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それでは Kick Off です。出発進行!

基本、なごみ系に努めますが、脱線して暴走するかも知れません。

(103号線) JR九州に乗りまくり(Day-4)

2012-10-08 23:45:23 | 乗り物大好き!
★取扱い注意:調子こいてますが、やっぱり長いですよ。
 
★JR九州に乗りまくり(Day-4)
  ⇒お手元にJR九州の路線図をご用意頂くとよろしいかと。
  ⇒因みに今回は、"九州レイルパス"(全九州版/3日間)を利用しております。
 
 
いよいよ最終日です。10/6(土)、4日目はうす曇の鹿児島から。前日の逆戻りで市電を利用
して鹿児島中央駅へ出ます。
 
 
[番外4] 高見馬場(06:40頃)⇒鹿児島中央(06:45頃)
・乗車車輌番号:9504
      (←番外4/高見馬場に到着時)
      (←たかみばば)
 
ところでここの路面電車、線路の部分だけが芝生敷きになっているんですね。単に見栄えを好く
する為だけの事なのか、路面の温暖化防止効果を考えての事か???
    
 
     (←かごしまちゅうおうえきまえ)
 
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鹿児島中央駅からも、ビルの合間に噴煙を上げる桜島の姿が望めました。ただ、”噴火”=噴煙
をモクモクというよりも、フワフワという感じです。
    
 
      (←かごしまちゅうおう/新幹線)
 
[第16走"車"] 鹿児島中央(07:03)⇒出 水(07:27)
・九州新幹線さくら542号
・乗車車輌番号:782-7011(新幹線N700系電車/JR西日本所属)
      (←第16走"車"/鹿児島中央を発車前)
 
あっという間に出水に到着。出水は鶴の飛来地として有名です。
      (←いずみ/JR九州)
 
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ここから”肥薩おれんじ鉄道”に乗り換えます。”肥薩オレンジ鉄道”の線路は九州新幹線開通が
開通する前はJR鹿児島本線でしたが、九州新幹線開通と同時に八代~川内を在来線部分を
第三セクターとしたもので、新幹線の開業による同様のケースとしては、”IGRいわて銀河鉄道”や
“青い森鉄道”(何れも東北新幹線)、”しなの鉄道”(長野新幹線)が有ります。JRの路線では
ありませんので、JRの乗車券は利用出来ません。今回利用している”九州レイルパス”も適用外
ですので、この区間は別に切符を購入します。 
      (←いずみ/肥薩おれんじ鉄道)
 
[番外5] 出 水(07:49頃)⇒八 代(08:56頃)
・快速スーパーおれんじ2号
・乗車車輌番号:HSOR-107
      (←番外5/出水を発車前)
       (←HSOR-107車内)
 
あいにくのお天気なのは残念ですが、車窓には八代(不知火)の海が大きく広がります。
      
 
 
ところでこの"肥薩おれんじ鉄道”の列車は全てディーゼルカーで運転されていますが、非電化では
ありません。これは、この路線が旅客(肥薩おれんじ鉄道)の他に 貨物(JR貨物)にも利用されて
いるからです。JRの貨物列車を牽引するのは電気機関車なんですね。
 
      (←やつしろ/肥薩おれんじ鉄道)
 
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[第17走"車"]  八 代(08:58頃)⇒熊 本(09:30頃)
・快速スーパーおれんじ2号(列車番号:8210D)
・乗車車輌番号:HSOR-107
 
列車は八代駅の”肥薩おれんじ鉄道”ホームに停車し、発車後は斜め隣に在る”JR九州”のホーム
を右に見て通過、そのままJR九州の線路へと入って行き、熊本まで直通する事になります。
 
      (←やつしろ/JR九州)
 
      
     (←くまもと/在来線)
 
熊本駅では 次の列車への乗り継ぎに少し時間が有りましたので、駅前で暫し、熊本市電の車輌
を眺める事にしました。鹿児島同様、こちらも線路の部分は芝生です。 
       
 
      (←第18走"車"/熊本を発車前)
      (←キハ185-1012車内)
 
