去年出た宇多田ヒカルさんのアルバム「初恋」をですね、最近久々に聴き返しまして
いや~やっぱり才能のある人だわ~と思いました
で、前には特にピンとこなかった曲がね、急に刺さるわけです
アルバムのラストナンバー「嫉妬されるべき人生」
これはね、ホントにすごい曲
これぞ宇多田っていうか
徹底的に個人的で、内省的で、思い込みも激しく
こんな女、怖いよっ!て男は思うんじゃないか?と
私は女ですので、怖くはないが、あんた、一旦落ち着きなよ、と忠告したくなっちゃうね
この人の曲って、一人の人間の半径1メートル以内のことを歌ってる気がするんです
その外のことは、知らん!私の関知する事柄ではないわっ!て思ってるのかも
そんなようなことをツイに載せて、評論家に諫められてた気がする
いいよ、君はそれでいいと言ってやりたい私
世界平和を歌っていいのは、マイケルジャクソンだけ(笑)
でかい話を歌うと、絶対陳腐になるから、間違いなく
数々のJ-POPがそれを教えてくれますから!
この「嫉妬されるべき人生」題名からして、凄いじゃん、何?その驕り高ぶった感じ(笑)
確かに、宇多田は嫉妬されるべき存在だわ、と思うけど
……いや、あんまそうでもないか。才能と引き換えに、平和な子供生活を送らせて貰えないなんて、ヤダわwww
でも、これはそういう話じゃなかった
一人の男に一目ぼれしたっ!て感じの歌
で、その瞬間、自分の人生が決まっちゃった、と思い込んでるの
永遠にその男に身を捧げると分かったと
捧げようと思うんじゃなくて、そうなることが運命づけられている、ってね
怖い…でも分かる、というか、そういう愛を誰もが欲しているでしょうな、ま、無理だけど(笑)
だから、嫉妬されるべき人生なのね、そんなことは、ほぼあり得ないから
この歌の凄いところは、たった4行で、時間という概念を表現しきっていること
それも、とても平易な言葉で
今日が人生の最後の日でも
五十年後でも あなたに出会えて
誰よりも幸せだったと
嫉妬されるべき人生だったと
今現在から、五十年後までを一瞬で想起させ
そして、そのどの時間軸の自分も相手を愛している、と確信している女
だから、アタシャいついかなる時も、完全に幸せだ!と
お前ら、私に嫉妬しなよ、いや、しないではいられないでしょ、って
いや~やっぱり驕り高ぶってるわ(笑)
ここからは、極論というか、個人的見解ですので
異論は大いにあると思いますけど、誰も読んでないでしょうから(笑)書くわ
私、この曲は、日本のポップスの頂点なんじゃないか?と思ったんです
こんなに暗い、不穏なメロディラインに幸福の絶頂みたいな歌詞を乗せるこのセンス
どこまでも、どこまでも自分のことだけ、感情だけを述べているんだけど
その芯は、どこか醒めている、というか妙に理論的で
この人の人物像が浮かび上がってくる歌詞になっている
そして、一番感じるのは、なんのジャンルなんだか分からない、ということ
デビュー作の「First Love」の時は、R&Bだった、洋楽の借り物だった
ところが、この「初恋」はそんな括りはもうない
ただただ、自分の中から出てくる歌詞とメロディ、そしてアレンジもおのれ
売れ筋とか、玄人受けとか、そんなことは、もはやどうでもいいのかも、とさえ思ってしまうほど個人的で
少なくとも、これは日本に住む人間に向けて作られたもの
ジャンルは宇多田ヒカル、対象は私たち日本人(もしくは、日本在住の人間)
そのドメスティックな作品を、何故かよその国の人も聴くわけです
つまり、人が曲を聴くときは、ジャンルも国も、何でもいいのね、と
最高の曲は、どこでも、何でも、最高なの
歌詞の意味さえ、知らなくても、この凄さは伝わる
……いや、知ってたほうがいいけどね、内容を誤解しそうなほど暗いメロディだから!
