前回に続いて羽田空港D滑走路である。前回10月31日供用開始と書いたが、正確には10月21日供用開始で、国際線の商用フライトが利用を開始するのが31日という事らしい。

D滑走路の東側の端部から東京湾に伸びる進入灯の架橋である。全長は350メートル。

滑走路の東端、進入灯の陸上部分。この2枚の写真で判る通り、D滑走路の東端部は隆起していて、先端部で海上10数メートルの高さになっている。すなわち滑走路は最近の航空母艦の離陸甲板の様に先端が跳ね上がった形状になっているのだ。

D滑走路上をバスで走る。滑走路には既に様々な標識が記載されているが、滑走路の誤認識を避けるためにこれらの標識(地面に描かれたもの)にはシートが被せられて色を消し、水を入れたウェイトで押さえられている。

前回紹介した通り、D滑走路の多摩川の河口に懸かる部分は桟橋形式で、現状の羽田空港に平行で多摩川の水流を妨げない部分は埋め立てで作られており、この写真はその接続部である。
金属の繋ぎプレートで接続された向かって右側が桟橋部分、左側が埋め立て部分である。
埋め立て部分では既に不等沈下が起こっているいう写真をバスの中で見せてもらった。
埋め立て部分の滑走路周辺には芝生が植えられているが、桟橋部分には植栽が全く無く、殺風景な景色である。

接続部の桟橋側から見たD滑走路。中央から右下に延びる白い破線がセンターラインである。

羽田空港の本体とD滑走路を繋ぐ誘導路。往復の2本の巨大な橋であるが、地面の高さが異なり、滑走路側が高いので橋全体がスロープになっている。自動車にとっては大したスロープではないが、巨大な旅客機にとっては結構な急坂ではないかと感じられた。
滑走路には航空自衛隊や在日米軍の「基地祭」などでは立ち入ることが出来るが、国際空港の滑走路に立ち入ることは今回の様な機会を除いてまずあり得ない。最近、テレビのニュースで地元の人のための見学会が開催されたとか、航空会社のパイロット向けの説明会が始まったとかが報じられており、一ヶ月後に迫った供用開始に向けて動きが急である。
一生ものの経験も晴天に恵まれて得難い体験となった。

D滑走路の東側の端部から東京湾に伸びる進入灯の架橋である。全長は350メートル。


滑走路の東端、進入灯の陸上部分。この2枚の写真で判る通り、D滑走路の東端部は隆起していて、先端部で海上10数メートルの高さになっている。すなわち滑走路は最近の航空母艦の離陸甲板の様に先端が跳ね上がった形状になっているのだ。

D滑走路上をバスで走る。滑走路には既に様々な標識が記載されているが、滑走路の誤認識を避けるためにこれらの標識(地面に描かれたもの)にはシートが被せられて色を消し、水を入れたウェイトで押さえられている。

前回紹介した通り、D滑走路の多摩川の河口に懸かる部分は桟橋形式で、現状の羽田空港に平行で多摩川の水流を妨げない部分は埋め立てで作られており、この写真はその接続部である。
金属の繋ぎプレートで接続された向かって右側が桟橋部分、左側が埋め立て部分である。
埋め立て部分では既に不等沈下が起こっているいう写真をバスの中で見せてもらった。
埋め立て部分の滑走路周辺には芝生が植えられているが、桟橋部分には植栽が全く無く、殺風景な景色である。

接続部の桟橋側から見たD滑走路。中央から右下に延びる白い破線がセンターラインである。

羽田空港の本体とD滑走路を繋ぐ誘導路。往復の2本の巨大な橋であるが、地面の高さが異なり、滑走路側が高いので橋全体がスロープになっている。自動車にとっては大したスロープではないが、巨大な旅客機にとっては結構な急坂ではないかと感じられた。
滑走路には航空自衛隊や在日米軍の「基地祭」などでは立ち入ることが出来るが、国際空港の滑走路に立ち入ることは今回の様な機会を除いてまずあり得ない。最近、テレビのニュースで地元の人のための見学会が開催されたとか、航空会社のパイロット向けの説明会が始まったとかが報じられており、一ヶ月後に迫った供用開始に向けて動きが急である。
一生ものの経験も晴天に恵まれて得難い体験となった。