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SONY HXR-NX5R レビュー② 使い勝手とデメリット

2017年10月23日 | HXR-NX5R



HXR-NX5Rも導入から7ヵ月程、経過しました。
筆者としては、ほぼ満足して使用しているところです。
これまで、主にホールでの発表会系ビデオ(バレエ・バイオリンコンサート・吹奏楽)
・ブライダル(1回)・VP系・ローカルCM・全国版報道ENGなどに使用しました。


■本機に慣れてなくてー少しばかり不慣れで飛び気味ですが(笑)

筆者の少ない仕事の中では、まあまあ色々なジャンルで運用して
そこそこ特性が、分かってきたかなと言うところです。

4月末には、お値段以上と私の友人(報道系・発表会など専門/CEO)に紹介したら、
追加CAMとして、HXR-NX5Rを導入し5R仲間ができました

さて、今回のレビューでは、実際の現場で使用して感じたことを、主にまとめていきたいと思います。
とある雑誌や大手販売系のサイトではないので、筆者の拙い出稿力は、お許しいただきたい。
ただ、営利物記事ではないので、実情を、ユーザーが、お伝えします。


【3連リング/ズームリング】



本ブログにて散々、指摘してきたNX100が、酷すぎたレベルだったのと
とあるWEBにて、ズームリングについて触れていたので、少しばかり購入前は、
心配しましたが、いずれのリングも基本的には、問題ありません。

ただ、ズームリングは、家にあるZ5Jと比較するとフィーリングが、違います。
具体的には、スカスカになった。とかではないですが、Z5Jよりリングが、軽くなりました。

筆者が、発表会系で使用して気になったのが、少し低速でのズームが、
軽めのリングになったため、難しくなったと感じます。
(イメージ的には、フジノン・キヤノンのフィーリング違いみたいな物か?)

念のため、製造時期の違う、友人のNX5Rでもフィーリングを、確認しましたが
個体差はありませんでしたので、仕様のようです。

また、ズームリングが軽いためにパーンしながら少しリングに触れてしまうと
誤って僅かに画角がズレてしまいます。

基本的には、慣れと練習でカバーできるかなと言ったレベルです。
(Z5Jに慣れすぎた事も影響と個人的には、フジノン系の粘りが、好きだったりします‥)

逆に言えば、少し軽めなリングトルクになったことで、報道系・バラエティ系は、
ズームレスポンスが良い感じかと思います。

その他、デジタルエクステンダー機能が無くなっているため、物撮りなどで、引けないため
三脚を下げれない時のUP・接写などのビューティー系の撮影が不便になりました。

不思議なもので、NX100にはデジタルエクステンダー有ります。

電動ズームは、Z5Jなどと特に変わりなくです。ハンドル部分のズームボタン速度設定を
もう一段低速を、追加してほしいです。


【ボタン関係】



現在では、もう大丈夫ですが、購入からしばらくの間は、録画ボタンを
押すのに慣れが必要でした。

Z5J・NX5J・NX3などの従来モデルでは、録画ボタン下に電源スイッチが、
あったため、新採用のジョイスティックのように、高さがあったので、そっちを
ボタンと誤ってしまい、逆RECを何度かしました。
従来よりボタンが、フラットになったため押した感じが、あまり無いです。
慣れるまでハンディー時の報道系・ブライダルは案外要注意です。

実際、いくらでも差し替えの効くENGテイストの撮影でしたが、
撮りたい時に回らず失敗しました。
一生懸命ジョイスティックを、押してました(笑)



ゲイン・ホワイト辺りのボタンは、従来モデルと同じなので変な仕様のNX100とは
大違いで問題なく使用できます。ここのエリアは、Z5J辺りからの標準的な
このレイアウトが、一番です。

本当のProユーザーさんからは、邪道な機能ですが、Z5Jのように
アイリス&ゲインの連動モード(EXPOSUREモード)が有れば幅広いゲイン枠を、
そのまま変更できるので便利なのですが‥

発表会系とブライダルの低照度から大光量時にシームレスに対応できるので
Z5Jで筆者は、この「EXPOSUREモード」好んで使用しています



上部の電源スイッチのレイアウトにも慣れました。POWER LEDが、上側にも光って
見えるので、カメラバッグ収納時に電源の切り忘れ防止には、視認性が良いです。
おかげで、今のところ切り忘れが、収納時に発生してません。

【XLR音声・INPUTセレクトは 操作性悪い】



XLRのセレクトは、ミキサーを使用しない用途では、最悪です。
(いつも①②CHパラ収録なら影響無しかと思います)

筆者は以前から、とても不便と感じてます。NX100も含め比較的新しいリリースCAMの
モデルには、全てが、当てはまりますが「MI SHOE」ボタン(規格)が原因です。

Z5J・NX5J・NX3のモデルまでは、「MI SHOE」の位置に「INPUT1」「INPUT2」の
切り替えがあり物理ボタンで、スムーズにカメラマイク(モノラル)を①②CHの両チャンネルに
送ったり例として、①カメラマイク ②インタビューマイク(SM63L)などの切り替えが、
簡単に出来て、無音チャンネルを作らずにスムーズに切り替えが、できていました。

使いもしないハンディカム規格の拡張版みたいな機能「MI SHOE」のおかげで、
メニュー内からの切り替え設定になっています。
この独自シューに筆者は魅力は無いです。

家のワイヤレスは、一つ前のモデルなので、意味が無いですし
新型ワイヤレスは、小型化してます。
専用マウントが、6000円するため、普通にXLR接続で十分な感じもします。

形状が、同じなので、試しにハンディカム用のステレオマイク「ECM-XYST1M」を
接続したところ使用できました。



メニューに入りXLR設定に入ったりとで、4タッチは、切り替えにかかります。
普通に考えたら、「MI SHOE」の方が、メニュー内からの切り替えでは無いかと思います。

「入力CH設定」が、せめてアサインボタンに割り当て可能なら良いのですが、
アサイン割り当て不可でした。

SONY様には、アップデートで、アサインで「入力CH設定」画面が、
出せるようにしていただきたいです。

これくらいは、簡単だと思うのですが‥
(①②CHマニュアルレベル・リンク機能も返してほしいですね。
ST/LINEやSTマイク時に不便)


【その他・まとめ】



くどいようですが、NX100と比べて総合的な操作性は
良いですし勿論、購入して良かったです。

でも重複しますが、気になるところは、気になります。

「アイリス・ゲイン連動」
個人的にはとあるシーンでは欲しいです。

「スムースゲイン・ホワイト」
ゲインの無段階操作ができないので

「フォーカススマクロ」
UPや発表会系では、マクロOFF機能が欲しい

「フォーカスアシスト」
私は、MFに落としてしまうので無くても。アシストして維持するならあり

「デジタルエクステンダー」
全画素ズームで、事足りるけどあれば、報道屋さんには嬉しいかな

「ビューファー同時点灯」
液晶が、向上しても屋外では比較しながらが便利


「入力CH設定のアサイン化」
スムーズに切り替えたい MI要らない


Z5Jなどに搭載していた良い機能が、あれば完璧でした。
元々有った良い機能を無くすというのが、なんとも残念なところです。
その機能を、使う使わないは個々のユーザーに任せてほしいところです。

アップデートで、少しでも対応していただけると嬉しい限りです。
ユーザーとしては、ご期待しております☆彡



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