しかし、この「嫉妬されるべき人生」、絶対にカラオケで歌えないからね
歌ってもいいけど、盛り上がらないから(笑)
そうっ!本当の名曲は、本人しか歌えないと知る
…私、一度試して、大惨事になった(笑)
いや~やっぱり才能のある人だわ~と思いました
で、前には特にピンとこなかった曲がね、急に刺さるわけです
アルバムのラストナンバー「嫉妬されるべき人生」
これはね、ホントにすごい曲
これぞ宇多田っていうか
徹底的に個人的で、内省的で、思い込みも激しく
こんな女、怖いよっ!て男は思うんじゃないか?と
私は女ですので、怖くはないが、あんた、一旦落ち着きなよ、と忠告したくなっちゃうね
この人の曲って、一人の人間の半径1メートル以内のことを歌ってる気がするんです
その外のことは、知らん!私の関知する事柄ではないわっ!て思ってるのかも
そんなようなことをツイに載せて、評論家に諫められてた気がする
いいよ、君はそれでいいと言ってやりたい私
世界平和を歌っていいのは、マイケルジャクソンだけ(笑)
でかい話を歌うと、絶対陳腐になるから、間違いなく
数々のJ-POPがそれを教えてくれますから!
この「嫉妬されるべき人生」題名からして、凄いじゃん、何?その驕り高ぶった感じ(笑)
確かに、宇多田は嫉妬されるべき存在だわ、と思うけど
……いや、あんまそうでもないか。才能と引き換えに、平和な子供生活を送らせて貰えないなんて、ヤダわwww
でも、これはそういう話じゃなかった
一人の男に一目ぼれしたっ!て感じの歌
で、その瞬間、自分の人生が決まっちゃった、と思い込んでるの
永遠にその男に身を捧げると分かったと
捧げようと思うんじゃなくて、そうなることが運命づけられている、ってね
怖い…でも分かる、というか、そういう愛を誰もが欲しているでしょうな、ま、無理だけど(笑)
だから、嫉妬されるべき人生なのね、そんなことは、ほぼあり得ないから
この歌の凄いところは、たった4行で、時間という概念を表現しきっていること
それも、とても平易な言葉で
今日が人生の最後の日でも
五十年後でも あなたに出会えて
誰よりも幸せだったと
嫉妬されるべき人生だったと
今現在から、五十年後までを一瞬で想起させ
そして、そのどの時間軸の自分も相手を愛している、と確信している女
だから、アタシャいついかなる時も、完全に幸せだ!と
お前ら、私に嫉妬しなよ、いや、しないではいられないでしょ、って
いや~やっぱり驕り高ぶってるわ(笑)
ここからは、極論というか、個人的見解ですので
異論は大いにあると思いますけど、誰も読んでないでしょうから(笑)書くわ
私、この曲は、日本のポップスの頂点なんじゃないか?と思ったんです
こんなに暗い、不穏なメロディラインに幸福の絶頂みたいな歌詞を乗せるこのセンス
どこまでも、どこまでも自分のことだけ、感情だけを述べているんだけど
その芯は、どこか醒めている、というか妙に理論的で
この人の人物像が浮かび上がってくる歌詞になっている
そして、一番感じるのは、なんのジャンルなんだか分からない、ということ
デビュー作の「First Love」の時は、R&Bだった、洋楽の借り物だった
ところが、この「初恋」はそんな括りはもうない
ただただ、自分の中から出てくる歌詞とメロディ、そしてアレンジもおのれ
売れ筋とか、玄人受けとか、そんなことは、もはやどうでもいいのかも、とさえ思ってしまうほど個人的で
少なくとも、これは日本に住む人間に向けて作られたもの
ジャンルは宇多田ヒカル、対象は私たち日本人(もしくは、日本在住の人間)
そのドメスティックな作品を、何故かよその国の人も聴くわけです
つまり、人が曲を聴くときは、ジャンルも国も、何でもいいのね、と
最高の曲は、どこでも、何でも、最高なの
歌詞の意味さえ、知らなくても、この凄さは伝わる
……いや、知ってたほうがいいけどね、内容を誤解しそうなほど暗いメロディだから!
しかし、この「嫉妬されるべき人生」、絶対にカラオケで歌えないからね
歌ってもいいけど、盛り上がらないから(笑)
そうっ!本当の名曲は、本人しか歌えないと知る
…私、一度試して、大惨事になった(笑)