自粛期間が終わって、生活が正常に戻りまして
そうなると、ブログとか書いてる暇もないっ!……なんてことはないんですけど(笑)
ただ、pc立ち上げるのが面倒くさかっただけです、はい
目下アマプラで「バンシー」っていうドラマにハマっておりまして
それを熱心に見ているうちに、夜が更ける、そんな日々です
あ、「バンシー」は、ケーブルテレビならではのエログロたっぷりの暴力ドラマですよ
あんまりエクストリーム過ぎて、かえって爽やかな気分になるぐらい(笑)
先日レコードをデジタル化できるというコードを購入いたしまして
昔から家にあるLP(!)をpcとウォークマンに落としました
レコードの音って、CDとはやっぱり違うんですよね
なんというか、聞きやすい、優しい(ふわっとしてんな~)
CDが出たての頃は、音の厚みとか、アナログでは出来なかったことができる感が強くて
レコードの時代は終わった!って思われてましたけど
最近じゃあ、そのCDの時代も過ぎ去り
次はデジタル配信!とか言われていたのに、それももはや古い
今はサブスクリプション!ですって
……もういいわ、ついていけないわ、オバサン素直にCD買うわ(笑)
CDジャケットとか、大好きだもん!
で、そのデジタル化作業の前に、レコードの中身を確認したんです
下の姉がアイドル好きでして、郷ひろみさんのベストアルバムと野口五郎さんのライブアルバムを発見!
昔から、家にあることは知ってましたけど、なぜか聴いたことはなかった私
今回ちらっと聴いてみました
そして知る、やはり80年デビューのトシちゃんらが、新しい時代を開いたんだ!と
……え?大袈裟?
いや、聴いてみればわかるから
この郷さんのベストアルバムというのは、ジャニーズ時代、つまり70年代の楽曲を集めたものなんです
「男の子、女の子」とか「よろしく哀愁」とか「花と蜜蜂」とかね
全ての作曲が筒美京平先生
筒美先生は、80年代アイドルにもたくさん曲を提供しているわけで
そういう意味では、トシちゃんは郷さん(特にジャニ時代)の地続きにいるわけなんです
でも、打ち出されたイメージは、80年トシちゃんのデビューで全く変わる
郷さんの歌っていたジャニーズ時代の作品は「昭和歌謡」なんです
ところがトシちゃんの歌、特に2曲めの「ハッ!としてgood」
この曲から、全く何かが変わった
昭和歌謡ではなく、アイドルポップスという一つの概念が生まれたのでは?とさえ思える
いや、郷さんも西城さんも、ちゃんとポップス歌っていたよ、と言われるかもしれません
ですが、あの曲は本当に凄い(ハッとしてのことよ)今までの歌とは何かが違う
何が凄いって、世界がカラフルに見える歌があるんだ、と教えてくれたんです
能天気なまでの幸せを、リズミカルに、何の重さも陰りもなく表現する男の子を見せてくれたんです
もう、そこには昭和歌謡はない アイドルの歌い踊るポップスの誕生です
この80年代のアイドルたちの音楽が、70年代のアイドル達と違っているのは
日本の音楽が、このあたりで大きく変化しているからともいえます
つまり同じ筒美京平先生の楽曲でも、サウンドが全く変わってきている
それは編曲の人たちが変わったのでしょう
「ハッ!としてgood」は宮下智先生の作品で勿論、曲も詞も素晴らしいんですけど
特に編曲の船山基紀先生
この人の才能は、筆舌に尽くし難い(大袈裟)
18の坊主にビッグバンドサウンドで踊らせよう……ってフツー考えるか?!そんなこと(褒めてます)
それも、昔ながらのジャズサウンドなのに、何故か新しい
いや、新しいというより、普遍的
多分、この歌は、この先も古びることも陳腐化することもないのでは、と思えます
残念ながら、トシちゃん以外誰も歌わないでしょうけど
