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倉庫番の独り言

「コーノさんちの物置き」アネックス

早春の高原

2009-04-05 16:11:01 | ガーデニング
久々にピチカート以外の話題である。昨日のブログに書いた通りこの週末はセカンドハウスに来ている。

東京では桜が満開で、まさに「春爛漫」であるが、ここ長坂高原では「早春賦」の歌詞の様に「春は名のみか風の寒さよ」である。日差しは明るく暖かく春を感じるが、八ヶ岳や南アルプスの積雪の上を越えてきた風はまだ冷たい。

それでも庭には既に春の息吹があちこちに感じられる。


庭を東側から眺める。手前の花壇の南寄りにはスイセンが咲き誇っている。


庭を西側から眺める。ベランダの近くは、日差しを浴びたコンクリートの温もりがあるためか、小さいスイセン(手前)やヒアシンスが満開である。クリスマスローズも咲き始めている。


庭から見える南アルプスの峰々はまだ雪を被っている。左手に連なる峰が鳳凰三山、その右に白い頂上を見せているのが日本で二番目に高い北岳、画面の右端で雲の上に頭を少し出しているのが甲斐駒ケ岳である。


セカンドハウスの東側半分の土地はゴルフのアプローチの練習場にして、何種類かの芝生を張ってある。冬の間茶色になってしまった芝生の間から緑色の新しい葉が伸び始めている。ここはドッグランにも利用しようと考えている。

キバナモクセイソウ

2009-01-24 16:39:34 | ガーデニング
「三都物語」が「ドイツのワンコたち」で完了した途端にブログの材料が無くなって途切れてしまった。ピエタの仔犬たちもまだNさんに預けてあって新しい写真も増えず、ピエタの出産のために山梨のセカンドハウスも12月中旬以来行っておらず、ガーデニングの話題も載せられないでいる。

しかし今日は「ガーデニング」のカテゴリーで強行突破を試みる。

タイトルは「キバナモクセイソウ」だ。漢字で書くと「黄花木犀草」ということで黄色い花が咲く。ウィキペディアによるとヨーロッパ、西アジア、アフリカ北部・南部、北米西部に分布する草花で、ハーブとして栽培されてもいる。

  

モクセイソウは木犀の花の様な香りを発するためで、樹木である木犀(キンモクセイが有名)とは植物の種類としては関係が無い。

なぜ突然この花の話題が出てきたかは2、3週間後に明らかになる。

夏休みの総括

2008-08-17 21:57:11 | ガーデニング
高原の夏休みも最終日となった。ここセカンドハウスに来た時に上弦の月だった月齢も満月になった。今年の夏休みはこれまでと少し違った。

毎年この時期をセカンドハウスで一緒に過ごす息子夫婦は、今年はお嫁さんの親孝行に出かけて不在。ゴルフは2ラウンド。スコアは殆ど同じ。こんなレベルで安定してはいけないのだが・・・。

横浜の友人たちを招いての恒例のバーベキューは今年はお休み。昨年秋から年明けに掛けて隣町の大泉に建てた大学の先輩の別荘を訪問した。同じ地域で知人の別荘を訪れるのは初めてである。リゾナーレ小淵沢で夏休みを過ごしているKさん一家が遊びに来たのも今年のエポックの一つ。



だが、最も大きく変わったのは庭の手入れであろう。昨年のゴールデンウィークにティフトン芝と姫高麗芝を張って、これまで広げてきたゴルフのアプローチ練習場の芝張りは一段落した。今年のゴールデンウィークに「雑草除け」のためにそれまで雑草が伸び放題になり、毎年何度も刈り払い機で除草していたかなり広いスペースに高麗芝を張った。効果覿面のはずが、何故かこの芝生の中や間にものすごい雑草が出てくるのである。張り芝の中や目地に生えているから手で摘み取るしかない。しかも根を残さないために除草鎌を使って根の周りの土を砕いて、根が切れない様に注意して引き抜く。この作業だけで3日掛かってしまった。

また、この芝を張ったお蔭で刈り払い機で除草できる範囲が大幅に狭まり、あのエンジンをうならせて雑草をバッサリなぎ倒す快感を味わえる面積と時間が少なくなってしまった。


