みかえる族の漫遊記 ~小林直生ブログ~

ラ・パルマ島訪問記・山火事だあ!

 7月31日(金)から8月7日(金)までの7泊8日で、ラ・パルマ島へ行って来ました。この島は、スペイン領カナリア諸島の最西端の島で、アフリカ大陸モロッコ沖、北大西洋に浮かぶ、火山の島です。人口は、85000人。壮大なカルデラがあり、素晴らしい所です。

 昨年の12月には、カナリア諸島最東端の島、ランザローテへ行って来ましたが、今回も、ヨーロッパ人定番の安価なツアーを「ラストミニッツ」で探しました。カナリア諸島は、スペイン人のみならず、ヨーロッパ人にとっての「沖縄」のような感覚の島です。日本人には、あまり馴染みがありませんが、ドイツ人、オランダ人にとっては、とてもポピュラーなバケーション・スポットであります。

 まずは、デュッセルドルフから飛び立ち、約4時間の空の旅を堪能いたしました。

       

 ヨーロッパ大陸を離れ、いよいよ北大西洋に入ります。眼下は、ポルトガルの首都リサボンです。

 

 ラ・パルマ島の空港に着き、送迎バスでホテルに向かったのですが、無線で呼び戻され、また空港へ。「豚インフルエンザ」の疑惑ありとして、約1時間「監禁」されました。もうとっくに、タクシーや、レンタカーでどこかへ消えてしまった人も大勢いるのに、これはどうしたことでしょう。

 こういう時は、ドイツ人は、しごく冷静です。文句は言いますが、静かに結果待ち。結果は、皆「放免」でした。

 

 ホテルのレストランで、美味しい魚料理を食べた後、海岸を散歩。夜の9時頃の明るさがこれ。むこうの町は、サンタクルスです。

       

 まあ、こんな感じで、元気にやっております。日焼け前の「使用前」状態であります。とは言っても、ヨルダンでの日焼けはまだまだ残っています。

 そして、この日の夜、23時頃に山火事が発生。すぐ隣の村の山林が燃え始めました。原因は、花火ではないかとのこと。とにかく、ここ数日、ラ・パルマ島は、サハラ砂漠からの熱風によって猛暑が続き、昨日は53度まで気温が上がったそうです。そんなカラカラに乾燥した所で、花火をする人の気が知れません。

 

 翌朝、空を見ると、山火事の煙が・・・これは、雲ではありません。

       

 テレビで見た、山火事の模様です。4000人が避難し、数軒の家が燃え、山羊が、数十頭焼け死んだそうですが、人的被害はありませんでした。この火事は、三日後にほぼ鎮火しました。

 

 隣の村は、山火事で大変、少し、後ろめたい気持ちで、でも、翌日、海水浴はいたしました。

 豚インフルエンザと山火事で始まったバカンス、でもそれは最初だけのことで、後は、とても素晴らしく感動的な島の旅となりました。


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