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ミラーレス新製品

2011年06月30日 18時42分13秒 | 趣味・インテリア・家電

の心配してる間に自分がヘアーレスになっている今日この頃。(余計な前振り良いから)

今日オリンパスもマイクロフォーサーズのペン3機種を発表しました。
無理やり3機種に差別化してる気もしますが、E-P3が上級機、E-PL3(PLは野球が強いという意味ではなく、PENのLite)が中級機、E-PM1(PMは午後しか使えないという訳ではなく、PENのMini)が新たな小型入門機という事かな?

E-P3は10万円以上の価格設定みたいですが、コンタックスT-2もニコン35Tiも(どちらもフィルム時代の高級コンパクト)10万以上していて、当時の一眼レフより高かったのでそんなものでしょう。

E-PL3は液晶が可動になりました。(と言ってもチルトタイプ、フリーに動く訳ではない)
E-PM1はかなり小型化されて265g(バッテリー含む)、先日発表されたPENTAX-Qのバッテリー込200g(世界最軽量)より65g重いですがかなり頑張ってる気がします。
PENTAXは20gしかないバッテリーを使っているので、ボディー単体では217g対180gで37g差です。いざとなったらバッテリーを犠牲にするのはPENTAXの得意技ですから。(K-rもトータル600g以下にする為に新しい軽いバッテリー使った)

観光地で首から一眼レフ下げてると、田舎の県会議員の視察旅行みたいで少しカッコ悪いと思う人も多いですし、一眼レフは撮られる人も、まわりの人も身構えてしまうという問題もあるので、ミラーレス機の需要はこれからも増えると思います。

で、やっぱりオリンパスの方がPENTAXよりデザインセンスが良いですね。
PENTAXは一眼レフでは伝統がありますが、それゆえにレンジファインダー機やコンパクト機には力を注いで来なかった歴史があります。(旧旭光学時代からの話)
オリンパスのペンはフィルム時代からのDNAが受け継がれています。
同じ事はSONYのNEXにも言えます。いかに旧ミノルタを吸収したにせよレンジファインダー機やコンパクト機のデザインに慣れてるとは言えません。(スペックだけ見たらNEXがミラーレス市場で独り勝ちしそうなものだったが・・)

そうなると、今後参入するであろうニコンには期待できます。(キャノンはダメだと思う。あそこもそういうDNAは無さそう)
かつて35Tiを出して成功していますからね。ニコンのミラーレス機はズバリ”35Ti-D”で良いと思いますがどうなんでしょ。
その際には、あの何に使うか分からないメーターもつけて欲しいです。(いや、オジサンはねえ針式のメーターに弱いんだよ。)

しかし、PENTAXはあれほど防塵防滴に力入れている(オリンパスもそうだが)くせに、何故ミラーレス機に(簡易でもいいから)防滴採用しなかったのかね?(Qだけに「九仭の功を一箒に欠く」ということか?)
ただ、Qのポップアップストロボのマジックハンドみたいなのは良いですね。
将来一眼レフに可動液晶モニターを採用する事になったら、あれを応用してバタフライモニターで売りだせばいけると思いますが。(いや、オジサンはねえパタパタ折りたたんだり伸びたりするものに弱いんだよ。)

そういう事はさておいて、今日の無関係画像。

昼間に咲いてたから昼顔かな?


Qって?

2011年06月23日 22時10分03秒 | 趣味・インテリア・家電

PENTAXが新商品”Q”を発表しました。
レンズ交換可能なデジタルカメラでは世界最小・最軽量らしいです。(だからってナノ一眼は言い過ぎだろ)
ミラーレスデジタル一眼とかいう訳の分からないジャンル分けがされていますが、ミラーレスなので少なくともレフ(反射)がありませんから一眼レフにならないのは確かです。
ただ、一眼というと本来は二眼以外は皆一眼なので、レンズ交換可能=一眼という定義は無茶苦茶だと思います。
この他にレンズ固定型で一眼レフスタイルのファインダー式ネオ一眼等というのもありますし。

まあ、どういう呼び方をするにせよ早い話が高級コンデジです。
高級コンパクトというと、フィルム時代にプアマンズライカとして一世を風靡したコンタックスT2が一番有名ですかね。(京セラはサムライはコケたが、これは大いに売れた)
で、それを追いかけて出たのがニコンの35Tiで、これもヒットしました。
一眼は大げさすぎる(重いデカイじゃなくて、家族写真とか撮る際にどうしても相手が身構えてしまう)し、コンパクトカメラじゃ貧乏くさいと感じるメカによわい中高年向けでした。
これらはレンズ交換が出来ないタイプです。
デジタル時代に入ってオリンパスがレンズ交換可能なPENを出してこれもヒットしました。

で、PENTAXのQはというと、ボディーがマグネシウムだったりと、高級感はあります。(チタンにしろよと言いたいが)
センサーは小さめなようですが、大伸ばししなければ問題ない(大伸ばしするような渾身の一枚を撮るなら他の選択肢がある)でしょうし、むしろ手ぶれ補正とか超音波ダストリムーバルとか機能は充実しています。

