去る25日日曜日は「京北ふれあい朝市」の終い市でした。
我々鉾杉塾の塾員には7:30に集合するようにと動員命令があったのですが、寒いこと寒いこと、氷点下の気温でした。前日午後にはテント張りをしたのですが、明日は起きられるかなあ~と言っていたのですが、やはり15分ほど遅刻してしまいました。
薄っすらと雪化粧
9:00の開場を待っておられるお客様を前に、河原林塾長が一年のご愛顧に感謝しての挨拶をされていました。年末の市ということで正月用品も販売され、しめ縄や餅花などが正月近しの気分を盛り上げていました。
正月用品も販売
さて我々鉾杉塾の役目は、会場で餅つきをして、その餅で善哉を販売すること。で、この餅つきですが、今までは唐臼が頑張っていたのですが、今回は新顔が登場、西河さん特製のちょっと小ぶりの臼に入れた餅米を四本の杵でつきます。これは早く搗き上がりますね。ただ我が感想を言えば、頭の上に振り上げて振り下ろすのではないので微妙に粘りが弱いのではとも感じなくもなかったです。最初はこの四本で搗き、仕上げは普通の杵か唐臼で搗くと更に良い餅が出来上がるのかなあとも思いました。
この臼、「これ西河さんが作らはったん?器用やなあ~」と話を持ちかけると、「これ子供にも手伝わしたら、喜んで一生懸命手伝うてくれたわ、」と仰ってました。さすが子供にいろんな体験をさせようと活動されているくろやま塾で頑張っておられる一面を覗かせて貰いました。
餅つき
この餅で善哉を販売しました。小餅二個入りで100円です。朝市の賑わいの為に販売せずに只で振る舞ってもよかったのですが、只というのは人間の心を卑しくする、と事前の会議での意見で有料にしました。以前あるイベントで京北鍋のふるまいをしたのですが、ある人がもう一杯いいかと要望されたそうです。未だの人が列で待っておられるので、有料なら、、と答えると、ほんならええわ!と怒って容器を投げ捨てていかれたという事があったそうです。そんな卑しい光景を見たくないと有料化にしました。心配しないでもなかったのですが、みなさん沢山注文して下さいました。
善哉の販売
もう一つ販売したのが、大西さん手作りの凧です。自分で絵を描いてオリジナル凧を作って貰えるように白紙のままで、凧紐もつけて500円。目立たない展示だったので私が、凧は如何ですか~、お孫さんに、、と会場を回ったのですが、どうも関心が薄かったですね。京都市内からこられた人が関心を示されたのですが、揚げるところがあれへん、とのことでした。漸く知り合いのY先生に買って貰いました。
凧も販売
子供さんも沢山来てくれるかなと思っていましたがそう多くはなかったのですが、餅つきの最期の臼を搗いていた時、近くにいた子を見て呼びかけると、搗きやすいと喜んで搗いてくれました。普通の杵や唐臼より、子供にはこの方が楽しんで貰えそうです。
子供も餅つき
なお、鉾杉塾自慢の唐臼ですが、正月の7日には北区へ出掛け、『おこしやす癒しやす京都』という福島から被災された中高生を京都へご招待する企画の一環として京都市北区青少年活動センターで行われる餅つきイベントに一役買う予定で、私も塾長と共に参加します。ちなみに福島県は日本一の納豆消費県とのことで、ここで納豆談義でも出来れば面白いのですが。
この夜半から雪が降り始め、26日朝は白銀の世界でしっかりと積もりました。20cmは越えていたと思います。早番出勤だった私は、職場で朝から雪掻きでございます。昼休みを挟んで午後2時半頃まで頑張りました。餅つきと言い雪掻きといい、体を使わなければならない年末となりました。
昨日は水口さんに大きな大きな納豆餅をいただきました。昨夜は職場の忘年会、明日は氏神さんの元旦祭の準備です。いよいよ正月近しです。