ここでも平走する車からお子さんが手を振ってくれました。この車とは何度か追いつ追われつしたの
ですが、ずっと手を振ってくれていました。
    
 
宇土半島北岸から有明海、そして対岸には雲仙の山々。乗車時間は僅かですが、内容は濃い
です。
    
 
     (←みすみ)
 
[第19走"車"] 三 角(11:21)⇒熊 本(11:59)
・特急A列車で行こう2号
・乗車車輌番号:キハ185-1012(185系気動車)
      (←第19走"車"/熊本に到着時)
 
往路(1号)は満席でしたが、復路(2号)はガラガラでした。どこかのTV局(?)のカメラが入っていま
した。たまたま乗り合わせた新婚さんが”取材対象”にされていましたね。
      
 
三角での滞在は僅かに7分。列車に乗る事がメインゆえ観光には興味が有りませんので、それは
構わないのですが、それでは地元の皆さんが面白くありません。なので、甚だ些少ではありますが、
地元にもお金を落とさせて頂きましょう…という事で、「天慎」さんの”こはだの三代巻”(700円也)
を購入。あっさり薄味のお寿司で美味しかったですよ。
    
 
      (←くまもと/在来線)
      (←くまもと/新幹線)
 
[第20走"車"] 熊 本(12:06)⇒博 多(12:55)
・九州新幹線つばめ342号
・乗車車輌番号:826-104(新幹線800系電車)
      (←第20走"車"/博多に到着時)
 
この日に乗った800系は初期タイプの車輌で、新八代~鹿児島中央で部分開業した当初から、
運行されています。一昨日(10/4) 乗車した「第5走”車”」と比較してみて下さい。この写真では
ヒントはヘッドライトの形状です(このブログの写真では判り辛いですが 他にエンジ色のサイドライン
にも若干の違いが有ります)。
      
      (←825-104車内)
 
当初の予定では、九州新幹線”つばめ号(800系)”への乗車は1回だけでしたが、原田駅での
“乗り遅れ事件” により、結果的には2回乗る事が出来、且つ初期型と新型の両方に乗る事が
出来ましたので、”災い転じて福となす”と言えるでしょう(←自画自賛)。
 
      (←はかた/新幹線=JR西日本の管轄)
 
博多駅でも乗り継ぎに1時間有りましたので、山陽新幹線のホームをブラブラ致します。列車案内
標示に「こだま号/新大阪行き」と出ていましたので、500系でも来ないかぁ……と待っていますと、
博多南から到着したのは700系”レールスター” でした。偶然は起きませんでしたが、それはそれで
好し。。。 
      
 
      (←はかた/在来線=JR九州の管轄)
 
[第21走"車"] 博 多(13:55)⇒長 崎(15:48)
・かもめ25号
・乗車車輌番号:885-403(新885系電車/白いかもめ) 
      (←第21走"車"/博多を発車前)
 
いよいよ最終走”者”です。日本は三連休の初日という事で、この列車では指定席が取れません
でした。仕方無く自由席の列に並びましたが、何とか希望する座席をゲット。早くからホームの列
に並ぶのは大変ですが、たくさんのお客さんが鉄道を利用しているという事の表れですので、喜ぶ
べき事なのです、これは。
 
      (←885-403車内)
 
      (←白いかもめ IN ソニック)
 
進行方向右の車窓に、今度は有明の海です。”白いかもめ”、快調に飛ばします。
      
 
とうとう、長崎に着いてしまいました。あ~あ。
    
 
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またまた、数日前に来た道を逆戻りです。
 
[番外6] 長崎駅前(16:05頃)⇒築 町(16:10頃)
・乗車車輌番号:1301
      (←番外6/築町を発車時)
      (←ながさきえきまえ)
 
