METALTEACHER Blog

メタル好きの高校教師がいろいろ書いております。

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2011-03-04 23:34:59 | 日記
卒業式が無事終了した。
3年生の担任として卒業式を迎えるのは、これが4回目。
1回目の卒業式では、担任の最後の挨拶の時に、教室後方の清掃用具入れに隠し入れていた花束をサプライズで贈られた。
2回目の卒業式では、文化祭のクラス企画でお世話になった和菓子屋さんのどら焼きを、卒業記念に贈ってやった。
3回目の卒業式では、卒業生退場時にクラスの生徒に取り囲まれ、コサージュを一斉に投げつけられた。
何か、だんだん扱いがひどくなってねーか?という不安を抱えたまま、今日の日を迎えたが、今年は胴上げ、そしてそのまま抱えられて退場口まで運ばれた。
生徒の卒業アルバムにもいっぱいメッセージを書かせてもらったし、多くの保護者の方にお礼の挨拶をいただいた。いちおう、それなりの仕事は果たせたのではないかと思っている。
今年の生徒会誌には、『工業高校を卒業する皆さんへ』というタイトルで担任用の原稿を書かせてもらった。さまざまな問題を抱える現代社会において、たんに技術者としてだけでなく、一人の人間としてどう生きていくべきか、問いを投げかけたつもりだ。クラスの生徒のうち何人があの文章の意味を読み取ってくれるかは分からないが(誰もいないかもしれない)、とりあえず種だけは蒔いておくことにする。
ところで先日、教頭から来年度の仕事について依頼を受けた。まだ正式に決まったわけではないが、かなり責任の重い職務に就くことになりそうだ。ま、年齢的にはいつ重責を任されてもおかしくはなかったんだけどね。とにかく、担任はしばらくやらせてもらえそうにない。ちなみに出世とかは考えていないので、ずーっと担任やらせてもらえない、ということはないと思うが。
人事異動も一部発表された。生徒だけでなく、教師も、人生の新しいスタートを切ろうとしているのだ。

HELLOWEEN & STRATOVARIUS LIVE AT ZEPP TOKYO!

2011-03-03 23:57:34 | 日記
今日は卒業式予行。そして、昨日は入試(後期選抜)がありました。
というわけで、3年担任と教務の仕事(と建築士の勉強)で忙しい今週月曜日夕方、職員会議、学年会議と続けてこなした後、雨の中をZEPP TOKYOに向かう俺って、アホなくらいメタル好きだわ。
開宴15分ほど前に会場前に到着。しかし、そこにはこれから入場しようとしている客がまさにとぐろを巻くほどの大行列となっていた。
会場に入ると、中から大音量が聞こえてきた。結局STRATOVARIUSのオープニングに間に合わなかったではないか。一体どーいうことよ? 俺はまだ当日券だったからしょーがないって思えるけど、前売りを買っていたから早めに入場出来たのに、という人は、悔やんでも悔やみきれないだろう。
コートを着てカバンを抱えたまま中に入ると、STRATOVARIUSの堂々としたステージが始まっていた。特にティモ・コティペルト(Vo)のメリハリある動きは、彼らのドラマチックな楽曲を更にスケール・アップさせていたと思う。そして、復活したヨルグ・マイケルのドラミングも安定している。マティアス・クピアイネン(G)については、少なくともステージ上での存在感はまだこれからといったところだが、テクニックは前任者のティモ・トルキと遜色ないだろう。いずれにしてもベテランらしいパフォーマンスで、オープニング・アクトとはいえ、もっと演奏してほしかったし、HELLOWEENはこの出来を超えられるのか、と大いに不安になった。
しかーし、結論から先に言えば、HELLOWEENはもっとすごかった。じつは結成25周年を迎えたHELLOWEENのライブを観るのはこれが初めてなのだが、TVのライブ映像などで気になっていたアンディ・デリスのヴォーカルが、生で観て違和感を感じなかったのだ。特に『KEEPER OF THE SEVEN KEYS PartⅠ&Ⅱ』の楽曲があまりに凄すぎて、(かつての)マイケル・キスクよりは伸びがなく弱いアンディのヴォーカルがそれほど気にならない。で、観客もそれに反応して盛り上がり、自分自身も感情が高ぶり、それによって更に楽曲の印象度も高まるという相乗効果が起こっていた。”March of Time”ではサビのコーラスを一緒に歌いながら、涙が出てきたもんな。
もちろん、アンディ在籍時のナンバーについては非常に説得力に溢れ、特にアコースティック・ヴァージョンの”Forever and One”は大変素晴らしかった。
ライブの流れも良く練られたものであり、演奏もベテランらしく安定していた。
はっきり言って、アンディ在籍のHELLOWEENをナメてました。どーもすいません。こんなことならもっと前からライブに行くんだった。