ぜんざい、おいしそうですね。有料、大いに賛成です。100円ならふるまいのようなものですね。それにしても杵つき餅のうまそうなこと。世間には心根のイヤシイ人もまだまだ多いので書いておられるようなことがあれば、本当にうっとおしい気持ちになりますね。
福島県の子供たちには、もう無条件で楽しんでもらいたいと思います。彼らはもう十分に辛いことも学んだであろうから、何かを学ばせるというような考えは無しでmfujino様と楽しい納豆談義、きっと喜んでくれると思います。
可愛い臼ですね。それにバットのような杵、これなら私でもつけそう^^毎年暮れになると、餅つき器を買おうかなと思いながら、(お味噌も出来るから)さてと「そんなに使わないかな」なんて考え、未だに買っていません。まあ、納豆餅は弟が搗いてくれますから、「ありがとう」と頂いています。
明日は納豆餅が食べられると思うと、今からわくわくしています^^
私、凧揚げ上手なんですよ(笑)新聞紙で長い長い足を足して保津川で飛ばすんです。
来年もよろしく。
京北町は薄く雪化粧。これでも、昔に比べれば雪は少ない方なのでしょう。朝市には、栃本のOさんも出品されているはずです。かつての我が家の2軒隣りの、2年先輩の人です。1軒隣のYさんは、今年の4月に亡くなられました。学年は違いますが、昔は様々な交友がありました。そんな人が欠けていくのは、何とも淋しい限りです。
餅搗きの道具も凧の形も、随分と珍しくなりました。まるて、別世界の風景の様です。それだけ、私がトシを取ったのでしよう。
世の中は変化して当然です。新しい体制や大勢(語呂合わせではありません)に着いて行けるかどうか。当分の間しばらく生きていたいのなら、なおさら順応・努力をすべきでしょう。
今年は、mfujinoさんには実り多き1年だった、と思います。来年は、どんな年になりますか。より一層の、あらゆる面での飛躍と充実の1年であることを、願いかつ期待致しております。
ほろ酔の呂律も回らぬ大晦日(道草)
なお、『おこしやす癒しやす京都』は徘徊堂さまの大好きな(^_・)立命館大学が中心となって企画・実行されます。かの栃の木を宇津に植えておられるフロンティア協会の徳丸さんがふるさと祭でこの唐臼を見て提案アレンジされました。納豆ですが、これが秋田の横手からの人でしたら、早うあの納豆発祥碑を取り壊すようにとけしかけますが、今回は福島の人達なのでこだわりもなく談義が出来そうで、いろいろ教えて貰えたらと思っています(^_・)その為には納豆を持って行って納豆餅を味わって貰わないといけないのですが、藁苞納豆でないと自慢できません。それだけ調達するのは不可能ですし、、、(*_*)
そうですね、正月は納豆餅でないといけません。私は暮れに頂いたでっかいのがまだありますのでそれで新年を祝いたいと思います。
凧ねえ、凧揚げ上手のささ舟さま様に大西さんにもう一つ作って貰って~って頼もうかな、、この大西さん、25日当日はゴム鉄砲の大会があるんでそっちに行きたかったんやけど、、と残念がられていたのですが、こういう懐かしいものも上手に作られます。ゼミナールハウスに置いてあるのですが、竹とんぼ、あれも西河さんや大西さん達に作って貰ったものです。器用なんだなあ。
朝市ですが、最近は宇津でも開いているそうです。Hさんのお漬け物なんか楽しみにしていたのですが、そちらの方に出されている様です。
新年は波乱の年になる様な世の中の流れですよね。私は波乱はというか、世の中が動くのはどちらかというと好きな方でございます。ガラガラポンが好きというべきでしょうか。停滞は嫌いというべきかも知れません。世の中変わっても、良いものはというかほんまもんは残ると思っています。絶えず未来を見つめているって楽しいものだと思っています。