メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <最近よく見られるダンボールケースの工夫について考えてみました>

2018-06-20 08:33:36 | Weblog
阪神大震災を想起させる様な地震でした。幸いにして弊社は被害もなく営業していますが、まだまだ不便な状況も残っています。

余震の心配もあるようですし、梅雨の大雨の予報もあります。皆さんお気をつけください。


最近、ダンボールケースの開封を手軽に行えるように、封したテープを簡単に剥がせるような切り込みの入ったダンボールケースを、通販などでよく見かけるようになりました。



この切り込みの特許取得者から、弊社にも売り込みがあったことがあります。15年以上前かな?

弊社では採用することがなかったのですが、その当時は「こんなの要る?」というような風潮でした。

ネット通販の盛況に伴って、採用事例が増えてきました。切り込みの形状などに、各社それぞれ特徴を出しています。

確かにカッターなしで開封できるというのは便利な場面もあると思います。

ただ最近は、これを使うと本体に穴が開いてダンボールケースを再利用しにくいやん、と思うようになりました。

結構大きな穴が開きますし、破いたときにどうしてもきたなくなります。またその分強度が弱まります。

となれば捨てるしかないかなと、なってしまいます。

ダンボールはリサイクルの優等生と言われていますがすぐリサイクルではなく、次の使い道ができるようなものであってもいいと思います。

身近にハサミやカッターと少しの労力ががあれば、必要もないですよね。

でわでわ。




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