暁の雲(平安語調平成日誌)

花をめで 鳥をうらやみ 霞をあはれびつつ
露をかなしぶこころ ここに記す
秋の月を見るに 暁の雲に会へるがごとし

誰も見ぬ花

2011-12-19 | 樹木・植物・動物・有職故実

継母なる人 「春まで・・・」と 預くるをのこご

いと うつくしげなるが

誰も見ぬ花八つ手を好みて

日がな一日

眺めをれば・・・

・・・・・・・???(ーー;)

竜宮よりの見入れもあるべし・・・
(注)(どこから見ても美少年なので)竜宮からの使いに連れ去られそうだ・・・【西鶴・男色大鏡1の3】

「汝は 花アブにや?」

など笑ひて尋ねしが

艶めきたる葉のもとに沈みて
絶えて答ふることなし

♪・・・冬咲きの 日陰の花を思ひせば 燃えても 春を 待たましものを・・・♪(本歌:古今791) 

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