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倉庫番の独り言

「コーノさんちの物置き」アネックス

ゴールデンウィークの総括 その3 アクシデント

2010-05-11 23:10:56 | 雑感
さて、今年のゴールデンウィークの総括の第3回、最終回は二つのアクシデントについて。

まず私たちが北杜市に向かう前の5月3日の午後5時50分ころ、いつも行っている中央道長坂インター出口向かいの「きららシティショッピングセンター」に79歳の男性が運転する車が正面入り口から店内に突っ込むという事故があった。ゴールデンウィークの買い物客で人出の多い日時でもあり、8人が重軽傷を負ったとテレビのニュースで報道された。


5月6日の夕方、買い物ついでに立ち寄ってみた。正面入り口はベニヤ板で囲われている。


入口に最も近い薬局は手前にあった商品ケースが破壊されて、まだこの様な状況であった。工事関係の人が来ていて、9日の日曜日までに復旧するようにと打ち合わせを行なっていた。


このショッピングセンターでは数年前に店外にあった信用金庫の現金自動受払機が重機で破壊されて盗まれるという事件が起きている。二つあった現金自動受払機のうち破壊された方の信用金庫は店内に移されたため、現在は左半分が空きスペースになっている。何かと話題の多いショッピングセンターである。

もう一つのアクシデントはセカンドハウスで5月7日に発生した。

自室のパソコンに向かっていると西側の窓ガラスに「バンッ」と何かが激しくぶつかった音がした。昆虫がぶつかったにしては大きな音で、我が家のテリアたちも色めきたった。振り返って見た視野の中に小鳥が飛び去る様に見えた。家の前の木立が窓ガラスに映っていて間違えたのだろう。

そのまま飛び去ったと思っていたが、しばらくして屋外に出て見ると窓から少し離れた場所に鳥の死骸が落ちていた。

  
普段見掛けない鮮やかな黄色の鳥である。「キビタキ」である。

キビタキは夏は日本、冬はフィリピンやインドネシアに棲む渡り鳥である。長い旅を終えてようやく日本に辿り着いたところでの事故死である。

庭に白い花を咲かせている2本のヒメリンゴの木の間に埋めて、目印の石を置いた。毎年この花が咲く時ににこの可哀想なキビタキを思い出すように。

5月1日の東京の自宅の近くの火事といい、最近身近なところで事件・事故が頻発している。ゴールデンウィークに先立つ4月17日には北杜市大泉町のガソリンスタンドで給油中の車が炎上し、車内にいた62歳の男性が火傷の重傷を負うという事故があった。このガソリンスタンドはいつもセカンドハウスから帰京する際に北杜市役所大泉支所でのゴミ収集にゴミを出して中央道長坂インターに向かう時に通るのである。
今回もこのガソリンスタンドを左に見て東京に戻ったのであった。

ここしばらくは安全に特に注意を払う必要がありそうな気がする。

住宅街の昼火事

2010-05-01 18:05:37 | 雑感
きょうの午後2時ころ、近所に買い物に出るため奥さんが2階の窓を閉めに上がると「火事みたい。煙が見える」と言って降りて来た。私が2階に上がると、なるほど我が家の南東の方角に火事らしい煙が見える。


我が家の2階から見えた煙。

車を出して買い物に向かうのだが、ちょっと寄り道をして煙が上がっていた方向に向かってみた。


現場は久が原6丁目22番、第二京浜国道の池上警察署前の信号をヒルズ久が原に沿って曲がって上がって来た道に面した、住宅兼作業所のセラミックスの会社である。まだ、もうもうと煙を噴き出している。消防自動車も何台来ているのか判らない。勿論周辺は通行止めである。

これ以上は近づけないのでUターンをして買い物に。

久が原駅から続くライラック通り久が原商店街では、上空を飛ぶヘリコプターの音に上を見上げる人が多い。気のせいか、ここでもきな臭いにおいが漂って来ているようにも感じられた。

夕方、天気が良いので久しぶりにピチカートとピエタを連れて散歩に(奥さんの指令である)。ピアチェーレは毎朝ダッシュ散歩での筋肉作りとショー向けの歩行訓練をしているが、他の犬はごく稀にしか散歩には連れて行かない。私が家でゴロゴロしていたので奥さんがたまには散歩に連れて行ってやったら、と考えた訳だ。