ただ、売れるのか?というと・・・・・・。(少なくとも私は買わない)
今まで成功したコンパクト(T2、35Ti、PEN)は全てノスタルジー路線というか、往年の名機に対するオマージュもあって売れてたんですよね。
今回はそういうの無しに新規開拓しなくてはいけないですからね。(しかも、一眼レフのK-rやD-90を買ってお釣りが来る価格設定だし)

すでに一眼レフを持ってる人間のサブカメラとしてどうか?という考えもあるようですが、私に言わせるとミラーレス機こそフルサイズかそれに準じる大型センサーで標準~広角に特化して、マクロ~望遠はフォーサーズというような2マウントが理想的です。
まあ、無い物ねだりしてもしょうがないのでAPS-Cの1マウントに落ち着いてる訳ですが・・・。

ところで、QはクイーンのQだそうです。という事はK-5のKはキングだったという事でしょうかね。(小型、軽量、堅牢、高画質、かったるいAFの5Kだと思ってた)
そうなると次期はJ(ジャック)になるのかな?案外ババ引いてジョーカーのJだったりして・・。

というような話はさておいて(こんな長文をさておくのかよ!)今日の無関係画像。(無関係ではあるが一応PENTAX K-5で撮ってる)

札幌の伏見稲荷にあった祠(ほこら)

これも祠だったのかな?


お散歩レンズ

2011年05月28日 10時46分13秒 | 趣味・インテリア・家電

見出し画像はミドリニリンソウ(手前)、普通は白(奥の3輪)なので緑は珍しいみたいです。

さて、私の使用機材はPENTAX K-5とDA18-55WR、DA50-200WRですが、最近、低山登山(超低山登山?)をはじめて、花(植物)の写真を撮るようになって、見直したのがDA50-200WRです。
花を撮る時にこのレンズは実に使いやすいんですよね。
花だ、マクロだ、接写でワッショイ!的な撮りかたをするのであれば、当然マクロレンズが必要になりますが、散歩しながらふと目についた花を撮る場合にはこの望遠ズームは最適です。

まず、足元の花を撮る時に這いつくばったり、膝をついたりしないで済みます。(最短撮影距離が1.1mなので少しかがんだ位で丁度いい。)
また、離れた花を撮る場合に崖をよじ登ったり、入っちゃいけないロープを越えたりしないで済みますからね。(そういう奴が多いんだ、ホント)
そして低山とはいえ山に登る時にはこのレンズの軽さ(285g。水分補給用ペットボトルの半分)は何より有難いです。(しかも簡易防滴で雨も気にしないで済む)

まあ、正直言うと鳥やリスを撮っててもう少し長めのレンズが欲しいと思う事はありますが、円山の鳥やリスは近づいても逃げない事が多いので何とかなります。
尚、AF(オートフォーカス)に関しては、小さい鳥とか距離がある時に「こんな明るくて真正面でロストするってどういう事!?」って思う事もしばしばです。(しかも枝があるとほぼ確実に枝の方を選ぶんだ。このAFは)
折角シャッター音が小さいのにカプラー駆動音で逃げられたり・・・・。

DA50-200の最近の作例。これはタンポポ(リサイズしています。)


これは等倍トリミング(クリックで拡大)

チョウチョ(リサイズ)


等倍トリミング(クリックで拡大、苦手な人はクリックしない)

マクロレンズではないので、さすがに複眼が見えるとまではいきません。(まあ、それならどの道手持ちじゃ無理だけど)
でもまあこの位解像してれば文句はないんじゃないのかな?

私は開放F値4を境界として、それより暗いレンズは主に屋外用、それより明るいレンズは室内用という風に考えているので、私の持ってるレンズは2本ともお外用のお散歩レンズと言う事になります。

ただ、DA18-55WRは結構寄れるレンズで、0.34倍での撮影が可能です。
0.5倍でマクロと謳ってるレンズもある事を考えれば、マクロもどきとして十分使えるので、室内で料理の写真を撮る時には活躍しています。

以上ローエンバッハ的商品レビューでした。
お散歩レンズの作例なので、参考にはならないかも知れませんが、10万以上する★やLimitedの作例も初心者の役に立つとは思えませんのであしからず。(持ってない奴の負け惜しみ)


助かりマウス

2011年05月09日 23時15分48秒 | 趣味・インテリア・家電

パソコンのタッチパッドがいよいよダメになったので、外付けマウスを買いました。
見出し画像は私の机とPCとマウス。

私が血も涙もない人間だからなのか、静電パッド方式は反応が弱かったんですよね。(昔は銀行のATMが使えなくて困った)
まあ、デスクトップパソコンならマウス外付けは当たり前ですが、パソコンって家の中であちこちに(さすがに風呂場では使わないが、トイレとか、ダイニングテーブルとか寝るときの枕元とか)移動させるので私は結局ノートパソコン専門です。(しかも一応停電やブレーカー落ちに強い)