築町は複数の路線の乗り換え停留所になっていて、どこへ行くのにはどの電車に乗れば好いのか、
観光客など地元利用者以外にはちょっと判り辛いところが有ります。そこで休日で乗客の多かった
この日は、職員の方が案内係りとして奮闘していました。2つ上の写真で線路に降りて立っている
青い服装の方がそれで、"危険な乗客"ではありません。「ここはオレの持ち場所だ」感があふれ、
何か仕事へのプライドみたいなものを感じてグッドでした。
      (←つきまち)
 
[番外7] 築 町(16:15頃)⇒大浦海岸通り(16:20頃)
・乗車車輌番号:306
      (←番外7/大浦海岸通りに停車時)
      (←おおうらかいがんどおり)
 
大浦海岸通りの電停から徒歩数分で、長崎港松ヶ枝国際ターミナルに到着。既にこれから上海
までお世話になる”オーシャンローズ”が停泊しています。
      
 
 
★以上、JR九州に乗りまくり、これにて「完」。
 
 
 
Michael.

 


(102号線) JR九州に乗りまくり(Day-3)

2012-10-07 17:24:41 | 乗り物大好き!

★取扱い注意:引き続き、長いですよ。

 
★JR九州に乗りまくり(Day-3)
  ⇒お手元にJR九州の路線図をご用意頂くとよろしいかと。
  ⇒因みに今回は、"九州レイルパス"(全九州版/3日間)を利用しております。
 
 
旅は続きます。10/5(金)、3日目は早朝の宮崎から。
 
      (←夜明け前の宮崎駅) 
      (←みやざき)
 
プラットホームに上がると、ようやく東の空が色付いて来ました。 
    
 
[第10走"車"] 宮 崎(05:54)⇒鹿児島中央(08:07)
・特急きりしま1号
・乗車車輌番号:モハ783-20(783系電車)
      (←第10走"車"/鹿児島中央に到着時)
    
      (←モハ783-20車内)
 
      (←車内に朝日が差し込みます)
 
県境の難所を超え終着駅も間際の頃、錦江湾とその後ろにそびえる桜島が勇姿を現します。
山頂に掛かるのは雲ではなく噴煙。早い話が”噴火”してるんですね。この特急”きりしま1号”
は、鹿児島エリアでは”通勤ライナー”の様な役割を果たしており 国分や隼人辺りの駅からは
通勤客で座席が埋まります。地元の皆さんには この噴煙もごく日常の光景なんでしょうか?
その日夕方の地元ニュースでは”噴火警報”や”明日の噴火予報”’みたいなのをやってました
ので、全く気にしないというのでもないんでしょうね。 
    
 
      (←都城駅には退役したヨン・パー・ゴ)
 
      (←かごしまちゅうおう/在来線/西鹿児島の方がシックリ来る?)
 
[第11走"車"] 鹿児島中央(08:37)⇒熊 本(09:24)
・九州新幹線さくら546号
・乗車車輌番号:787-7010(新幹線N700系電車/JR西日本所属)
     (←第11走"車"/鹿児島中央を発車前)
      (←かごしまちゅうおう/新幹線)
      (←787-7010車内/指定席車)
 
      (←新幹線車内のこのシーン、My Favorite)
 
県境の難所を超え終着駅も間際の頃、錦江湾とその後ろにそびえる桜島が勇姿を現します。
日本に帰国時、東海道・山陽新幹線に乗る機会の無い私にとって、新幹線N700系に乗る
のも実は今回が初めてなんですね。本当に快適に、熊本に到着しました。
      (←くまもと/新幹線)
      (←くまもと/在来線)
 
在来線ホームに降りますと、お馴染み”くまモン”が若い女の子達に愛嬌を振りまいていました。
因みにこのお嬢さん達は奈良県の高校生で、修学旅行で”SL人吉”の乗客となります。時代
も変わりましたなぁ。
           
 
SLが停まっているホームから、停泊中のDE10形(DE10-1195)を撮影。SLも希少ですが、
このDE10形(しかも国鉄メークのオリジナル塗装)もまた絶滅危惧種です。なのに誰もカメラを
向けませんねぇ…と思っていたら 後に”SL人吉”の乗客ともなる鉄道女子さんもカメラを向けて
いました。”違いの解る”方ですねぇ。
    
      
[第12走"車"] 熊 本(09:44)⇒人 吉(12:13)
・SL人吉
・乗車車輌番号:オハフ50-702(50系客車)
      (←第12走"車"/一勝地に停車中だったか???)
 
