METALTEACHER Blog

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ITALIAN PROGRESSIVE ROCK FESTIVAL Autumn to Spring Vol.2!

2012-05-17 18:33:49 | 日記
「プログレッシブ・ロック」あるいは「プログレ」と呼ばれる音楽ジャンルをご存じだろうか。詳しいことはウィキペディアあたりを読んでもらえば分かるが、かなりマニアックな世界ではある。ただ、メタルを極めていくとプログレに行き着くことが多いし、メタルとプログレの関係はかなり深い(先日アップしたDREAM THEATERは両方の要素を持ったバンドだ)。
最初は俺もKING CRIMSONあたりを聴いて、「忍耐を要する(退屈な)音楽だなー」ぐらいにしか思わなかったが、ここ数年、だんだんこの世界にハマってきた。そして、まさか自分がプログレ・バンドのライブを見に行く日が来ようとは・・・・・・。
しかも、この日参戦したのはイタリアのプログレ・バンドのライブであった。日本でプログレといえば、イギリスのPINK FLOYDやYESなどが有名だが、イタリアのバンドは、本当に好きな人にしか知られていないだろう。
しかーし、この日のライブで、私は嗚咽が止まらないほど涙を流してしまった。何故か? ひとつは、あまりに劇的な曲の展開に心を動かされてしまったからである。とにかく、聴き手のツボを見極めたうえで、「これでもか、これでもか」というほど仰々しく引っ張ってくるから堪らない。また、楽器にヴァイオリンやシンセを使うことによる効果も大きいだろう。楽曲に荘厳さや格調が加わるのだ。さらには、イタリア語の歌詞、イタリア語での歌唱という要素は意外に(?)無視出来ないと思う。ドラマティックなナンバーについて言えば、英語による歌唱よりも遥かに説得力があるのではないか。そういえば、イタリアの音楽といえばオペラやカンツォーネ、これって、日本人にとってはちと恥ずかしいほど仰々しい音楽だと思わない?
今回のフェスは3日間行われたが、ラインナップではI POOHというバンドが3日間ともヘッドライナーを務めた。さすが国民的バンドと呼ばれるだけのことはあり、貫禄充分で素晴らしいパフォーマンスだった。特に3人のヴォーカルと泣きのギターは強力で、映像を見た時もすごかったけど、ナマは圧倒的に説得力があった。
2バンド出演でチケット代は税込14,800円だったけど、まったく高いとは思わなかったね。それにしても、これからどんどん深みにはまっていきそうで怖い。

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