手前は去年張ったティフトン芝、奥が今年張った高麗芝。以前はこの辺りは雑草が伸び放題で刈り払い機が大活躍していた。

この10日間でブヨに咬まれたのが4回(左手首2ヶ所、額の上部左端、左肘)、何故か左側に集中している。蚊に刺されたのは数知らず。

稔りの夏

2008-08-16 20:23:02 | ガーデニング
夏野菜のシーズン真っ盛りである。ここ八ヶ岳南麓のセカンドハウスを訪れた友人は異口同音に「庭に野菜畑を作ったら?」と言うが、私たちの様にここに来るのが不定期では間引きや害虫の除去に手が回らず、採り入れのタイミングを外したりするので敢えて野菜は作らない。それよりも周りにプロが沢山居られるので、私風情が野菜を作るのはおこがましいと言うかコッパズカシイと言うか、そちらが主な理由であろうか。

セカンドハウスの周辺に別荘をお持ちの方や定住して居られる方から美味しい新鮮な野菜を戴けるのもこの地ならではご馳走である。専業農家ではないがご自分の畑で野菜を作っておられ、ご自分のご家族では食べきれないのでお裾分けに与るのである。

今日もご近所でいつもお世話になっているOさんから野菜を戴いた。この夏休みで二度目である。



茄子、ゴーヤ、とうもろこし、きゅうり、ピーマン・・・
摘みたてで実に美味しいのである。

下さる方は「お店で売っているものと違って形も大きさも不ぞろいで・・・」と仰るが、どうしてどうして東京のスーパーで売っているものと比べて遜色は無い。この頃はスーパーでも生産者を明記して手作りイメージを売っているから結構不揃いのモノも出ているのである。

今日のブログは読者の皆さんを羨ましがらせるだけになってしまった様だ。

遊牧民の花々

2008-07-26 23:57:48 | ガーデニング
先週のテリアのコーナーの更新に続き、ホームページの「秘密の花園」のコーナーに新シリーズ『遊牧民の花々』を掲載しました。

このブログでも時々花や雑草をご紹介していますが、今回はマトモな花(雑草ではない花々)をアップの写真を交えてご紹介します。花の名前が判らないものも沢山あるので有識者のご教示を戴きたい。

  

今年は庭木や花壇の花、来年は雑草、再来年は芝生とやればとりあえずこの3年間は何とかネタが続くであろう。

カンゾウ

2008-07-20 23:12:21 | ガーデニング
セカンドハウスの西側のフェンスに沿ってカンゾウが咲いている。

地下茎でどんどん広がる。照手桃の木を覆い隠さんばかりに蔓延ってしまったので、今回花を付けていない株を掘り起こしてだいぶスッキリした。


右手の奥に昨日紹介したアナベルが見える。

カンゾウは漢方薬に用いられる薬草としてよく知られている。更にまた、この花はEdible Flower(食べられる花)としても知られている。この花の時期になると我が家でも時折食卓に登場する。


カンゾウを漢字で書くと「甘草」と書くのだそうだ。

やっと来た夏!

2008-07-19 23:00:27 | ガーデニング
今日、関東甲信地方が梅雨明けした。

セカンドハウスのアナベルも今が見ごろの真っ白な花が満開である。





アナベルは西洋アジサイの一種で、日本のアジサイと比べると一つ一つの花が小さい。このため、花房全体がボールの様に丸くまとまり、これが群生するのだから見事と言うほかない。

セカンドハウスの前の道を散策する周囲のペンションの泊り客も、この花を見て立ち止まり「まぁ綺麗な花ね。何と言う花かしら」などと言って話し合っているのも山梨の夏の風物詩である。




ここからの眺望もすっかり夏景色である。アナベルの上の遠くの森の彼方に見えるのが甲斐駒ケ岳、写真の左端の峰が連なる山々が鳳凰三山、鳳凰三山から右に稜線のはるか遠方に頂上だけを見せているのが富士山に次いで日本で2番目に高い、南アルプスの北岳である。

遅い夏?

2008-07-07 06:58:34 | ガーデニング
この週末は全国的に暑くなり、いよいよ夏本番を感じる。九州・山口県が平年よりもかなり早く梅雨明けするなど、今年は夏が早いのかもしれない。

しかし、山梨県・長坂高原のセカンドハウスでは冬の厳しい寒さに始まって、春から初夏に掛けても例年よりも気温が低い天候が続いて、花の時期が遅れているように感じられる。



昨日(7月6日)撮影したアナベルである。例年なら6月中旬から7月始めには真っ白な大輪の花を咲かせて輝く様な美しさを見せるのであるが、今年はまだ花が小さく、緑色のままである。写真の左端に見える花がかろうじて純白になっている。

下の写真は2004年のこの時期に撮った写真である。



今回セカンドハウスに行ってお目に掛かった近所の別荘に永年来て居られる方と立ち話をしたが、今年は1ヶ月くらい遅れているのではないかと言っておられた。アナベルに限らず、庭のほかの花々も開花がいつもより遅れている。