歌ったとしても、あの幸せな軽さは、彼以外誰も出せないでしょうしねえ
そして、思う
この「ハッ!として」をもって、「アイドルポップス」という新しいジャンルが生まれた、と
ジャニ時代の郷さんにはなくて、トシちゃんにあったもの
それは「歌って踊る」ということです
郷さんは、実はそんなに踊らないんですよね
イメージとしては踊ってますけど(笑)
ジャニーズの先輩なら「フォーリーブス」のほうが断然ダンスは凄かった
そういう意味では、実は郷さんに地続きなのはマッチなのかも
そうっ!マッチの歌って、昭和歌謡だった、そう言えば
子ども心に「古めかしい~」とか思ってましたもん(笑)
ああいう歌の方が売れるんだなあ、ともね
だからね、トシちゃんも「哀愁でいと」の路線のままだったら、更に売れたかもしれない
分かりやすく、格好良いから
当時の流行「突っ張り男子」としてね
ところが、ここで「ハッ!として」ですよ
何だか紅白の縦じまに蝶ネクタイという奇抜というか古風というか、不思議な衣装で
足に風船でもついてるのか?と思わせるフワフワしたダンスで
前作で失恋を嘆いていた男の子は、ニコニコと笑いながら優しく楽しく歌っている
正直、ここでよく分かんなくなったファンも多かったかもしれない
あの、格好良かった「哀愁でいと」の彼が行方不明!ってね
それは、このジャンルが初めて日本に現れたことへの戸惑いだったんじゃないだろうか?と思うんです
つまり、あの時代の私達、更には大人さえも分からなかったこと
つまり「ポップス」というものは、リズムとメロディで出来上がっているわけで
ただ単にマイクの前で歌っているだけでは表現しえない
「歌って踊る」からこそ「ポップ」更には「ファンク」なんだ、と
アメリカの黒人歌手たちがドゥーワップ時代からリズムを刻む為に踊り
ジャクソンファイブを経てMJが完成させた「ダンス&ミュージック」を
日本で、初めて作り上げたのがジャニさんであり
それを正しく理解し披露したのがトシちゃんなんだ、と
そして、未だに実直に「ポップ」の道を歩み続けているんですよねえ
ああ、粘り強い(笑)
そうなると、ブログとか書いてる暇もないっ!……なんてことはないんですけど(笑)
ただ、pc立ち上げるのが面倒くさかっただけです、はい
目下アマプラで「バンシー」っていうドラマにハマっておりまして
それを熱心に見ているうちに、夜が更ける、そんな日々です
あ、「バンシー」は、ケーブルテレビならではのエログロたっぷりの暴力ドラマですよ
あんまりエクストリーム過ぎて、かえって爽やかな気分になるぐらい(笑)
先日レコードをデジタル化できるというコードを購入いたしまして
昔から家にあるLP(!)をpcとウォークマンに落としました
レコードの音って、CDとはやっぱり違うんですよね
なんというか、聞きやすい、優しい(ふわっとしてんな~)
CDが出たての頃は、音の厚みとか、アナログでは出来なかったことができる感が強くて
レコードの時代は終わった!って思われてましたけど
最近じゃあ、そのCDの時代も過ぎ去り
次はデジタル配信!とか言われていたのに、それももはや古い
今はサブスクリプション!ですって
……もういいわ、ついていけないわ、オバサン素直にCD買うわ(笑)
CDジャケットとか、大好きだもん!
で、そのデジタル化作業の前に、レコードの中身を確認したんです
下の姉がアイドル好きでして、郷ひろみさんのベストアルバムと野口五郎さんのライブアルバムを発見!
昔から、家にあることは知ってましたけど、なぜか聴いたことはなかった私
今回ちらっと聴いてみました
そして知る、やはり80年デビューのトシちゃんらが、新しい時代を開いたんだ!と
……え?大袈裟?
