暁の雲(平安語調平成日誌)

花をめで 鳥をうらやみ 霞をあはれびつつ
露をかなしぶこころ ここに記す
秋の月を見るに 暁の雲に会へるがごとし

太郎冠者・・・侘助にあらず

2011-03-03 | 樹木・植物・動物・有職故実

こ は 人の「ももいろ侘助」など言ひて 愛づる(めずる)が

さ に あらず

誠の「侘助」 花は半開にして 一重の 小花を 茶花に刺す

太郎冠者なるは 大輪の 大開の 春になりて咲く・・・
「カメリア」など言ふ 異様の国の 改良種に似て 品なし まして 奥ゆかしうはあらぬに
婆さま 「いとかなし」などいふ いとにくし  

誠の「侘助」は 早生にて 晩秋に開く

現世(うつつよ)の 乙女らに

♪・・・春ごとに 流るる川を 花と見て 折るまじ 見ずに 袖や濡れなむ・・・♪(本歌43古今春) 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