスに入れたものを置いた方が飲みやすい。この飲み方で3種類くらいのテキーラを試したらクラクラして来た。
何年か前にメキシコシティーの空港の免税店でイモムシの乾燥したものを付けて売っていたのを沢山見かけた。その話を件の社長に話したら、それはメスカルの一種でメキシコシティー中心に飲まれているもので、「本場の」テキーラではその様な飲み方はしない、との説明であった。