メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <昨日は大学に!>

2012-02-17 15:32:28 | Weblog
昨日は近所の芸術大学に行ってきました。宝塚大学という大学です。山のてっぺん(?)にあり、会社からの帰り道に見えます。最寄りの駅から徒歩15分なんて書いてますが、おそらく無理でしょう。坂が急すぎます。

今回卒業制作展用の什器を作らせていただき、昨日が納品したので組立方を教えるために、大学登場しました。

会場のカフェテリアでは、たくさん学生が待ってくれていました。30人以上?こんな沢山だとは思わず、中心メンバーせいぜい5人ぐらいに教えるのかと思っていました。ちょっとびっくりと同時に、卒展への意気込みを感じました。

あいさつも手短に、テーブルの上で実演をはじめました。今回のダンボール製什器は、学生の皆さんに組み立てていただかなくてはならないのです。経費削減のためです。でも、学生がダンボール什器を組み立てるのはいい経験になるはずですし、ちょっとしたコツもお教えするので社会人になってから役に立つこともあると思います。そういう意味でよかったと思います。

テーブルが滑る!みんなの視線を感じる!きれいに折れなかったらどうしよう、と不安になりながらもなんとか実演することが出来ました。脚を一つ組み立てた後は、手順に従ってみんなの前で一人ずつ順番に少しずつ組み立てをお願いしました。私が全部組み立ててもいいですが、学生にしてもらうことで体験してもらえるし、こちらの説明が不十分なところも分かるからです。

ミスもあったのですが、なんとか組立が完了しました。実はちょっと痛いミスだったのですが、よりしっかりと理解してもらえたんじゃないかと、いい方向に解釈しておきます。

その後は、学生さんに組み立てていただきました。一人でという方はさすがにいなく、2人以上のグループでレジメを見ながら、説明を思い出しながら、作業を進めていました。両面テープの貼り方をレジメにして持って行ったのですが、大活躍でした。私は、学生の組み立てる周りをぐるぐる回るだけで特に何もしていませんでしたが、ちょっと先生になった気分を味わいました。(頼りにされていませんでしたが)

説明がよかったのか(笑)、皆さん間違いもなく完成させていました。なかなかいい感じです。「とても綺麗な什器が出来てほんとに嬉しいです。什器の組み立てに、その他の作業もあり大変ですが、よい展覧会にするので是非楽しみにしていてください!」という内容のメールもいただきました。ありがたいことです。

最後に、会社や今までコラボしてきたことなどを紹介しました。4回生ということもあり、学校から見学に来ていただく機会はないですが、社会人になってからも見学に来てかまわないと伝えておきました。学校から近いこともあり、この縁を大事にしたいです。

宝塚大学造形芸術学部卒業制作展
2/29(水)~3/6(火)
兵庫県立美術館
ブログはこちら

ぜひどうぞ。


--------------------------------------------
 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
--------------------------------------------
 芳川紙業株式会社 総合企画開発部 須川栄司

 BMB参加中

芳川紙業やメルフについてはこちらをどうぞ。
オリジナル商品についてはこちらをどうぞ。(古い記事ですみません。デザインなど変更しているものもあります)

人気ブログランキングへ
どうぞクリックよろしく
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダンボール作用点 <見学会... | トップ | ダンボール作用点 <ひさし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事