
今日の予定は午前中「南京」観光、そして午後は「安徽省・合肥」に移動です。

6:45チェックアウトし、『孫権墓』がある『明孝陵』を目指します。
サイトで調べたところ「南京博物館」から歩いて…と書いてあったので、この旅で初めての「路線バス」に乗りました。
この「ホテル」前から、降りる「中山門」まで一本道だったし、どの「バス停」の次が「中山門」か覚えておいたので、「バス」が停まる度に「バス停名」を確認していました。


7:10「中山門」で降り、「明陵路」を探すが、全然分からず…

持って来たサイトのコピーを読むと、「中山門」を越えてなきゃいけなかったのか…。
ちゃんと読んでおけば「ムダ足」せずに済んだのに…。
「中山門」を越えても、そこは「自動車道」のような道しか無く、フェンスを跨いだ敷地内に道が見えたので、その中に入ってみました。


そこを抜けて、ようやく「明陵路」へ。

城壁(左側)と並木が素晴らしく、歩いていて気持ちいいけど…暑い…


そして「前湖」を左手に見つつ更に歩く

…って、一体いつになったら「石象路」に出るの?

約1時間後の8:05、周辺の「見取り図」があり、ようやく「現在地」を確認出来ました。


8:15『明孝陵』入口に到着しました。

『孫権墓』もこの『明孝陵』内にあるんですが…この『明孝陵』って「世界遺産」だったのね。
知らなかったぞ…『孫権墓』見るついでに「世界遺産」が見れるのかぁ。
…って普通逆だろ


けど「一石二鳥」ですよ、元々俺は「世界遺産ハンター」でもあったし、「世界遺産」と「三国史跡」が両方ハント出来るんだからね。


入口を入って「翁仲路神道」を抜けます。

更に奥へと歩くと…

「世界遺産碑」があり、


この先が『明孝陵』です。


この「文武方門」で券を見せて中へ。

これは「碑殿」。

これは「神吊炉」。

これは「内紅門」。

これは「明楼」。

この丘は「宝頂」。
特に詳しく説明しませんが、『明孝陵』は「明」王朝を開いた太祖「朱元璋」の墓陵で、30年あまりの歳月と10万人の作業者を使って1381年に完成しました。
残念なことに、多くの建造物は戦火で焼かれ、現在は一部しか残ってないそうです。

歩いて来た道を一番始めの『明孝陵』入口付近まで戻り、今度は「石像路」を進みます…って、ここが「石像路」だったのかよ。


この「石像路」の途中で左手に「芝生広場」があり、そこに入ると「孫権墓」の墓標があります。



更に「芝生広場」の奥へ行くと…

「孫権」像でーす



像の裏手の建物には12枚の壁画がありました。
これは『試剣石』。

これは『溜馬澗』。
昨日の「北固山公園」の話、覚えててくれてますか?


9:45『明孝陵』を出ました。
「タクシー」なんて全然通る気配も無く、『明孝陵』前の「バス停」から適当に「バス」に乗り、「タクシー」が拾えそうな場所で降りることにしました。
10:00、この「海底世界(水族館)」前で「バス」を降り、「タクシー」を拾って『中華門』に向かいます。

この『明孝陵』がある「鐘山風景区」には「中山陵(孫文の墓陵)」もあるんだけど、俺は「孫文」じゃなく『孫権』の墓で十分満足ですから。



10:30『中華門』に到着です。
幅118m、奥行き128mもある巨大な城門で、現存するものは「清」代に再建されたもの。
1930年代には「日本軍」もここで「中国国民党軍」と戦っています。


『中華門』は中国に現存する最大の城門です。
「明」代初期に周囲34Km、城門数13の「南京城」の正門として造られました。

門の屋上からの眺めです。
10:45『中華門』を出て、これにて「南京」観光は終わりです。
「江蘇省」の省都である「南京」は、「北京」「西安」「洛陽」と並ぶ『中国四大古都』のひとつであり、見所も多く、普通2~3日は滞在するんでしょうけどね…。

この後は「安徽省・合肥」に行きます。
『中華門』から歩いて行けそうな距離で、地図に「汽車站」が載ってたので行ってみます。


11:00「南京南站」…って「火車站」っぽいぞ。
俺が行きたいのは「中華門汽車站」です。
この記事を編集してるときに気が付いたんだけどさ、俺はここが「汽車站」だと勘違いしてたかも。

でも「バス」も1台も停まって無いから、すぐ「タクシー」に乗って、別の「汽車站」へ急ぎます。


11:15、地図に載ってた「中北客運站」で降ろしてもらったが…。
これ閉鎖されてるじゃん。

「タクシー」の運転手もそういうの教えろよ

俺は「これから合肥に行く」と言ってるんだし。
結局「漢中門汽車站」まで、また「タクシー」で移動するハメに。

11:30「漢中門汽車站」に着きました。

ここから「合肥」行きがあるのは知ってたけどさ…またここに戻って来るんだったら「ホテル」に荷物を預けて観光してれば良かったよ。

そうすれば、少しは楽になったってのに…。
まぁでも結果から見て、物を言っても始まらないからね。

事前のチェックで「合肥」行きは、11時半発だと思ってたんで「ハラハラ」してました。
「バス」は11:50に出発しました。

でも「バス」は30分くらい進んだ所で客待ちを始めました。
どうしても「満席」にして発ちたいようです。

早く目的地に着きたいのに、いつ発車するのかも分からない…。
さすがに「30分」くらい待たされた頃にはキレ始めてきて、窓ガラスをガンガンと「肘」で叩き、「苛立ち」を表してみました。

さすがに俺のような風貌の男が怒ってる…と「運転手」も「車掌」も気にはなったようだけど、続けて外で「客引き」してやがる。

結局「満席」になったのは1時間以上も後のことですよ。
その頃には、さすがに他の客もキレてたけどね。

「時は金なり」ですよ…「1時間待たせた分安くしろ


なんか昨日から行動は裏目に出たり、道が分からなかったり、工事中や閉鎖があったり、歩き過ぎたり…と、どうも「南京」の印象が俺には良くありません。

その「南京」を離れる時まで「客引き待ち」でしたからね…

続きにて「合肥・逍遥津公園」編をお楽しみに

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