で、昔はトラックボールの機種があったので(DELLとかパナとか)、そういう機種ばかりを使っていたのですが、最近は作られてないみたいで仕方なく静電パッドを使ってきた訳です。
これがまあ、2年も使ってるとどんどん馬鹿になって(これが噂のソニータイマーか?)、まず右クリックが利かなくなって、それでも左クイックとキーボードで何とか渡り歩いて来ました。
しかし、それももう限界です。
カーソルが左右、上下、逆に動くって、平子真子の斬魄刀か?お前は!(Bleach知らないと分からないかも)

という事で購入した(800円位だった)外付けマウス(ELECOMのM-Y4UR)。
光学式(ボールなし)ですが、ワイヤレスではありません。(ワイヤレスだとマウス内に電池が必要らしい)
ま、コードもそんな邪魔になるというほどでもありませんね。
光学式だとマウスパッドが必須かと気になっていたんですが、机の革部分(緑色)が丁度良い感じでフィットしています。

いやあ、こんなに楽になるんだったら、もっと前からマウス使えば良かったです。(でも、昔のトラックボール式のノートではマウスなんか必要なかった。また何処かが出さないかな?)
だって、右クリック使えなくてコピーとか貼りつけは紙に書き写してましたからね。
更に、今頃何言ってんだって思われるでしょうが、あの真ん中にあるホイールがすんごく便利です。

今日は初めてジャンル=コンピューター機器で投稿しました。(こんな記事を投稿しても良いジャンルなのか?)

で、ジャンルに関係なくいつものように無関係な画像。

大通公園にて、桜とテレビ塔。 


マグネパン

2011年01月13日 21時26分49秒 | 趣味・インテリア・家電

最近知ったのですが、何とあのマグネパン社(アメリカ、ミネソタ州)のスピーカーが輸入再開されていました。(ステサンも買ってないしオーディオには疎くなっていたので今頃気づいた。)
輸入元は以前と同じステラヴォックスジャパン、13年ぶりの復活だそうです。
去年の秋(9月頃)から取り扱ってるみたいですが、ステラヴォックスのHPにも小さく乗ってるだけだし、相変わらず継子扱いなのかしらん?(可愛いのはゴールドムンドだけとか?)
で、私の愛用のスピーカーがそのマグネパン社製(買ったのは15年前)。

マグネパンのスピーカーは平面型なので厚さは5cmしかありません。

尚、アンプとかを手放したので、スピーカーだけあって音はでません。はっきり言ってただの衝立です。引っ越す際にオーディオを処分したのですが、この子だけ引き取り手がなくて北海道まで連れて来ました。

で、実は結構背が高い

奥行きは5cmしかなくても高さは1m80cmあります。

平面型スピーカーは金属リボンのアポジー・静電型のクオードが有名ですが、このマグネパンも一世を風靡しました。(あくまで一世ね、ほんの一時期)

平面型は後ろからも音が出るので(普通のスピーカーは後ろからの音をエンクロージャー=箱で囲って外で悪さをしないように作っている)、スピーカーより後の壁の中から音が聞こえて来るような独特の音場を作りだします。(見晴らしのいい音とでも言うか、そこが魅力)

しかし、現代の主流である音が前に出てくる、目の前に歌い手が立っているかのような感覚とは違います。
昨今のオーディオは音像定位最優先で点音源が理想とされています。(これは、ウォークマンのようなヘッドホンステレオの音に馴染んだ世代が中心になったからだと思う。こと定位に関してはヘッドホンに勝てるスピーカーはない)
 
このタイプはまた、箱鳴りが発生しない(箱が無いから当然)という大きなメリットもあります。
しかし、箱がない為にバッフル面の剛性が得られず、自らの音圧でバッフルが揺れてしまうというデメリットもあります。(その結果としての音の柔らかさを美点という人もいたけど)

尚、しばしば最大の欠点と指摘されていたのは低域の不足ですが、低域に関しては一般常識で必要とされるだけの低音は十分に出ていると思います。(オーディオマニアの求めてる低音は常人の理解の外にある)
むしろ、静電型で一時期大流行したマーチン・ローガンみたいに低域増強の為にコーン型ウーファーとハイブリッド構成にしたものよりは音質面で優れている筈です。

私が一番気に入ったのはリスニングポジションに対しては(良い意味で)鈍感で、部屋のどこにいても良い音が聴けるという点でした。(面音源の良さ)
しかし、セッティングポジションには(悪い意味で)敏感で、特に後の壁から十分な距離を取れないとか音の広がりを阻害する要因があると、とんでもなく眠い音がするのも事実でした。
日本の狭小な住宅環境では使いにくいシステムだったと思います。(現に日本の市場からはすぐに消えたからね)

私のはMG2.7QRで、今度輸入されたのはMG1.7なので型番的には私の方が格上っぽい気もしますが、13年間の技術革新でかつての問題点が解消されているのか気になるところです。

まあ、とにかく輸入が再開された事はとても良い事だと思います。
この調子でカナダのフォーカスオーディオとかも輸入再開されたらとても嬉しいんだけど、どうかな?