みかえる族の漫遊記 ~小林直生ブログ~

ラ・パルマ島訪問記・天文台のある風景

   8月3日(月)に予約してあったレンタカーに乗って、島内の様子を見に行きました。車は、フィアットを希望していたのですが、残念ながらトヨタ、はっきり言って乗りにくく、馬力がないので少し苦労しました。

       

 カーブだらけの山道をはらはらドキドキしながら運転して、自然保護地域の「ロス・ティロス」を散策、月桂樹の大木がたくさんあります。ここで、ちょっと不気味なトンネルを通過。ここを一人では歩きたくありません。妻がいて良かったなあ。

 

 途中、この丸い石を発見!今、専門用語は出てきませんが、これは、火山活動によって造られる玄武岩(安山岩だったかな?)の「玉」です。かなり大きな石でした。私は、こういう石を見ると、なんか、非常に嬉しくなります。

       

 こんな山道は、まだかなり良い方で、奥地に行くと本当にすごいカーブだらけ、カーブの前ではクラクションを鳴らさねば安心できません。そしてカーブを登るたびに標高はどんどん高くなっていきます。

 

 ちょっと休憩。笑っていますが、まだここの島のカーブだらけの道になれていないので、内心はハラハラです。着ているシャツは3年前に大阪の寝屋川で買った「KANSAI」というブランドの藍染めであります。これで昨年ヨルダンにも行きました。

       

 一度、山を下りて、今度は海へ。素晴らしく青い海です。でも北大西洋は波が荒いですね。

 

 海辺のレストランでトカゲを撮影。島には夥しい数のトカゲが棲息しています。島のシンボルでもあります。

       

 信じられない凄いカーブを間違いなく数百越えて、のぼりのぼりやって来ました、「ロケ・デ・ロス・ムチャチョス」山。2426メートルであります。途中、ガソリンが無くなりそうになり、引き返すというトラブルもなんのその、ここから凄い絶景が続きます。ここの天文台は有名ですね。先日、世界最大の天体望遠鏡が完成し、スペイン国王がやって来たそうで、道路は綺麗に整備されていました。

 

 眼下に広がる雲海。この山の上は常に「晴れ」のようです。天体観測には最適です。ここからは、数枚絶景写真をお楽しみ下さい。

       

       

       

       

       

       

       

       

 イヤイヤ、凄い凄い眺めです。これは、世界最大級の「カルデラ」で、翌日には、この反対側のカルデラを16㎞、約7時間かけて踏破しました。

       

 向こうに、テネリフェ島の山、「ピコ・デ・テイデ」3718メートルが見えます。

       

 生きている火山の島ラ・パルマ、昨年行ったランザローテ島より、その凄さは、数段上です。帰りは、またまたカーブの多い他の道で下山。もう、ラリーに出場出来るのでは、と思うほどに運転の腕は上がりました。この島では、ギアはセコンドまでだけで充分ですね。サードに入れたのはほんの数回でした。

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