いや、聴いてみればわかるから
この郷さんのベストアルバムというのは、ジャニーズ時代、つまり70年代の楽曲を集めたものなんです
「男の子、女の子」とか「よろしく哀愁」とか「花と蜜蜂」とかね
全ての作曲が筒美京平先生
筒美先生は、80年代アイドルにもたくさん曲を提供しているわけで
そういう意味では、トシちゃんは郷さん(特にジャニ時代)の地続きにいるわけなんです
でも、打ち出されたイメージは、80年トシちゃんのデビューで全く変わる
郷さんの歌っていたジャニーズ時代の作品は「昭和歌謡」なんです
ところがトシちゃんの歌、特に2曲めの「ハッ!としてgood」
この曲から、全く何かが変わった
昭和歌謡ではなく、アイドルポップスという一つの概念が生まれたのでは?とさえ思える
いや、郷さんも西城さんも、ちゃんとポップス歌っていたよ、と言われるかもしれません
ですが、あの曲は本当に凄い(ハッとしてのことよ)今までの歌とは何かが違う
何が凄いって、世界がカラフルに見える歌があるんだ、と教えてくれたんです
能天気なまでの幸せを、リズミカルに、何の重さも陰りもなく表現する男の子を見せてくれたんです
もう、そこには昭和歌謡はない アイドルの歌い踊るポップスの誕生です
この80年代のアイドルたちの音楽が、70年代のアイドル達と違っているのは
日本の音楽が、このあたりで大きく変化しているからともいえます
つまり同じ筒美京平先生の楽曲でも、サウンドが全く変わってきている
それは編曲の人たちが変わったのでしょう
「ハッ!としてgood」は宮下智先生の作品で勿論、曲も詞も素晴らしいんですけど
特に編曲の船山基紀先生
この人の才能は、筆舌に尽くし難い(大袈裟)
18の坊主にビッグバンドサウンドで踊らせよう……ってフツー考えるか?!そんなこと(褒めてます)
それも、昔ながらのジャズサウンドなのに、何故か新しい
いや、新しいというより、普遍的
多分、この歌は、この先も古びることも陳腐化することもないのでは、と思えます
残念ながら、トシちゃん以外誰も歌わないでしょうけど
歌ったとしても、あの幸せな軽さは、彼以外誰も出せないでしょうしねえ
そして、思う
この「ハッ!として」をもって、「アイドルポップス」という新しいジャンルが生まれた、と
ジャニ時代の郷さんにはなくて、トシちゃんにあったもの
それは「歌って踊る」ということです
郷さんは、実はそんなに踊らないんですよね
イメージとしては踊ってますけど(笑)
ジャニーズの先輩なら「フォーリーブス」のほうが断然ダンスは凄かった
そういう意味では、実は郷さんに地続きなのはマッチなのかも
そうっ!マッチの歌って、昭和歌謡だった、そう言えば
子ども心に「古めかしい~」とか思ってましたもん(笑)
ああいう歌の方が売れるんだなあ、ともね
だからね、トシちゃんも「哀愁でいと」の路線のままだったら、更に売れたかもしれない
分かりやすく、格好良いから
当時の流行「突っ張り男子」としてね
ところが、ここで「ハッ!として」ですよ
何だか紅白の縦じまに蝶ネクタイという奇抜というか古風というか、不思議な衣装で
足に風船でもついてるのか?と思わせるフワフワしたダンスで
前作で失恋を嘆いていた男の子は、ニコニコと笑いながら優しく楽しく歌っている
正直、ここでよく分かんなくなったファンも多かったかもしれない
あの、格好良かった「哀愁でいと」の彼が行方不明!ってね
それは、このジャンルが初めて日本に現れたことへの戸惑いだったんじゃないだろうか?と思うんです
つまり、あの時代の私達、更には大人さえも分からなかったこと
つまり「ポップス」というものは、リズムとメロディで出来上がっているわけで
ただ単にマイクの前で歌っているだけでは表現しえない
「歌って踊る」からこそ「ポップ」更には「ファンク」なんだ、と
アメリカの黒人歌手たちがドゥーワップ時代からリズムを刻む為に踊り
ジャクソンファイブを経てMJが完成させた「ダンス&ミュージック」を
日本で、初めて作り上げたのがジャニさんであり
それを正しく理解し披露したのがトシちゃんなんだ、と
そして、未だに実直に「ポップ」の道を歩み続けているんですよねえ
ああ、粘り強い(笑)