この客車、タネ車である50系客車=レッドトレインにも、乗車する機会が有りませんでした。しかし、
変われば変わるもんです。
    
 (←オハフ50-702車内)
 
機関士さん。装束はレトロですがサングラスはイマ風です。SL操縦の技術が若い世代へと伝承
されています。
    
 
ピカピカのSLが、車体に空の青色を映します。丁寧に整備されている証拠ですね。
     
 
沿線の皆さんや、すれ違う列車のお客さんが手を振ってくれます。そしてこちらの車内からも手を
振り替えします。こういう”手を振ろう”キャンペーンみたいなのをやっているそうです。大好評だった
九州新幹線のCM以降の事でしょうか? それともそれが有ってのあのCMなんでしょうか? まぁ
微笑ましい事ではありますが。
      
 
SLはのんびりと、しかし力強く走ります。
      (←黄金色の田んぼを向こうに雲仙の山々)
 
      (←SLとATSって、何かミスマッチ。。。)
 
      (←旅のお供/ビール&焼酎&からし蓮根スティック)
 
肥薩線の人吉までは球磨川沿いを走り”川線”と呼ばれています。渓谷美と、そして……、 
    
 
途中の八代駅から乗ってこられたこのお嬢さん(?)。レトロ調の車内とお召し物とがよくマッチして
いましたので、一枚撮らせて頂きました(←ご本人了承済みですよ)。訊けばスタッフとかそういう
方ではなく一般のお客さんで、着物をお召しになっているのは「単に趣味だから」だそうです。
      (←ここだけ見ると、大正時代にタイムスリップしたみたい)
 
      (←ひとよし)
 
人吉に到着後、SLはこれまたレトロな機関庫に入り、ひと休みします。 
    
 
[第12走"車"] 人 吉(13:21)⇒吉 松(14:47)
・いさぶろう3号
・乗車車輌番号:キハ47-9082(40系47形気動車)
      (←第13走"車"/矢岳駅に停車中だったか???)
      (←キハ47-9082車内/元は前日の「第7走”車”」と同じ車種ですよ)
 
肥薩線 人吉~隼人は”山線”と呼ばれる難所で、途中スイッチバック2ヶ所、ループ線1ヶ所を
介して峠を越える鉄道の難所です。ループ線上からはたった今スイッチバックした矢岳駅を俯瞰
する事が出来ます。
      
  
そしてこちらが”日本三大車窓”の1つとされる列車からの景色。遠くに霧島連山を望み 確かに
雄大。線路際のススキの穂が秋らしくて好いですね。
      (←矢岳~真幸)
 
そして、吉松駅に到着。
      (←よしまつ)
 
[第14走"車"] 吉 松(15:03)⇒隼 人(15:57)
・はやとの風3号
・乗車車輌番号:キハ147-1045(40系47形気動車)
      (←第14走"車"/with通票受器)
      (←キハ147-1045車内/同じく元は前日の「第7走”車”」と同じ車種)
 
隼人に到着。”はやとの風”号はそのまま鹿児島中央迄直通しますが、ここで後続の普通電車
に乗り換えます。条件の許す限り、色々なのに乗りたいですからね。
     (←はやと)
 
[第15走"車"] 隼 人(16:08)⇒鹿児島中央(16:46)
・普通(列車番号:6953M)
・乗車車輌番号:クモハ817-7(817系電車)
      (←第15走"車"/隼人に到着時)
      (←モハ817-7車内)
 
朝と同じ道を鹿児島中央へ。道中、夕刻の錦江湾はどんよりとしていました。
      (←かごしまちゅうおう)
 
 
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[番外3] 鹿児島中央(17:20頃)⇒高見馬場(17:25頃)
・乗車車輌番号:2122
      (←かごしまちゅうおうえきまえ)
      (←番外3/鹿児島中央駅前に到着時)
      (←たかみばば)
 
 
Michael.(@"オーシャンローズ"、既に黄浦江を遡上中に付きドン引き)

(101号線) JR九州に乗りまくり(Day-1/Day-2)

2012-10-04 21:49:57 | 乗り物大好き!

