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「端午節」プチ旅行~③山東省臨沂市沂南県『諸葛亮文化旅遊区』編

2008年06月09日 | 中国史跡めぐり(三国志・封神榜・史記)
6月9日(月)
今日は2度目のハントとなる『諸葛亮文化旅遊区』に行って来ました。
思えば「ここ」が、俺の「三国史跡ハンター」としての始まりだったワケです。
それが「2007年7月21日(ブログ参照してね)」のことです。
それから、まだ1年も経たないうちに、2007年の夏休みは「江蘇省・安徽省」中心、国慶節は「四川省」中心、2008年の春節は「河北省・湖北省」中心、その他「日帰り」や「プチ旅行」でも数多くの「三国史跡」をハントして来ました。
もう山東省で日本語教師をするのも、あと約2ヶ月です。
残りの6月と7月の日曜は続けて、日帰りで史跡ハントをしようと思っています。
あとは8月の夏休みに再び「上海」や「江蘇省」「浙江省」を旅しようと思っているので、そこで少し史跡をハントするくらいですね…
(ちなみに、もし留学先が上海になったら、夏休みは別の場所に行きますが…)
…てなワケで、もう「史跡ハント」も終焉間近になりまして…初めてハントした史跡でもあり、初めて1人で旅した『諸葛亮文化旅遊区』に「もう一度行ってみよう」と思った次第なんです。

今日は7時台の「バス」に乗ろうと思って、5:30すぎに起床しました。
でも、昨日の夜全然眠れなくて…(多分2時間半くらいしか寝ていません)
夕方少し寝てしまったのと、コーヒーを飲んだせいかなぁ?
そんな状態だったんですが、6:45学校を出ました。
珍しく、しかもこんな時間に通りに出てすぐ「タクシー」が拾えて、7:00「青州客運站」に着きました。
今日は曇り…ってか「霧」が出ていたんですが、霧はすぐ晴れるだろう…って思ってたんですがね。
でも全然「霧」は晴れませんでした。
それでも「雨」さえ降らなきゃ、涼しくていいからさ。
今回は「沂水」までの切符を買いました。
『諸葛亮文化旅遊区』は「沂水県」の先の「沂南県」にあります。
「バス」は更に先の「臨沂」行きなんですが、「沂水県」は経由地として「汽車站」に行ってくれるんでね。
前回は同じく「臨沂」行きに乗って、「沂南」で降ろしてもらったものの全然繁華街じゃない所でしたからね…
あそこで「タクシー」を拾えたのは奇蹟に近かったからな…
「沂水県(汽車站)」で「沂南」行きの「バス」に乗り換えれば、もっと楽に『諸葛亮文化旅遊区』に行けるはず?ですから。
7:30「臨沂」行きの「バス」は発車しました。

そして10:30「沂水」に着きました。
けっこう人民が降りたんだけど「汽車站」前じゃなかったんで、俺は降りずにいたら「バス」が出てしまいました。
そしたら、すぐ「沂水汽車站」前を通ったんで、急いで降ろしてもらいましたよ…
そして「沂南」行きに乗り換え、10:40「バス」は発車しました。

そして11:45「沂南」に着きました。

「汽車站」前から「輪タク」を拾い、11:55『諸葛亮文化旅遊区』に着きました。
去年来たときは入場料が50元だったのに、20元でした…

さて『諸葛亮文化旅遊区』内については、前回のレポートを見てください。
今回はあまり詳しく説明しません…

「お土産屋」も相変わらずショボかったです。

ここは『諸葛亮銅像広場』です。
今日は曇ってたからキレイに写真が撮れたな。
銅像の後ろにあるのは『回音壁』です。

ここは『諸葛茅廬』です。

「古隆中」を再現しているワケです。

あれ前回来たときには、『関羽』と『張飛』が外にいたのに…

『関羽』と『張飛』は中にいました。

位置関係はこんな感じです。
どうして中に移されたんだろう?

ここは『八卦迷宮』です。

前回来たときは暑くて堪らなかったけどね…

前回は品質のいい羽扇が無くて、この店の在庫見せてもらってたのに…。
もう店じゃないみたいです。

ここは『御碑亭』です。

ここは『諸葛宗祠』です。
中に入りまーす。

『諸葛』一族の「石画?」があります。
写真右は『諸葛亮』の妻「黄月英」です。

各地の「武侯祠」の紹介などもあります。
まだ行ってない所もあるし、実は「台湾」にも「武侯祠」や「関帝廟」があるんだよね~。
最終目標は「台湾」だな。

この殿内には5体の塑像があります。
中央にあったのは『諸葛亮』の息子「諸葛瞻」の塑像です。

『諸葛亮』の「車椅子」と「木牛流馬」です。

中央の殿には『諸葛亮』の塑像があります。
前回は「諸葛瑾(亮の兄)」らの塑像もあったはずなんだけど…今回は見落としたかな

『明良橋』と『諸葛宗祠』です。

13:10『諸葛亮文化旅遊区』を出ました。
そして出口付近にあったお土産屋で今回も羽扇を買いました。

これ「勉県」や「諸葛八卦村」でも売っていますが、倍の値段しますよ。

事前調査では「沂南」から「濰坊」行きの「バス」が13:30にあったので、急いで「汽車站」に行きたかったのに「輪タク」や「タクシー」が来ない…
仕方なく、歩いて「汽車站」に行きました。
何とか13:30前に着いて「濰坊」行きの切符を買おうとしたら、「濰坊行きは13時よ」って。
あらら…じゃあまた「沂水」に戻るしか無いか…。
「沂水」行きの「バス」は14:00に発車し、「沂水」に着いたのは15:10でした。
さて…「ここ(沂水)」からどうする?
「沂水汽車站」から「青州」行きは無いし、「リンクウ県」行きも無い…
でも「臨淄」行きがあるな…。
とりあえず站前に出て、「青州」行きの「バス」が通らないか待ってみることにしました。
行きの「臨沂」行きの「バス」で車掌のオバちゃんが名刺をくれてたんだけど、そこには「臨沂」から13:00発で折り返して来ることが記載されてたんです。
つまり…「臨沂」からだと、15:00~15:30くらいには、また「沂水」を通るはずなんです。
15:30になっても「青州」行きが来なかったら、諦めて「臨淄」経由で帰ろうと思っていたら、来ましたよ~
朝の運転手とオバちゃん(車掌)だし、人民にはあまりいない俺の風貌(特に顎鬚)ですからね。
彼らにちゃんと覚えられていました。

そして18:00「青州客運站」に着きました。
そして「タクシー」を拾い、18:15ごろ学校に帰りました。

約1年ぶりの『諸葛亮文化旅遊区』でしたが、相変わらず客がいませんでしたね…
だから入場料も安くなったのかな?
ちょっとこれで「50元」は高いと去年は思ったもんな~
なんか、もっと三国演義色を全面に出して…って言ってもやっぱ「沂南県」という場所的な問題かなぁ…

今回の「端午節」の「プチ旅行」はそれほどの実りが無かったなぁ。
明日はゆっくり休んで、また水曜から仕事頑張りまーす。



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