そういう訳なので特に散歩コースは決まっていないので、勢い行き先は火事現場に足が向く事になる。

  
上の写真から3時間ほど経過しているので勿論火事は鎮火しているが、周辺はまだ車は通行禁止で消防車も何台か残ってホースの片づけをしていた。

この道はよく車で通るのだが、住宅ばかり並んでいると思っていて作業所(事務所)があるのは気付かなかった。

この近くでは正月(1月3日)に火事があり、3人が亡くなっている。今年の久が原は火事が多い年になるのかもしれない。たばこの火には十分気をつけよう、と気を引き締める出来事であった。

奥様は魔女がお好き 4

2009-01-25 13:50:50 | 雑感
旅行記から離れてこれまで載せていたテーマに戻ろう。「奥様は魔女がお好き」を続けることとする。前回の「第3回」が去年の6月末だから半年以上のブランクを置いてしまった。

その「お返し」という訳ではないが、今回は2件、一気にご紹介する。


「三都物語」で旅行アルバムをご紹介してきた旅のスタートにプラハのマリオネット屋さんで買い求めたもの。なかなか大きな操り人形なのだ。プラハからライプツィヒ、ドレスデン、ロンドンと回ったヒコーキでは機内持ち込みだった。
いかにも魔女らしい面構えではないか。


これは旅行以前からあったプレートで、我が家では玄関に掛けてお客様を歓迎している魔女なのだ。どこかへ向かって必死に急いでいる感じが出ている。

奥様は魔女がお好き 3

2008-06-30 22:23:24 | 雑感
きょう書かねば6月は一度も書かないことになるので、在庫の写真で間に合わせることにした。

「奥様は魔女がお好き」の第3回である。



この魔女は奥様が横浜で見つけた「魔女屋さん」で買い求めたものである。写真を撮った時(4月)にはピアノの上で椅子に腰掛けていたが、今はピアノの上空を飛んでいる。

きょう会社で座席の移動があった。人事異動に伴なって少し配置換えをしただけだが、社内の一角にいつも気になる女性が二人並んで座っているところがある。もう一人同じ雰囲気の女性が見つかったらシェイクスピア劇に出演することを勧めてみようと思う。前に見た小田島訳、蜷川演出が良い。

二つの椿事

2008-05-16 23:49:13 | 雑感
きのう(15日)の夜、ロンドンに赴任している同僚二人が出張で東京に来たので会食をした。

様々な話題が弾む中、永年勤続の褒賞休暇の話になった。私が勤務する会社では勤続10年から5年毎に「リフレッシュ休暇」「褒賞休暇」が与えられる。用語の違いは勤続年数により、古くから制度があったものが「褒賞」、最近制度化されたものが「リフレッシュ」と名づけられている。会話の中でロンドン駐在のT君が「海外勤務中は褒賞休暇がサスペンドされて、帰任後に取ることになっているんですよ」と言っていた。その制度の良し悪しは別として、続いて彼が「今年、結婚25年で銀婚式でもあるんです」と言った。その途端、明日(16日)が私の結婚記念日であると思い出した。そして少し考えると35周年である。そこで私が「あれっ、明日は僕の35回目の結婚記念日だ」と言うと、「それじゃ奥さんに花束でも買って帰らなきゃ」とA君。それを受けてT君が「こういう場合は黄色のバラがいいんですよ」と教えてくれた。

きょう(16日)会社を終えて八ヶ岳南麓のセカンドハウスに来た。奥さんは昨日から先に来ている。中央高速バスに乗る前に新宿駅のフローリストで何か花でも買って行こうと覗いて見たが、バラの切り花よりは小さなアレンジメントが目に付いた。「Preserved flower」という、ドライフラワーとは違って、本物の花を加工して人工着色したものがあった。黄色のバラが無かったので淡いオレンジのを買った。花の周りに真珠(の様な玉)が王冠状にデコレートされている。

35周年は「何婚式」と言うのだろうか。「真珠婚式」だと丁度良いのだが。セカンドハウスに着いて調べてみたら「珊瑚婚式」であった。「真珠婚式」は30数年で5年前に過ぎてしまっていた。

そこで疑問が生じた。「銀婚式」「金婚式」などは「式」をやらなくても「今年は銀婚式だ」などと言う言い方をするのは何故だろう。「結婚式」は明らかにセレモニーとしてのイベントを指している。そして勿論「結婚」という言葉は普通に使われている。しかし「銀婚」とか「金婚」といった「式」が付かない言葉はお目に掛かったことが無い。言葉としてはあるのかも知れないが、普段の会話ではどうしても「式」付きになる様に思う。