★取扱注意:またまた長いですよ!

 
それでは、先ずは10/3(水)の午後、長崎駅から……の前に、プロローグとして長崎市内を走る
路面電車=長崎電気軌道から長崎港からの参りましょう。一応、タイトルがタイトルなので番外
です。
 
      (←おおうらかいがんどおり)
 
[番外1] 大浦海岸通り(15:15頃)⇒築 町(15:25頃)
・乗車車輌番号:306
      (←番外1/大浦海岸通りに到着時) 
      (←つきまち)
 
[番外2] 築 町(15:35頃)⇒長崎駅前(15:40頃)
・乗車車輌番号:1801
      (←番外2/築町に到着時。新しい車輌ですね)
      
路面電車は、平日の午後にも関わらず どの電車も満員でした。通学生や買い物帰りの主婦、
それに場所柄、観光客や修学旅行の生徒さん達、それに"オーシャン・ローズ"から下船した乗客
等々でごった返していました。結構な事です。
 
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★JR九州に乗りまくり(Day-1)
  ⇒お手元にJR九州の路線図をご用意頂くとよろしいかと。
  ⇒因みに今回は、"九州レイルパス"(全九州版/3日間)を利用しております。
   
 
さて、いよいよ長崎駅。ドーム屋根が印象的ですね。
    
 
"みどりの窓口"で引換券を提示、レールパスを受け取り、佐世保行きの"シーサイドライナー"の
出発が間際でしたので、指定券の手配は佐世保に着いてからとします。
 
      (←ながさき)
 
[第1走"車"] 長 崎(16:00)⇒佐世保(17:43)
・快速シーサイドライナー
・乗車車輌番号:キハ67-8(66系気動車)
      (←第1走"車"/長崎を出発前)
 
いきなりのキハ66系。雑誌"鉄道ファン" でしか見た事の無かった車輌です…が、ロゴマークが
何となく近鉄特急"伊勢志摩ライナー"の様な。。。
    
 
"シーサイドライナー"の名に違わず、大村湾沿いを駆け抜けます。
    
 
途中で長崎行き列車と交換。嬉しい事に、塗装は国鉄メークのオリジナル!
    
 
そして、佐世保に到着。
      (←させぼ)
 
初日はここまで。長崎⇒佐世保だけの移動ゆえ、九州レールパスは使用しません。
 
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★JR九州に乗りまくり(Day-2)
 
 
明けて10/4(木)、いよいよここから九州レールパスをフル活用して行きます。
 
      (←朝の佐世保駅) 
      (←させぼ)
 
[第2走"車"] 佐世保(08:47)⇒鳥 栖(10:11)
・特急みどり8号
・乗車車輌番号:モハ783-211(783系電車/ハウステンボスカラー) 
      (←第2走"車"/佐世保駅を出発前)
      (←モハ783-211車内)
 
      (←とす/withサロンパス!)
 
[第3走"車"] 鳥 栖(10:36)⇒原 田(10:49)
・普通(列車番号:152M)
・乗車車輌番号:モハ813-113(813系電車)
      (←第3走"車:/鳥栖を出発前)
      (←モハ813-311車内)
 
      (←はるだ)
 
原田に到着しました。"はるだ"と読みます。九州の地名で"原"という字は "はる(ばる)"と読む
のが一般的みたいですね。同じ鹿児島本線の"田原坂"やこれから通る久大本線の"向之原"、
それに日豊本線の"餅原"も"はる(ばる)"です。そういえば沖縄も山原="やんばる"ですね。
 
そんな事を考え乍らプラットホームで次の列車を待っていた時、こんなのが目に止まり… 
    
 
ああ~、このテの行灯式駅名標も懐かしいアイテムやなぁ……なんて感傷に浸っておりましたが、
ここでアクシデント。何と、次の予定列車が遥か遠くのプラットホーム(①番線)から出て行くところ
ではないですか!
 
大失敗!乗継ぎが僅か3分なんで、ゆっくりしているヒマなど無かった訳です。でもここまで乗って
来た152Mの車掌さんは確かに「原田線は②番線から」とアナウンスしたはずだ…いや、言った
に違いない…いや、いったかも知れない…いや、言ったでしょう? 何れにしてもこれはエライ事に
なってしまった。原田線(筑豊本線)は極端に本数が少なく、これにより計画は大きく狂う事に。
 
【教訓】懐かしいモノや郷愁を誘うモノに出会っても、やたらと感傷に浸って我を忘れたりしては
     いけない。
 
 
で、取り敢えず何も考えずに、次に入って来た小倉行き快速電車に飛び乗り…
 
[第4走"車"] 原 田(10:54)⇒博 多(11:21)
・快速(列車番号:4236M)
・乗車車輌番号:モハ813-225(813系電車)
      (←第4走"車"/南福岡に停車時)
 
ところが、これが鉄道愛好家の悲しい性。飛び乗った4236Mが、途中の南福岡で前に3輌の
増結だと知ると、いそいそと見物に出掛けたり……懲りてまへんなぁ。
       
 
で、現実を見つめましょう。問題はどの様にして"ダイヤ"を元に戻すかという事です。因みに当初
の予定は、原田⇒桂川⇒新飯塚⇒田川後藤寺⇒日田と周り、日田から特急"ゆふ3号に"
乗り継ぐというルート。
 
しかし現状は4236Mで博多着後、それから福北ゆたか線に乗換えても予定の列車を新飯塚
で捕まえるのは時間的に無理。博多から"ソニック"で折尾や小倉経由としても然りです。そこで
取り敢えず日田までの予定を練り直し、最低限、特急"ゆふ3号"を何とかキャッチ出来る方法
は無いかと時刻表を繰ってみますと、当の特急"ゆふ3号"の博多始発が12:18という事でこれ
に乗る事が可能です。しかし、たった今来た道を、そのまま引き返す事ほどアホらしい事はござい
ませんので、思い切って新鳥栖まで、いや久留米までを新幹線に乗る事にしました。
 
      (←はかた/在来線=JR九州の管轄)
      (←はかた/新幹線=JR西日本の管轄)
 
[第5走"車"] 博 多(11:42)⇒久留米(12:21)
・九州新幹線つばめ345号
・乗車車輌形式:826-1007(新幹線800系電車)
      (←第5走"車"/博多を出発前)
 
因みにこの編成は800系1000番代で、九州新幹線が博多~鹿児島中央で全線開業した
際の増備用として製造、新800系とも称されます。外見上ではヘッドライトの形状が従来型の
それよりも丸みを帯びた点で区別が可能です。
 
      (←九州新幹線800系車内)
 
それにしても、まったくこの様な形で九州新幹線への初乗車を果たす事になるとは思いません
でした。そこで貴恵(きえ)様へメッセージ。「当初予定に無かった久留米ですが ちゃ~んと通り
ましたよ~ん!!」。
 
      (←くるめ/新幹線)
 
さて、ここから久大本線に乗り継ぐ訳ですが、特急"ゆふ3号"の前には 普通列車が1本設定
されており、これが終点の日田まで特急"ゆふ3号"に先行するというダイヤ。ならば「各駅停車
の旅を楽しみましょう」という事で---この時 既に先の"大失敗"の後遺症は払拭されている---
赤い気動車の乗客となりました。
 
      (←くるめ/在来線)
 
[第6走"車"] 久留米(12:13)⇒夜 明(13:03)
・普通(列車番号:1849D)
・乗車車輌番号:キハ220-212(200系220形気動車)
      (←第6走"車"/左の赤色/夜明を出発時)
      (←キハ220-212車内)
 