奥さんにプレゼントを買ったのは何年ぶりだろう。これが第一の椿事である。

さて、始めに書いた会食の帰り、ロンドンで欧州統括会社の社長をやっているA君とどういう経路・乗り物で家に帰るかの話になり、私が蒲田から池上線で帰ると言うと「池上線と言えば私は子供の頃、久が原に住んでいました」と言う。「えっ、今ぼくは久が原に住んでいるだよ」云々から、遂にはA君が私の小学校の後輩であることが判明した。世界は狭いなぁ、同じ会社の人間でも選りによってヨーロッパの責任者と同窓とは・・・

これが第二の椿事である。

環境を破壊する建築

2008-04-08 23:55:32 | 雑感
昨日のブログに母校(大学)の校舎に無粋な改築がなされていたことに触れたが、昨日の記念式典・同窓会に向かう時にキャンパス内に何とも異様な建物を見た。

キャンパスは西側に旧五街道の一つの大通りが通っているが、この通りに面した部分は従来は低い石塀の上に鉄柵が載せられた塀で道路と区切られ、木立ち越しに通りの車や通行人が見え、また通りからは塀と木立越しにキャンパス内の古い建物群が見える様になっていた。

ごく最近出来たこの建物は通りに面する塀と、その内側20メートルくらいの間隔で通りと平行するキャンパス内の道路の間の木立ち(だった場所)に細長く建てられている。まずそもそも、この場所に建物を建てる必要があったのだろうかと疑問に感じる。塀と木立ちとがキャンパスと外部との間の適度な距離感を生み出し、通りからは木立ちが適当な日影と涼しい風を産み出していた筈だ。境界は塀だけではないのだ。新しい建物は通りからキャンパス内への視界を完全に塞ぐと共に木陰を消滅させた。

更に趣味が悪いのは建物のキャンパス側のエクステリアである。南北に長い建物と平行してキャンパス内の道路との間にコンクリートの長い壁が作られている。コンクリートの「打ちっ放し」の壁には目の高さに細長く「窓」が設けられている。建物から見てもキャンパスはこの窓(覗き窓)を通してしか見えない。キャンパス内の道路に北向きに立つと右側にレンガ造りや石造りの威容を見せる建物が並び建ち、左側には異様なコンクリートの壁が続いている。初めて見た瞬間に「何だぁ、こりゃ?」である。

この建物を設計したのはこの大学の教授も務めた著名な建築家である。建物と「覗き窓付きの壁」を見た瞬間、この建築家のこの大学へのコンプレックスの表現と直感した。

環境問題が社会の重要課題となっている現在、この様な醜悪な建物はさっさと取り壊して元の木立ちに戻すべきである。何の環境的、文化的な価値も無いのだから。

奥さまは魔女がお好き

2008-03-28 23:48:00 | 雑感
うちの奥さまは魔女がお好きである。最近横浜に魔女専門店を見つけて、スペイン製の素敵な魔女の人形を買ってきた。

魔女はキッチンの守り神でもあるので、セカンドハウスのキッチンにぶら下げることにした。


魔女の手前の壁の上にあるのはセカンドハウスを建てた年のイヤープレート、魔女の奥の黄色い壁掛けはキッチンを祝福する聖句を書いたクリスチャン向けのプレート、手前の麦の穂の陰にあるのはニワトリの形をしたキルティングの鍋つかみである。


魔女の顔は何とも言えぬ気品を備えてさすがにヨーロッパの魔女人形の歴史を感じさせるものがある。

アニバーサリー

2008-01-23 05:20:27 | 雑感
昨日のホームページ開設10周年に続き、きょうは
このブログ開設1周年のアニバーサリーである。

最初の記事に書いた通り、当初はホームページ開設
記念日である1月22日にスタートするつもりだっ
たが、うっかり日付を一日間違えて一日遅れの開設
となった。

この一年間で今日のこの記事を含めて215件の記
事をアップした。平均すると1.7日に1件である。
7月22日までは毎日アップしていたので前半の6
ヶ月は1日1件。後半の6ヶ月では5.4日に1件の
アップになった。ざっくり言って1週間に1件強と
いったところである。

今後は1週間に2件程度を目標に続けて行きたい。

引き続きご愛顧をお願いします。

                 物置き亭主

ホームページ開設10周年

2008-01-22 05:04:46 | 雑感
本日2008年1月22日、このブログのメインサイトである「コーノさんちの
物置き
」は開設10周年を迎えました。

1998年1月22日、その年の11月に亡くなった愛娘の
16歳の誕生日に、当時病気で通学や外出が出来なくなって
いた彼女がその世界を広げるために希望して始めたホームペ
ージでした。娘が他界した後も彼女が残したコーナーを見て
下さる方が絶えない様に他のコーナーの更新を続けて今日に
至りました。

これからも頻度は低くても更新を続けて行きますので引続き
訪問下さいますようお願い致します。

                      物置き亭主