"代役"の久大本線キハ220系ですが、2009年製造の軽快型気動車で、スムーズに歩みを
進めます。久留米発車時からずーっと、運転席後方にかぶり付いて前を観ていました。
      (←いや実際に、飽きないです。ホント)
      (←行き違い/筑後吉井駅)
 
そして、夜明駅に到着。
      (←よあけ/久大本線側)
 
ここで、乗って来た列車が対抗列車との行き違いで長時間停車となる為、運転士さんと談笑。
 
 「写真、たくさん撮れましたか? へぇ、上海から? 今 大変でしょう?  次の日田彦山線から
  のはヨンナナ(47)ですよ…」
 
ご年配の優しい運転士さんでした。そして その運転士さんが乗務されている列車を見送ります。
    
 
左が久大本線で右が日田彦山線。予定では右側から来るはずでした。
       
 
駅付近の山にはお行儀好く並ぶ杉の木。これを観て元名鉄の8500系北アルプス(会津鉄道
のAIZUマウントエキスプレス)を連想したアナタは"通"ですね。但し、こちらは "ひだ" ではなくて
"ひた"ですが…。オソマツ。
    
 
      (←よあけ/日田彦山線側)
 
[第7走"車"] 夜 明(13:21)⇒日 田(13:34)
・普通(列車番号:945D)
・乗車車輌番号:キハ147-1043(40系147形気動車)
      (←第7走"車"/夜明に到着時)
      (キハ147-1043車内)
      (←同じく。嬉しい程に国鉄メークのまま)
 
ともあれ、この945Dにて、ようやく当初予定のスジに乗り直す事が出来ました。
 
そして日田駅…と、おおおおーーーっっっ! これまた国鉄メークのまんまの駅名標。よくこんなの
残ってたなーっと、感泣にむせぶ私。いやはや、"原田の失敗"は全く教訓になっておりません。 
      (←ひた)
 
[第8走"車"] 日 田(13:43)⇒大 分(15:31)
・特急ゆふ3号
・乗車車輌番号:キハ186-5(185系気動車)
      (←第8走"車"/日田に到着時)
      (←キハ186-5車内)
 
国鉄メークの車輌が続きます。ベテランですが登り下りの山道を頑張って走ります。以下車窓
から…。
      (←これ、結構 難読ですよね)
      (←豊後森には扇形車庫跡が有りました)
      (←由布院駅付近に小振りな富士山型の山)
 
そして大分着。九州でも横幅の最も広い部分を横断して、東側に出た事になります。
      (←おおいた)
 
いよいよ Day-2 の最終走"車"です。
  
[第9走"車"] 大 分(16:05)⇒宮 崎(19:21)
・特急にちりん19号
・乗車車輌番号:モハ786-305(787系電車) 
      (第9走"車"/大分を出発前)
      (←モハ786-305車内)
 
宮崎県に入り、日が暮れて参りました。写真の煙突は南延岡、旭化成(?)の工場?
    
 
そしていつの間にか車内は"貸切"状態に。お酒も入ってシットリとして来ました。 
    
  
787系は心地好いリズムでジョイント音を刻み、やがて定刻通り、宮崎に到着したのです。
      (←みやざき)
 
いやはや 一時はホントにどうなる事かと思いましたが、何とか大怪我をせずにダイヤを元に戻す
事が出来ました…どころか、それ以上のモノを得る事が出来ました。
 
「人間万事 塞翁が馬」って事で。。。
 
旅はまだまだ続きます。明朝(10/5)は05:54発ですよ(早っ!)。
 
 
Michael.(@宮崎)

(100号線) “Ocean Rose”(上海⇒長崎)

2012-10-03 19:01:41 | 乗り物大好き!

★取扱注意:長いですよ!

 
100号線記念特別企画……という訳ではないですが、10/2~10/7の予定で九州への旅に出て
おりますので、見た事、聞いた事、感じた事等々、何やかんやと書き連ねます。
 
今回、九州(長崎)への往復に利用するのは"Ocean Rose(海洋玫瑰)。普段、オフィスからもよく
観ている船で、このブログにも登場しています。
 
上海からパスポートコントロールを通って船に乗るのは初めて。出港印は”浦江”でした。
 
    
 
一旦出国手続きをした後、乗船場にはバスに乗って一般道(東大名路)を”監管(保税)移動”し、
ようやく乗船。因みに乗船は慣例に逆らい、右舷からです。
 
    
 
程無く、これといった感傷的演出も無く、船は定刻よりも2分早い9時28分に岸壁を離れ、直ぐに
勤務しているオフィスビル(瑞豊国際大廈)の前を通ります。加班中の皆さん、ごきげんよう!
 
    
 
船の前後を2隻のタグボートにこんな風に押したり引いたりしてもらって、ちょうどオフィスの前付近で
180度向きを変えます。
 
    
 
さて、今回はコンフォートシートで予約。サーチャージ込みで片道16,200日本円ですから、かなり
格安感の有る移動なんですが、なんと、個室にアップグレードしてくれていました!!  シングル+2段
ベットの3人部屋のシングルユースで、シャワー&トイレ付き。相当”空き”が有るんでしょうか?
 
    
      
 
180度回転に力を貸してくれたタグボートが、黄浦江を出るまでそのままエスコートしてくれます。
 
    
   
 
以下、クルーズ中のあれこれをズラズラッと載せ、テキトーにキャプションを付けておきます(手抜き御免)。
 
      (←ブラック・サブマリン)
      (←造船所) 
      (←呉淞口コンテナターミナル)
      (←コンテナ群。仕事を思い出しますな)
      (←水兵さんからも注目を浴びます)
      (←ようやく浦江を出る迄 約2時間。ここ迄は浦江遊覧船で来た事が有ります)
      (←役目を終えたタグボートが離れて行きます)
      (←長江への河口。水の流れが異なるのが判るでしょうか)
      (←長江。海じゃないですよ)
      (←外高橋コンテナターミナル。通称”外港”)
 
呉淞口よりも船が一回り大きくなりますが、日本の船社は…居てませんんなぁ。。。
 
      (←HYUNDAI=現代)
      (←YANGMING=陽明)
      (←そしてHANJIN=韓進)
      (←外高橋造船所。ここには以前、顧客のアテンドで見学に来た事が有ります)
      (←頭上をかすめるのはTNT=クーリエの会社のB747-400F)
      (←船内に掲示されている航海図)
      (←狭い廊下の両側に個室が並びます)
      (←ランチ。バイキング形式で中華風。しかし御代は日本円のみ使用可)
      (←浦東空港の遥か沖を航行中)
      (←ようやく外海に出ました)
      (←長江からの濁った水と東シナ海の海水が交わります)
      (←デッキでひたすら日光浴。サイコー!)
      (←かなりの沖合いですが、小さな漁船が操業中)
      (←夕陽を撮影するカメラ女子3人組)
      (←外海に出ると、微妙にユレを感じますな)
 
そんなこんなで朝を迎え…;
 
      (←ラジオ体操&太極拳)
      (←この方は船員さんですが、結構ストライクですよ)
      (←朝7時の位置。既に日本の領海域です)
      (←大小様々な島が見えて来ました)
      (←長崎港側のタグボートに船尾からサポートされます)
      (←女神大橋が見えて参りました)
      (造船所のクレーン。大きいですなぁ。こういうのにも"萌え"ますわ)
      (←1200屯! スンゲェ~)   
      (←そして女神大橋をくぐり、いよいよ長崎港へ)
      (←"海猿"ですな。今のこの時期、思わず手を合わせたくなる船です)
      (←長崎港でも左舷側から接岸します)
      (←同様の横断幕、上海到着時には見られんでしょうなぁ)
      (←で、無事長崎港着)
 
「逆風が強く」約2時間の遅れでしたが、波も穏やかで非常に快適な船旅でした。
 
以上、ザーッとですが。色々、船の写真も撮れましたので、それはまたおいおいと。
 
 
Michael.(@佐世保)